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紫の夜に憧れて

こんにちはヒトミンスキーです。

ヒトミンスキーのTwitter、11年ぐらいツイ廃と呼べる程ツイートし続けて来たのが今年に入りここに来てイ゛ィーーーーーッとなってしまいSwarmappで位置情報をログるぐらいに絞ってますが生きてはいます。絵もすっかり描いていない。意欲も禍によりゆっくりと削がれ今やただの人です。筆を置いてるだけで折ってないし、生きてるから別にいいです。そのうち描きます。


この2年、私の希望になっていたスピッツのMIKKEツアーが遂に中止の判断となり文にでもしたためないと気持ちの整理つかなくてマジで心がしぬので書きに来た次第。


2019年の年始だったかアルバム「MIKKE」が発表されツアーもやるよとの事でファンクラブ「Spitzbergen」での先行予約は息を吸うように当たり前に申し込んだ。1人1枚、第5希望公演まで選べるという先行抽選。

更に遡る事数年前のツアー、私の故郷の岐阜・長良川メモリアルドーム(※ドームという名のホール)での公演をゲットしていたが祖母の通夜と重なりお譲りに出した。その日の夜はばーちゃん亡くなって悲しいのとライブ行けなくて悲しいのとで深夜実家の布団で泣きながら「みなと」と「雪風」をエンドレスリピートで聴いていた思い出がある。何故その曲かは、なんとなく察してもらえれば。

そんな事もあり、名古屋へ嫁いで10年程になるが今度こそはと岐阜公演への想いが並々ならぬものになっていた。更に岐阜は何故かツアー千秋楽。激戦は把握していた。それでも第1岐阜、第2から4で名古屋、そして第5で遠いながらも三重で申込。結果、第5の三重が辛うじて当選だった。三重第1の方には悪いが、岐阜とのトレードもあり得るだろうと公式チケットトレード開始があるのを心待ちに翌年7月まで大切に権利だけ持つことにした。物理的なチケットは昨今の転売防止観点からも当日まで持てない仕様になっていた。

チケット代だけでひいひい言っている経済状況の人間なのでMIKKEの盤を買うのはライブチケ取れてからでも遅くないだろうと伸ばし伸ばしにしていた。楽しみは先に取っておいてもそれはそれでいいだろうと。誰に何を言われようと、それでも私はスピッツファンである。スピクラ。強めの思想のファンみたいな感じをクラスタと呼んでいた。あの頃とはその後意味をガラリと違えてくる単語のひとつになった。


そうこうしている内2020年、禍である。

岐阜公演は2020年7月を予定していた。あれよあれよと情勢は激変しツアーは延期。岐阜は2021年6月に、しかも千秋楽ではなくなった。それでも楽しみが先になっただけとただ一筋の希望としていた。

禍のせいもあり2019年か2020年かは記憶が曖昧だが、FC先行で三重を取った後もぴあやe+、ジェイルハウスの先行などで果敢に岐阜公演にアタックしては敗れていた。友人フォロワー諸氏に頼んでもとにかく全滅だったが諦めなかった。最後の望みの一般発売朝10時にPCとiPhoneに張り付き1タッチ入魂でなんと一般販売でチケットが取れた。朝10時にアタックするチケであまり取れた試しのない私なのでしばらく呆然としたが即決済もでき、チケ運って都市伝説じゃなかった神様ありがとうThanks God It's Wednesday!!!!状態になった。

というわけで三重と岐阜というカードを持った私だったので長くつらい禍も希望のみを胸にやり過ごしてきた。その反面、いつ払い戻しの号令がかかるかと怯えてもいた、が、希望でそれをフタして抑えこんできたというのは今となってはようやく言える。トレード予定だった三重も行けるものならばそりゃもう行くよ手放すものかと考えが変わっていた。

https://spitz-web.com/news/6363/

恐れていた払戻の号令、それが4月12日に発表された。ツアーの正式な中止である。そして苦渋の決断の公式文と共にアリーナツアーも発表された。幸いな事に、名古屋は2days用意されていた。だが、席間引きがどのくらいになるかわからない上に私と同じ並々ならぬ想いの人が中止になったライブチケの数だけいる。岐阜を一般で取る時以上の激戦は想像に難くない。正直自信はない。それでも希望は持っていたい。

本当にもう今、スピッツのライブがいつか見れる事だけが明日も私を生かしてくれてる理由。の、ひとつ。他のライブやお笑いとか勿論楽しみは色々あるから、「生きる理由のひとつ」。スピッツはスピッツでしかないので他と比べる事ではないのも私もこれを読んでる方も賢明なので言うまでもないけど。

公式の前置きもあってかチケ代が高いとか今回少しも思わなかった。払戻は新しいチケ代とグッズへ全ツッパするしか考えていないし。とにかくライブを無事に楽しく迎えたい、それだけ。

https://youtu.be/nqjkgsRD7Sw

NEWS23のエンディングテーマに「紫の夜を越えて」が起用され久しくなってきた。しんどい一日のニュースの最後に一部分だけでも流れるそれは希望のメロディでしかない。君の名は希望。

配信リリースとなりTBSのCDTVライブやMステ、NEWS23でも特集や演奏が見られて中でも初披露のCDTVライブの時は誇張でもなんでもなくテレビ前に正座をし見終わって泣きながら深く一礼までした。アップテンポというかリズムが跳ねる曲でさぞたむ(ベース田村氏)が動くだろうと予想はしていたがそれ以上に動きあまりにもたむらしくてそこも泣いた。動きたかったんだよなぁ、たむが一番さぁ。ギターも鳴いた。ドラムも弾けた。いつものスピッツがそこで演っている事実をより鮮明に出してくれる曲だと思った。

インタビューで紫は夜明けが近い色と私は聞き取ったが私の夜はまだまだ真っ暗くらのくらやみマンよ。(※アンパンマンに登場するヴィラン、くらやみマンびっくりする程怖いのでみんな一度見てほしい。子供向けアニメにかつてない絶望をブチ込むすごいトラウマ製造キャラです。)宇宙で最も暗い夜明け前でも可。

幸いお笑いが好きでお笑いの配信は毎日のようにあるので買える配信は買ってあとはテレビやラジオやYouTubeで楽しい気持ちチャージしたりはしてる。

音楽ライブはなかなかそうもいかないのでやると言われたらもう全力よ。少額でもスパチャ全力投球よ。生きて。みんな生きて。私も生きるから。


「猫ちぐら」と「紫の夜を越えて」は無事DLした。「MIKKE」は、実はまだ。

タイミング的に今のような気はしているので、それはまあ自分でアレします。

折れっぱなしマットブラックの心が少しづつでも紫がかるように、なるかな、なればいいな、希望は相変わらず持ってだけいる。乳酸菌バリに強く生きていこうな。人には人の乳酸菌。

そしてアリーナツアーNEW MIKKEをまた息を吸うように第1第2希望申し込みは、したよ。

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後日追記:

6/30の名古屋ガイシホール公演が無事当たりました。誉!寿!祝!

ライブレポとかできるといいなぁ。記憶野が機能してくれたら。



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