何も持たずに歩く【エッセイ】


知らない街をブラブラ歩くのが好きだ。

旅行で訪れた知らない街。
その街を自分の五感を頼りに歩くのだ。
車通りの少ない路地裏に足を向ける時もあるし、ちょっとした丘に登ることもある。

普段、SNSで溢れている様々な声も、この時ばかりは1度隣に置いておく。

SNSのおすすめなどを気にせず、自分の直感だけを信じる。
ここになにかありそう、おいしそうな匂いがしてきた、
そうして自分の足で見つけた休憩所でほっと一息つくまでが私の旅行先のルーティーン。

今となってはほんのたまにしか旅行には行けないが、だからこそ、こういう時間も大切だと感じる。

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