#10-1 福島と海と火力発電所と。【シリーズ:首都圏を見つめる】
こんにちは。今回から、【シリーズ:首都圏を見つめる】をやっていきたいと思います。
こちらは2021年12月に開催された『第12回 土木写真部写真展』に出展した写真を紹介しつつ、私なりに「首都圏の姿をインフラという視点から見つめる」企画です。今回は全3回のうち、第1回目となっております。
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1.今回の行き先は?
さて、今回やってきたのは福島県にあるJヴィレッジ駅。近くにトレーニングセンターがある駅です。そういえば2022年4月には、ももいろクローバーZのライブがあったみたいですね。
首都圏じゃないじゃん!と思うかもしれませんがこの近くに首都圏を支える“ある構造物”があります。
訪問当時はなんとなく福島の海をみたいなということで、駅から徒歩10分のところにある海水浴場に行ってみることにしました。
砂浜の目の前になんでこんなものが? その不思議な光景に思わずシャッターを切っていました。
大きな構造物の正体は、広野火力発電所。首都圏へ電気を供給する火力発電所としては最も北に位置しています。ここから200km南方にある東京へ向けてなが~い『電気の旅』が始まります。
2.首都圏の電力はどこから?
それにしても首都圏の電力がどこからやってくるのでしょうか。
Twitterで分かりやすくまとめてくださった方がいらっしゃいました。
首都圏を管轄とする東京電力は関東地方と山梨県、静岡県(富士川以東)に供給しています。しかし、長野県・新潟県・福島県にも首都圏に供給する発電所が数多くある事がわかります。
電気は様々な場所からやってくるようです。
3.発電所の目の前でサーフィン!
ところで、発電所の写真の左下にサーファーがいることにお気づきでしょうか。この海水浴場は“岩沢ポイント”として地元のサーファーから親しまれている場所です。撮影当時も何人かサーフィンを楽しんでいました。海を親しむ人が少しでも増えるといいですね。
福島の海を撮影し終えたあとは、福島県楢葉町で宿泊することに。
ホテル最寄りの駅についた頃には日が暮れ始めていました。
今回は広野火力発電所をご紹介しました。次回はどこになるのでしょうか?お楽しみに!
4.撮影地
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