春を食む
2020/01/07
匂い、香りに関して
この10年くらいで世の中にある匂い…
なんて言ったらいいんだろう
認識できる匂いの数はバーンと増えたんじゃないかと思う。
芳香剤、柔軟剤、ルームフレグランス、香水、ハンドソープ、ディフューザーからでるアロマ…
いろんな食べ物、テイクアウトのコーヒー
会社に行くだけでも
ありとあらゆる香りに触れる機会がある。
複雑な「におい社会」を生きている。
たまに「古来からあるそのもの」の匂いや味、歯ざわりを感じるとその滋味深さや爽やかさに驚く。
わたしにとっては春の七草がそうで、セリの香りが特に好き。
あと、これからでてくるふきのとう。
時たま
昔働いたスパゲティ屋さんの時にいた
雪のように白い肌の
蕗ちゃんという名前のかわいい女の子を思い出す。
雪の下で春を待つ、蕗の薹
彼女の誕生を待ちどおしく
愛おしくおもいながら冬を過ごした
お祖父ちゃんが贈った名前。
素敵だな。
明日も寒いから
温かいこと、おいしいこと
楽しみで大好きなこと
考えてすごそう。
わたしは、今夜も湯たんぽの布団で寝ることを楽しみにしています。
おやすみなさい。