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倍数と約数の基本を理解しよう

倍数って何?約数って何?

って聞かれたら、なんて答えますか?

割り切れる数?倍にした数?

など、頭の中では分かっていても言葉にすると難しいですよね。

高校数学で便利なのは、文字が使えることです。

2つの整理a、bがあり、整数kを用いて

a=kb

と表せるとき、

aはbの倍数、bはaの約数ということができます。

では、「6の約数をすべて答えよ」

の問いに答えてください。

「1、2、3、6に決まってるじゃん」

算数ならそうです。

ポイントは「kが整数」ということです。

そう、負の数も約数なのです。

算数では負の数の概念がないですからね。

正解は

「±1、±2、±3、±6」

となります。

もし、正の数のみを答えさせるときは

「6の正の約数」

となります。

整数なのか、自然数なのか、

整数の性質では、その数がどんな数なのかを
見落としてはいけませんよ。

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