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お気に入りの写真でまとめ。 2024年夏 昆虫類オーバービュー

職場にちょっと無理を言ってもらった4週間の夏休み。そのうち2週間の昆虫類調査(オーバービュー)を終えました。お天気にも恵まれ、怪我もなく事故もなく、無事に終わってホッとしています。移動距離が長いこと、今回北海道にはベースになる家がなかったこと(去年売りましたの)、虫のことは全く知らないに等しい(むしろ苦手な方だった)状態だったこと、山林管理はコロナ明けでようやく再開したけれども、ブランクがあったこともろもろ色々心配でしたが、なんとも形容し難い満足感でいっぱいです。こんな幸せな夏休み、今まであったかしら。

昆虫って数も多ければ、「変態」という幼虫から成虫まで形や色が変わることや、哺乳類と違って何しろかなり理解に苦しむ生物で、そういう意味ではかなり高度な順応性を要求されている気がしました。そしてそれがとても楽しかったです。

昆虫学者のクレイグのレポートを待っている間、お気に入りの写真をまとめて、載せておきます。重複投稿しているのもありますが . . .(もう最近昆虫の話ばっかりで飽きたよね)。

さっと捕まえてくる見事な技、熟練ってこういうこと?
蝶々とかってとてもデリケートな上に素早いので、私はあたふたしているだけでとてもじゃないけど、掴んでいられない。いちいち感心しておりました。
メタリックカラーのこういう甲虫ですが、世界広し、なんとシルバーやゴールドのものもいるそうで、クリスマス虫 (Christmas beetles) と呼ばれているそうです


クモアパートメント
子育てはまとめて


クレイグのお気に入り アカフハネナガウンカ


英語だとHarvestman 日本語だとザトウムシ(座頭虫)、ゆうれいぐも、盲蜘蛛、めくらぐも


つねたさんに教えてもらった、コエゾゼミ


鳥のたまごが落ちていた










ペキンオペラグモ 改 キバナオニグモ


倒木は森の恵



フライフィッシングで言えば、Dun



お昼になると現れるというヌーンフライ


カゲロウ


その針のような尻尾はなんのために?


うさぎの耳のようにも見える可愛らしさ



ここにはたくさんの蝶々が集まっていて、圧巻でした。一種類だけでなく、いくつかの種類やミツバチ類もきていて、多様性てこーゆーことだよねって嬉しくなったものです。
ビデオに撮ったのが下です(↓)
クレイグも、やはり日本は生物多様性ホットスポットだと言っておりました。



メイト中



これってシャクトリムシでしょう?


クマの好物、コクワ(キウイのような味がします)




ライトトラップに集まってくる羽虫たち


ゴキブリじゃなくて、コオロギなんですから


帽子に停まった蝶々を写真に撮っているところです


車のフロントガラスにどん!


小さな水生昆虫を探す
カラフルなトレイでトラッピング(食器洗い洗剤を使用)
ライト(夜間)トラッピング
小さなチューブに収めたサンプルはアルコール処理されてスコットランドへ輸送しました。
レポートが楽しみです。



ちなみにエトさんのこの記事もおすすめ!


いつもありがとうございます。このnoteまだまだ続けていきますので、どうぞよろしくお願いします。