見出し画像

【植毛後のさらなるボリュームアップ!!】

猛暑ですね〜。日中は風が吹いても、もはや熱風ですね…
熱中症、体調には皆さんくれぐれもお気をつけてください。

最近、「刈り上げない植毛なら沖田先生のところで」とか、「アークの沖田先生のところで話を聞いてみたら?」とか、同業の方からも患者さんをご紹介していただく機会が増え、有り難い限りです。 ありがとうございます!!


厚く御礼申し上げます


今回のテーマは、、

「植毛後のさらなるボリュームアップ!!」


サクッといきたいと思います!



植毛すれば移植毛が生えてきて髪のボリュームは増えます。
(厳密にいうと、密度アップ重視の手術なのか、美容的な要素重視の手術なのか、治療のコンセプトが少し変わってきますが、ここはボリューム重視の手術と考えてみてください)

前に私が勤めていた大手植毛クリニックでは、自分が担当した患者さんだけでなく、他のドクターが担当した患者さんを検診で拝見したり、アンケートを見る機会が度々ありました。

1年後の結果として、「とても満足してます!!」という患者さんもいらっしゃれば、中には「生えてはいるけど、もう少しボリュームがあったらもっと嬉しいんだけどなぁ…」と言われる方もいらっしゃいました。

人って慣れてしまう生き物なので、毎日自分の姿を鏡の前で見ていると日々の変化に気づきにくかったり、現状の自分に見慣れてしまって、過去どうだったのかを忘れがちです。

「もう少しボリュームがあったら…」と仰る患者さんに、術前・術後の比較写真をご覧いただくと、『こんなに変化していたんですね!!』と驚かれる方は少なくありませんでした。

しかし、それでもやはり「もう少し密度があったらなぁ…」という期待や美意識の高い患者さんが一定数いらっしゃったのも事実です。
(ですので、私は高い生着率と密度感を意識した手術を心掛けていました)



そもそも1回の植毛で可能な毛穴作成の密度には限界があり、残念ながらどうしても元々の密度には及びません。。

しかしながら後頭部の髪の毛は、AGAで弱っているM字や頭頂部などの毛と比較すると太いので、その太さがある程度ボリュームアップに寄与してくれます(髪質には個人差があり、太い髪質の方もいれば細めの方もいらっしゃいますが…)。

でも、やはり元々のボリューム感まで手術で再現するということは、なかなか厳しいというのが実際のところです。。

そんな時、そこで終わらせず、さらなるボリュームアップを図る方法がいくつかございますので、今回ご紹介します。

植毛後のさらなるボリュームアップ!!


①追加で植毛をする!!

半分正解で、半分冗談です(笑)
いや元の密度に近づけるという意味では、一番理にかなった方法であり、正解といえるでしょう。

密度アップの手術を行うには、再移植できるような隙間があることが前提です。

隙間がなければ、移植毛(前回の手術で移植した毛)や既存毛(元々生えている毛)を傷つけてしまうリスクが高まってしまいますからね。

メンテナンスが不要というメリットがある一方で、再度ダウンタイムや費用がかかるというデメリットがあります。

追加で植毛します?



②パーマをかける

髪の毛にウェーブをかけることで隣接する毛髪と絡み合い、ボリューム感を出すことが可能です。

費用は多少かかりますが、手軽にできる方法ですし、オシャレにも見えやすいですね。

また、カットやスタイリングの仕方でも見え方は大分変わりますので、薄毛に理解のある美容師さん、理容師さんに相談してみると良いでしょう。


パーマをかけてみます?



③ヘアカラーをする

ヘアカラーといっても、黒色ではなく、茶色金髪がオススメです。実は髪色と皮膚色のギャップがあると薄毛は目立ちやすいのです。

例えば、白い紙「黒」で書いた点はくっきりと目立ちやすいですが、白い紙「白」「茶色」や「黄色」などで書いた点は目立ちにくいといった原理です。

この髪色と皮膚色のコントラストを軽減して、視覚的効果(”ある”ように見せる)を狙うことができます。

有名人でいえば、所○ョージさんです。

ただ、仕事によっては染めるのが難しいという方もいらっしゃるかもしれません。

髪色を変えてみます?



④SMP(Scalp Micro Pigmentation)

これは特別な染料と針を使用して、色素を頭皮に定着させ、髪が生えているように見せる(カモフラージュ)施術です。

通常数年で色素が抜けて薄くなっていくこと、植毛と違って立体感がないこと、費用がそれなりに掛かってしまうことなどに注意が必要です。

多くの場合、1クール3回程度の施術で完了しますが、個々のニーズや希望によっては、追加が必要となる場合もあります。

ノーリスクではなく、不自然になったり、色素が滲んで見た目が悪化してしまうことがあります。

毛のない部位、特に生え際はデリケートな部位ですので、施術を受ける際はくれぐれもご注意ください。

隙間が大きく目立つ場合は植毛の方が適しているケースもありますし、SMPをどこで受けても決して同じ結果というわけではありません。

植毛と同じで 『誰に相談するか』 『誰がやるか』 がとても重要ですので、施術者を吟味して欲しいと思います。


SMPにトライしてみます?



⑤魔法の粉

スーパー○リオンヘアーに代表される”魔法の粉” 増毛パウダーです。
俗に言う”ふりかけ”です。

気になる部分にふりかけると、特殊加工された繊維が静電気で髪に付着し、髪が増えたような仕上がりになります。

これは本数が増える訳ではなく、髪が太くなったように見えることで、ボリュームアップを図ることができます。

細く痩せ衰えた既存毛だけでなく、植毛で移植された太い毛にも粉が付着するため、一本一本がより太く見えるようになります。

また植毛で毛髪自体の本数も増えているため、粉が付着できる面積が増大していますから、その点でも効果的といえます。

この方法は無毛部に行うと不自然になりやすい傾向がありますが、毛がそれなりにあるところであれば不自然になりにくいという特徴もあります。

手軽に使えることが魅力ですが、毎日ふりかけないといけないので、面倒くさがりな方にはあまり向かないかもしれません。


やっぱり魔法の粉?



⑥結着増毛

アデ○ンスとかリー○21とかですね。

これは、1本1本の毛の根元に人工毛を結び付ける増毛法です。
毛がなければ括り付けられないので増毛できませんが、植毛で“移植毛”が増えることによって、括り付けられる土台の数が増えます。

しかし、これは荒技的な方法であり、注意が必要です。

というのは、毛が引っ張られるからです。

『牽引性脱毛』という病名があるくらい、引っ張られる力というのは毛髪の組織にとって負担なのです。。

強く、また繰り返し引っ張られ続けると脱毛を起こしてしまうかもしれません。

強く引っ張らないで!!


まとめると、、、

①追加で植毛をする!!
②パーマをかける
③ヘアカラーをする
④SMP(Scalp Micro Pigmentation)
⑤魔法の粉
⑥結着増毛

です!!


最後までお読みいただきまして、ありがとうございました!!
まだ暑い夏が続きますので、体調にはくれぐれもお気をつけくださいませ!!

少しでも面白かったよ〜と思っていただけたら幸いです。
スキをぽちっと押していただけると励みになります。
今後も頑張っていきますので、コメント・フォローなども頂けますと嬉しいです。


次世代の「 刈り上げ “ ない “ 自毛植毛 」の時代へ
AGA by Ark Clinic
薄毛のお悩み、お気軽ご相談ください。
オンラインカウンセリングもございます。
↓↓

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?