ドリフターズリスト
私には、普段心がけていることがあります。それは、興味のあることに挑戦することと、ご縁を大切にすることです。これは、昔からこう生きていこう!と決めて今まで意識していたわけでなく、就活の自己分析をして気付きました。例えば、好きだから続けるのではなく、続けているから好きなんだ!みたいな、振り返って自覚することって結構多いですよね。この例はどちらも素敵だと思うし、わたしもそれぞれ当てはまるものがあります。元々決めていたり意識していることと後から気付いたこと、どちらも大切にしていますが、今回は振り返って気が付いたことについて書いていきたいと思います。
興味のあることに挑戦する
やらない後悔よりやって後悔!ってよく言いますよね。その言葉と同じような意味です。
私は小学校6年間と高校3年間で演劇をしてきました。小学校の頃にやっていたのは英語劇!セリフが英語なんです。みんながよく知っている童話を中心に劇を作り、発表する機会もありました。今でもピーターパンはよく覚えています。私はウェンディ役を演じたのですが、セリフに"~Cinderella for bed time"という表現が出てきたんです。「~」の部分はよく覚えていないですが、これは「深夜0時」という意味合いです。華やかなドレスを身にまとい、ガラスの靴を履いて舞踏会へ向かったシンデレラの、魔法が解ける時間。それをそのまま用いている表現が素敵で、なんともロマンチックで今でも覚えています。確か子どもたちにもう0時だから寝なさいと言っているセリフだったような🤔 この習い事は演劇というより英会話の要素が強いですね。にも関わらず英語は苦手教科だったのですが…みんなで創り上げて誰かの前で発表することは好きだったと思います。
高校の時は高校演劇!演劇が学べる高校に通うことも考えていたのですが、大学に行くことを見据えていたので、結局は普通の高校に落ち着きました。演劇部が特別有名な学校ではなかったのですが、絶対演劇部に入りたくて新歓が始まってないのに図々しく部活見学に行ってました😅 ここで、演劇がどのように作られていくかとか、裏方の仕事など基本的なことを知ることができたし、みんなでつくるからこその大変さも学びました。初めて舞台に立った時の役や緊張感を覚えていたり、私たちの代で県大会に行けたこともあって、思い出深いものがたくさんあります。
そして!!そこから2年、演劇をやっていませんでした。観劇はしていたものの、通学時間が多いことや授業がみっちり入っていて忙しいこともあり、やりたいと思いながらも演劇活動はなかなかできませんでした。演劇って、稽古があるので拘束時間が長いんですよね🤥でも、そんなある日、このままでいいのかなって考えるようになったんです。やりたいことを自由にできる、時間が取れやすい大学生活の真っただ中なのに、何もしないまま卒業してしまうのかなって。そう考えたら動かなかった自分に後悔しそうだし、今の状況を変えたくて演劇ができる場所を探し始めました。周りの積極的に行動する様子に刺激を受け、ちょっと悔しい思いをしたのもあります。探しているうちに今の所属先を知り合いに勧められ、人数が多く幅広い年齢層、そしてアットホームな雰囲気に惹かれて、観劇後に「入りたいです!」と代表に伝えました。それからはずっとお世話になっています。次々に新しい企画が生まれて、色んな経験をさせていただいているのでとても楽しいです。
興味のあることに挑戦することは、自分を変えたいという思いから生まれたものです。どちらかというと考えてから行動するし、根っからのやってみよう人間じゃないかもしれないけど、だからこそこの考えを大事にしているのかなと自己分析を通じて感じました。
ご縁を大切にする
人との出会いも経験もご縁!全てがご縁だと思ったら、割り切れない悲しみや辛さ以外、何事もポジティブに考えられそうじゃないですか。私はご縁に恵まれた人生だと思っています。これからもそうであってほしいし、そう思って生きていきたいです。
新しい環境で何かを始めたり興味のあることに一歩踏み出してみると、そのコミュニティに人脈が生まれるんですよね。最近、中学時代の部活仲間で再び集まったり、その中に好きなアニメがいっしょの子がいてよく会うようになったり、より強く感じています。演劇に関していうと、年齢や職業など様々な方と関わっていて、同世代の中でもそれぞれ得意分野がありみんな色んな活動してるなぁと私も奮起させられています。先ほどの話で劇団に所属したとありましたが、入ったのと同じ時期に別の団体で演劇に挑戦していました。その演劇企画は募集型の半年間限定のもので、最終的には16人で夏の本番に向けて稽古に励みます。参加してみたい!演劇やりたい!やってみたい!という気持ちはみんな共通するところですが、参加したいと思うまでの過程やきっかけがそれぞれ違っていて十人十色なんだなと発見がありました。むしろ同じなのはその気持ちのみ!それだけで集まった人たちと、たまたま同じ年に応募して出会う、そう考えたら不思議な気持ちです。みんなほぼ初対面な状態から始まったこの企画ですが、千穐楽を迎える頃には仲良くなっていて、今も繋がりは続いています。ご縁ですね!!企画が終わっても、みんなそこをスタート地点として日々の活動に活かしています。
「遠回りしても、私にしか見られなかった景色があるはず。自分の選択を悔やんでなんかない!」これは友人が言っていた言葉です。私自身、遠回りしたことやうまくいかなかったこと、後悔したことはたくさんあります。だけど、それらもきっと縁なんだろうなと思うし、いい経験だったなと考えるようにしています。演劇をやっていると、どんな経験も感情もお芝居の役に立つのでそれが救いです。それらが思いっきり活きた演技ができる女優さんになりたい!努力あるのみです。
二つの心掛けはつながっていると思います。経験はご縁に繋がるし、ご縁は経験に繋がる。私が好む小説や映画も、そういうものを大切に描いている作品が多いです。ほんの少し一歩踏み出すだけの物語でも、この後の主人公は挑戦や出会いを大切に生きていくんだろうなと思える作品が好きです。ひょっとして、好むってことは自分もそう生きたいのかなと、意外なところで就活に繋がる自己分析ができました。
全く後悔しない人生は難しいですが、それでも前を向いていけますように。betterにいくぞ!!
この記事、自分のドリフターズリストみたいですね🌼