冬じゅう紅葉している多肉植物が可愛くて楽しいので布教したい
説明なしに、まずは見て欲しい。
これは、多肉植物。私は今、多肉植物にハマっている。それも強烈にハマっている。
きっかけはInstagramで見た、上の写真のように"紅葉"をしている多肉植物の写真だった。あまりにも可愛くて、そのカラフルさに圧倒されてしまった。
その後、実際に多肉植物を買って育ててみると、育てる・鑑賞する以外の楽しみ方がたくさんあることを知った。
それが本当に最高だったので、多肉植物の楽しさを布教したくてこの文章を綴っている。
◆多肉植物との出会いと3ヶ月後の現在
初めて購入したのは、去年の10月末。なんとなく寄ったホームセンターにて、1号鉢の小さな多肉植物にひょいと手を伸ばしてしまったのが、沼にハマるきっかけとなった。
▲最初に買ったひとたち。乙女心(左)と ブロンズ姫(右)
多肉植物は、葉っぱが厚くて、その中に水分を保有する植物。ぷっくぷくでハリがある。そしてコロッとしたフォルムも可愛い。
私がこの2つの鉢に手を出した3ヶ月後の、現在のベランダはこちら。
爆増。
室外機の上に入り切ってない鉢も5鉢ほどある。ちなみに真ピンクのは多肉植物でなくサボテン。
一口に多肉植物と言っても、いろんな色や形のものがある。コレクションするように買ってしまい、たった3ヶ月でご覧の有様だ。
それでは多肉植物の魅力をたんとご紹介していきましょう。
◆多肉植物の3つの醍醐味
まずは、私が思う多肉植物の3大醍醐味から。
醍醐味①紅葉するとおそろしく可愛い
普通、紅葉といえば秋だが、多肉植物の紅葉のベストシーズンは、今のこの時期。冬。
多肉植物は、寒さにさらされると紅葉するのだ。それも、各々が思い思いの紅葉をする。真っ赤に染まるものもあれば、黄色に染まるもの、縁だけ赤くなるもの、ピンクに可愛く染まるもの、本当にさまざま。冬はベランダが色とりどりになる。
見てこれ。私が寄せ植えしたものと、その他。これでも全然まだ紅葉MAXではないんだけど、カラフルで可愛いでしょう。冬のベランダ最高。
寒さが深まるにつれて、日に日に色が濃くなっていく。その変化が日々楽しい。
多肉植物を迎えてから、朝起きてすぐ「今日も元気かな?」と、多肉植物の様子を見にベランダに出るという楽しみができた。朝からワクワクできるの、すごく良い。健全。
ちなみに外が暖かくなってくると紅葉は醒めて、緑になるものが多いらしい。
醍醐味②寄せ植えが可愛いし楽しい
多肉植物は、寄せ植えといっていろいろな株を同じ鉢に植えて楽しむことができる。これがまた可愛い。さっき私の寄せ植えも載せたけど、紅葉した姿をイメージして寄せ植えをすると、秋冬めちゃくちゃ可愛くなる。
そしてこちら、冒頭でもお見せした写真。
nao.ta29さんの寄せ植え。たくさんの種類がぎゅっと寄せられている。紅葉が色とりどりでブーケみたいで、とても可愛い。
寄せ植えそれ自体が可愛いのは言うまでもないのだが、それを作る過程もめちゃくちゃ楽しい。どの苗をどこに配置しよう、と考えながらひとつひとつ自分の手で植える。紅葉したときの色味を考えながら、いろんな品種を植えていくの、本当に楽しい。
醍醐味③増やすのも楽しい
多肉植物を楽しむ醍醐味のひとつが紅葉、ふたつが寄せ植えだとすると、3つ目はこの「増やす」という作業じゃないかと思う。
多肉植物はなんと、葉っぱをプチっとちぎって土の上に置くと、根と芽が生えてくるのだ。
▲葉っぱをちぎって置いておくと
▲出る。
もう私、最初それ知って本当にびっくりした。え?再生…?って。
根と芽が出てきて、成長するのだ。そうすると好きなだけ増やせるし、増やしたものはまた寄せ植えに使えたりする。
ちなみにちぎった葉っぱ、根が出てきて土に植えて今はこんな感じ。別の葉っぱも仲間入り。この増やし方、正式には「葉挿し」という。
増やし方はこの葉挿し以外にもさまざまあり、それを使い分けて皆様増やしてらっしゃる。
ちっちゃい芽が成長していく姿を見るの、すごく微笑ましい気持ちになる。
◆まだまだ魅力があります
まず3つの醍醐味をご紹介したが、まだまだある。多肉植物の魅力。
育てやすい
多肉植物は、育てやすさも魅力のひとつだ。品種にもよるけれど、基本的にはあまり気難しい植物ではない。
あのぷくぷくの葉っぱは何のためにぷくぷくなのかというと、中に水を蓄えているのだ。そのため、水をあげなさすぎて枯れる、ということがほとんどない。さすがに3ヶ月とかあげないと枯れちゃう(らしい)けど、1ヶ月くらいあげなくても基本的には問題なく生きている。確か。
なので、面倒くさがりの人でも育てやすい。実際私は面倒くさがりですがまだ1鉢も枯らしていません。
比較的安価
ホームセンターとかに売っているメジャーな多肉植物だと、大抵100円〜数百円でゲットできる。
私が一番最初に買ったような小さい多肉植物だと100円台から変えるし、ダイソーなどの100円ショップにも売っていたりする。安くて買いやすい可愛いヤツです。
新しく始める趣味としては、とても良心的な価格。
しかし珍しい品種とかになってくると桁が変わる。どこの世界も一緒よね。ギターと同じです。(?)
鉢や缶をリメイクするのも楽しめる
多肉植物とは少しだけズレるのだが、多肉植物を楽しんでいる人は、缶や鉢をリメイクしたものに植えて楽しんでいる人が多い。
料理に使ったあとのトマト缶やサバ缶を、洗ってラベルを取り、塗料を塗ってリメイクするのだ。
何故かわからないけれど、多肉植物愛好家の方々、植える鉢まで自分で作ってしまう人が多い。たくさん種類買って増やしてリメイクまでして、すごいバイタリティだなと私はひそかに思っている。
私もやってみたんだけど、それはそれは楽しい。「ハケで塗料を塗る」という作業がすでに楽しい。物を作るのが好きな人はハマるんじゃないかなと思う。
写真、私が初めてリメイクしたツナ缶とトマト缶。作ったのがクリスマス前だったので、クリスマス仕様に。SAZA COFFEEのクリスマスブレンドはとっても美味しかったです(パッケージをラベルにお借りしました)。
あまり水をあげなくていいから家を空けられる
植物を育てる時にネックになるのがお水問題ではないだろうか。
前述したが、1ヶ月ほどお水をあげなくても基本的に多分平気なので、旅行とか全然行ける。
なんなら、引きこもりの私的には2週に1回くらいしかお水あげられないの寂しいくらい。もっとあげたい。
名前が可愛くて独特
乙女心、朧月、桃太郎、アプリコット美人、姫秋麗、ストロベリーアイス、七福神、不死鳥、仙人の舞、などなど・・・
めちゃめちゃ可愛いものから(中二みたいな)不思議なものまで、多肉植物は名前が特徴的なものが多い。これがまた乙女心をくすぐるんですよね・・ついつい名前買いしそうになること、よくある。
ちなみに私が今めちゃめちゃ欲しいのは「ストロベリーミルククラウン」。(高級多肉なんだけどめちゃめちゃかわいい)
◆まとめ:とにかく可愛くて楽しい
多肉植物、とにかく可愛いんです。私は3ヶ月でたくさん増えたけれど、ほんと、長年育てている人は比にならないくらい数多くもっている人が多い。
あと、多肉植物は春と秋に成長するものが多いので、始めたい方はこの時期すごくいい。成長する時期のほうが、お世話も楽しいので。
世間では、新型コロナが流行してから、もう1年になる。
関東その他は緊急事態宣言下で、街は20時になるとどんどん明かりが消えていく。居酒屋でたらふくお酒を飲めなくて、とても寂しい。1年経って慣れてきたとはいえ、感染リスクだって潜在的にストレスだ。
そんななか、ベランダにたくさんのぷくぷくがカラフルに紅葉しているのを見ると、少し心が癒される。
多肉植物歴3ヶ月のわたしには素敵な手持ち写真がなかったので、Instagramのタニラー(多肉植物愛好家)さんたちにお借りしました…🪴感謝
今度はうちの可愛い多肉植物も紹介したいなと思います。
私の多肉植物アカウントもよければどうぞ。