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統合失調症
統合失調症とは、昔分裂病と呼ばれていた病気のことで主な症状は幻覚とか幻聴・妄想等を起こす病気とされています。
また、完全に治ることはなくガンなんかと一緒で寛解するものと言われ一生その病気と付き合っていく必要があります。
さらに、疾病率も高く約1%の確率といわれています。
たったの1%かと思われるかもしれませんが、僕の中学校の同級生が180名だったので、一人から二人はいる計算になります。そう考えると多いのではないでしょうか。
僕の若い友人の話をします。
その友人は、僕より20歳も若い男性で高校性のころから付き合っていた彼女と結婚することになりました。
僕の感覚では、若いからもっと遊べばいいのにみたいな事を言ったら「彼女以外考えられない」って言われ。
昭和生まれの僕からすると「おや、まあ」みたいな感じになったことを覚えています。
そんなに、頻繫に連絡を取り合っていた感じではなかったのですが2年ぶりに連絡が来て仕事を紹介してほしいと。
病院系の介護ならすぐに、紹介できることを伝え事情をきいてみると。
結婚後、彼女が統合失調症に罹患してしまったとのこと。
はじめは、彼女の母親が死んでしまい。
しばらくは、大変だったそうですがなんとか二人でのりこえたと思っていたそうです。
彼は介護の仕事をしていたので、不規則勤務で昼・夜なく彼女に寄り添い、彼女は母親の闘病期間から仕事を辞め自宅中心の生活になっていたそうです。
その後、母親の法事も終わり二人で将来に向けて動き出そうと思った矢先。
彼女が発症。
夜に母親の幻覚・幻聴があったり妄想のため夜間に騒ぎ出したりとあったそうです。
彼はそのことに困り仕事もやめ、彼女の治療に専念した一年間だったそうです。
現在でも、薬は手放せないそうですが少しづつ症状も寛解し頼りになる病院も見つかったことから僕に仕事の紹介を依頼してきたという話でした。
人生わからないものだなぁと思いました。