#社員インタビュー【座談会】OJTを通じた成長と支え合いの職場環境
辻・本郷 税理士法人では、新入社員研修（実トレ集中研修）をはじめ、社員の方々のスキルアップのために様々な研修を揃えております。また新入社員には研修実施に加え、1名ずつ先輩のOJTトレーナーが付きます。
今回は新入社員研修のプログラムを受け終わった新入社員2名と、そのOJTトレーナー2名に研修やOJTなどについてお話していただきました。
入社して8ヶ月、それぞれの思い。
「こういう人になりたい」
――入社して8ヶ月間、OJTトレーナーとの関わりで嬉しかったエピソードや、心に残っている言葉はありますか？
Mさん：最初のころに事務所の先輩から注意を受けたことがありました。
そんなときにIさんが「大丈夫ですよ」と言ってくれたんです。
その後にSさんが「会社の事とか仕事の運び方はなんでも教えてあげるから一緒に頑張りましょ」と言ってくれて…。
その言葉がすごく嬉しかったんです。覚えてますか？
Sさん：たぶん最初の頃ですよね。朝活していた時期かな。
Mさん：そうです。あの言葉、とても嬉しかったです。
もし自分が同じ立場になったとして、OJTの担当の後輩のことだけで手一杯になりそうですが、周りのことまで考えてくださっていたのが印象に残っていて…。こういう人になりたいなと思いました。
質問しやすい雰囲気
――OJTトレーナーの方々、新人のタスク管理について工夫していることはありますか？
Iさん：レベル感を考えず、まずは共有することを意識していました。
わからなければ作業を進めながら質問を受ける形にして、特別扱いはせず「みんな同じようにやってみましょう」という方針でした。
――新人のお二人は、質問しづらいと感じることはなかったですか？
Mさん：とても聞きやすかったです。
Tさん：Mさんと同じで、とても質問しやすい雰囲気だなと感じます。
一番ありがたいなと思うのは、質問したときにすぐに教えてくださることです。
IさんやＳさんがやっている作業とは全然違うことを聞いても、すぐに手を止めて教えてくださるので、申し訳ないなと思いつつも、すごく助かっています。
――業務内容はそれぞれ違うんですか？
Sさん：そうですね。案件ごとに全然違う作業をしているので、かなりかけ離れた質問をすることもあります。月次をやっている最中に決算の話をしたり、全く違う業務が並行して進んでいることが多いです。
業務内容が違っても教えられることはありますし、誰でもわからないことはありますから、何か気になることがあったらすぐに質問してほしいと思っています。
――質問しやすい雰囲気作りのために意識していたことはありますか？
Sさん：最初は席が同じ島だったので、自然と会話が生まれました。
あと、みんなでお菓子を食べる機会が多かったですね！笑
Iさん：そうですね。
定期的に休憩を取って、コミュニケーションを取れるようにしていました。
Tさん：今はそれぞれ席が離れてしまったのですが、最初の頃のそういった時間のおかげで、今でも質問をしやすい関係性を築けたと思います！
新人の成長を支えた先輩の言葉
知識が増えてきた実感
――入社後8ヶ月間で「自分が成長したな」と感じることはありますか？
Tさん：知識がついてきたことです。
最近だと、年末調整についてよく理解できるようになりました。
最初はまったく分からなかったのですが、「所得税がどこまでで、どうやって計算される」といった基礎的な仕組みから先輩方がしっかり教えてくださるおかげで、体系的に知識を増やせていると感じます。
Mさん：申告書を作成する際に必要な資料が何か、自分で判断できるようになったことです。
「この場合はこの資料が必要かもしれない」など気付けるようになりました。
また、確認すべき場所や計算のポイントも自分でチェックできるようになり、「ここは合ってる、ここも合ってる！」と確認するのが楽しくなりました。
新人を前向きな姿勢に変えた「失敗してもいい」話
――OJTトレーナーの方々から見て、新人のお二人の成長を感じる部分はありますか？
Sさん：もちろんです。入社時と比べると全然違いますよね！
Iさん：そうですね！最初に比べて、すごく積極的になったと思います。
前は「できますかね…？」と少し不安そうだったのが、今では前向きに取り組む姿勢になっていて、「これ、やってみます！」と言ってくれるのがとても嬉しいですね。
これからも「間違ってもいいから、まずはやってみよう」という気持ちで取り組んで欲しいと思います。
Sさん：なんだか嬉しいですね。
Iさん：本当ですね。
こうやってどんどん成長して、今度は私たちを引っ張ってくれる存在になるんでしょうね。笑
Tさん：いやいや…まだまだです。笑
お二人が「失敗してもいいっていう姿勢が大事だよ」っていう話、前にしてくださいましたよね。
すごくありがたかったです！
Mさん：最初は、「やっていいのかな？」っていう不安が大きかったです。
「やりたい！」と思っても、失敗したらどうしようって気持ちがあって…。
でも、先輩方が「失敗していいよ」「分からないことは聞いていいよ」という雰囲気だったので、安心して「やりたい！」って言えるようになりました。
Iさん：覚えててくれたんですね！
むしろ、失敗した時の方が記憶に残りますし、成功よりもちゃんと学べるから、失敗って大事なんですよね。しっかり伝わっていて嬉しいです。
――OJTトレーナーとして、逆に「自分自身が成長したな」と感じることはありますか？
Sさん：本を読んで新人教育のヒントを得たり、他の人に協力をお願いしたりしましたね。私たちだけじゃなく、事務所全体でレベルアップしたと思います。
Iさん：最初は大騒ぎでしたが、新入社員の受け入れや育成をすることで、事務所全体が動き、みんなで支え合う文化ができたと思います。
新人育成の裏話
新入社員の成長のため、"ピラニア隊"が行く…！
――事務所全体で新入社員の受け入れをしたとのことですが、どういう動き方をしたのですか？
Iさん：とにかく「新入社員の方ができるような仕事をください！」みたいな感じで事務所内を回ってましたね。
よくSさんが「ピラニア隊が行くよ」みたいなこと言ってましたよね。
「業務を奪いに行くわよ！」みたいな笑
Sさん：いろんな業務をさせてあげたいという気持ちでいっぱいだったので、結構詰め寄る感じになっていたかもしれないです…笑
どんなに疲れきって帰ってきても、「仕事ください！」って言いに行きましたね。
Iさん：そうですね。そうやって集めた業務を＜やまびこシート＞というファイルに集めておいて、新入社員の方に受けてもらえるようにしました。
Sさん：キャリアサポートグループの方で、「今月はこの研修をやります」という一覧があったので、その研修内容に合わせて「今月はこれを極めたいからこの業務ください」ってお願いしてました。
Iさん：誰からどんな業務を振られても対応できるようになってほしいと思っていたので、こういう業務集めは頑張りましたね！
Sさん：はい！頑張りました。
タスク管理は＜やまびこシート＞で
――先ほど、お話に出ていた＜やまびこシート＞っていうのは、どういうものですか？
Iさん：スプレッドシートの業務リストのことです。
それで業務を共有しているんです。
Mさん：いろんな事務所や案件が載ってて、それぞれのやり方が端の列にまとめてあるんですよ。なので、仕事を振られたらやまびこシートを見れば業務が進められます。
Iさん：新入社員の方への業務依頼もそうなのですが、このシートがあるおかげで、他の部署や事務所を超えて依頼するときも便利なんですよね。
Sさん：「やり方はこっちを見てください。」という風に依頼ができるので連携が簡単なんです。
――＜やまびこシート＞とても便利ですね。皆さん使っているんですか？
Tさん：もちろんです。今でも見てます！
Sさん：私も見ながらやっていますね。
Iさん：久しぶりに携わると忘れる事業者さんとか、 たまにしかやらないものとかもあるので、新入社員の方以外でも結構使っています。
――それでは最後に、今年入社したお二人から、今就職活動をしている皆さんにメッセージをお願いします。
Mさん：もし何か悩んでいるのであれば、まずはやってみてください！
私はいろんなことに挑戦したかったのですが、不安もありました。だから、将来の選択肢を広げるために、専門学校に行って税理士の資格を取ることにしました。
もし合わなかったら、別の道に進めばいい。悩んでいるなら、まずは一歩踏み出してみてほしいです。
Tさん：辻・本郷は新入社員研修がしっかりしているので、学んだことが実務につながっている実感がありました。先輩方も優しくサポートしてくれて、「ここなら大丈夫だ」と思えたんです。
研修制度やサポートを重視しているのであれば、辻・本郷に来て欲しいと思います！
以上、辻・本郷の研修やOJT制度について、広島事務所の4名の方へのインタビューでした！
今回の座談会を通じて、OJTトレーナーをはじめ、職場全体の温かいサポートが、『失敗しても大丈夫』と自信を持って挑戦し続けられる環境に繋がっているのが感じられました。
辻・本郷 税理士法人では、今後も皆さんが安心して成長できる環境を大切にしていきます。
今後、研修や福利厚生についても記事を公開予定ですので、ぜひフォローしてお待ちください！
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