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早起きして バイオブリッツ BioBlitz デー

新出単語ですよね、バイオブリッツ。なんか強そうな生物学的兵器みたいな感じ? 

BioBlitz は、1日(一定時間内)のイベントで、人々が近くの地元の公園などの自然環境を訪れ、どれだけ生物多様性があるか、グループに分かれ、情報収集記録すること

10年以上関わっているうちの山(ホロカトマム山林)での経験を活かして、こちらエディンバラで地元の美しい丘、Calton Hill の保全運動を始めた夫。Friends of Calton Hillという団体を作り、

Friends of Calton Hill

ゴミ拾いのイベントが大成功だったので

今回は夫→専門家を3人説き伏せて、バイオブリッツサンデーを開催。

Group 1 :鳥 06.30  - 09.30

Group 2 :植物 10.00  - 13.00

Group 3 :虫 13.00  - 16.00


(参加者の写真掲載許可取りました。朝早く起きるのは苦手な私ですが、主催者の写真撮影係として参加することに . . .)

Group 1 :鳥 06.30  - 09.30

日の出と共にスタート(5時半に起きたよ)

鳥専門家のスティーブもボランティア(でも本職はエンジニアの大学の先生)。朝早く起きるの大変じゃないですか?と聞いたら、確かに朝は苦手なんだけど、たまにはOKとニッコリ→ハートをズキュン。

鳥の声を聞く>>見るの方が多かった。 参加者の中にはMerlin(アプリ)を活用する人も。
右のディエゴはコスタリカの鳥なら詳しいと言う
重たい機材(望遠鏡)を丘の上まで軽々と持ってきたスティーブ。手際よく設置。

この望遠鏡でハヤブサ=peregrine falcon を見ることができたところで一気に盛り上がる!Well spotted。

スティーブも共著の美しい鳥の本、さすが説明も詳しい

3時間があっという間で、最初は渋々参加→楽しみました、スティーブ(先生)渋いよなあ〜。

鳥のリスト: blue tit, carrion crow, chaffinch, chiffchaff, coal tit, dunnock, feral pigeon, goldcrest, great tit, herring gull, lesser black-backed gull, long-tailed tit, magpie, meadow pipit, mistle thrush, nuthatch, peregrine falcon, robin, siskin, stock dove, wood pigeon, wren. 

スティーブと参加者の一部(鳥だけ参加の人々)を見送り、10分でコーヒー+エナジーバー。

Group 2 :植物 10.00  - 13.00

知る人ぞ知る、ベンにボランティアを頼んでおりました。アーティスト、ミュージシャン、植物学者のマルチタレントなベンです。(私と夫は交代で昼食休みをとりました)

植物学者のベン率いるグループ2
女性率高し。
真剣なジョアンナ(かわゆい)
一番のお気に入りの写真、すごくポジティブなヘティ。へティは当初参加予定のなかった虫調査にこの後引き続き参加してくれた。
珍しいものを探すのではなく、どこにでもあるような雑草が対象
左のおじさんはブルース、鳥、植物、虫と全参加の強者
こんな枯れ木の黄色と白のコケまでも

良い天気にも恵まれて、あっと言う間に時間がきました。ベンありがとう、大好きだ。

そして、最終グループ虫類です。

Group 3 :虫 13.00  - 16.00

虫。むしですよ。やっぱり不安でいっぱいです(自称ネイチャー好きを語りながら、むし苦手なんて恥ずかしいじゃないですか、逃げ出したくなったらどうしようなど心の声)。参加者は夫、全参加の強者おじさん=ブルース、植物参加から引き続いてのヘティ、私の4人で、他グループより参加者が少ない(人気ない)グループとしてスタートです。

網を持たされる(不安だ)
先生のクレイグ。こうやって手に持った編みで植物の表面を左右に擦るだけでいいと。

意外にも、先生の求めている虫たちはこんな小さなどうでも良さそうなものだったのです。小さくて写真に撮れないくらい。

小さくて(その小ささのせいで)全然怖くないことに気づいた(iPhoneで写真に撮るのは限界)

こんな小さな生き物たちを探してじっと見つめると色が綺麗だったり、形がすごかったりして、当初の不安は→一気にお宝探しになりました(キャッチアンドリリース)。通りすがりの観光客や散歩客も次々声をかけてくれます。子供たちが参加していたらきっとすごく楽しんでもらえたはず、次回の課題です。

網の中を探る 怖くない
道端のギター弾きのお兄さんも自分の売っているレコードの上の虫を面白そうに紹介してくれた

これを読んでいる人々が共感してくださるかどうかはわからないのですが、我々の集めたお宝画像を披露いたします。

黄色や黄緑
金色、茶色
てんとう虫は左は外来種、右は在来種(守るべきもの)有名な7つ星
クレイグ(先生)

実は以前よりホロカトマム山林で虫類調査をしたくて、今回ボランティアで来てくれたBuglifeのクレイグに数年前から講師を頼んでおりました。コロナ禍でのびのびになっておりましたが(しかも、そうは言ってもずっと不安だった)

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来年2024年夏、

ホロカトマム山林で虫調査

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今回のバイオブリッツのおかげで、とても楽しみになりました。鳥も植物も楽しかったのですが、振り返ると虫グループが一番楽しかったです。ホロカトマム山林は奥の奥山だから、もっとすごいお宝が隠れていそう!きゃ〜。

現在3人の専門家たちが短い発見種リストを作ってくれているところですが、参加者も専門家先生方からも「楽しかった」「よかった」のフィードバックが寄せられ、大満足。こうやって無理やりにでも自分の殻・世界を外へ外へ広げてもらって感動さえ覚えます。

もし虫調査にご興味のおありになる方はぜひコメント・メッセージください。詳細はまた後ほどお知らせいたします。北大にコンタクトをとってコラボする予定にもしています。またクレイグは昆虫食(ザザ虫など)にも興味があるとのこと、情報をお待ちしております。


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