パリ16区の自然オアシス、パッシー公園の魅力
パリ16区の高級住宅街にあるパッシー公園(Parc de Passy)は、セーヌ川沿いに広がる豊かな緑とエッフェル塔を背景にした美しい景色が魅力の公園です。この公園は、地元の人々や観光客がパリの喧騒から離れてリラックスするための隠れたオアシスとして親しまれています。
公園の設備と近隣のスポット
パッシー公園は、子ども向けの遊具エリアが一応あり、家族で訪れるのに適したスポットです。ただし、公園内には遊具は少ないため、静かにのんびりと過ごすのに最適です。広々とした芝生エリアは、晴れた日にはピクニックを楽しむ人々で賑わい、親子でのんびりとした時間を楽しむのにぴったりです。
また、公園内には整備された散策路があり、ジョギングや散歩にも理想的です。セーヌ川の眺めを楽しみながら心地よい運動ができ、エッフェル塔を背景にした景色はパリならではの特別な体験を提供します。
近隣にはトロカデロ庭園(Jardins du Trocadéro)やアクリマタシオン庭園(Jardin d'Acclimatation)もあり、子供向けの遊具やアトラクションが充実した公園として人気です。
トロカデロ庭園(Jardins du Trocadéro)は、シャイヨー宮とセーヌ川の間に広がる美しい庭園で、1937年の万国博覧会の際に再設計されました。中央には「ワルシャワの噴水」と呼ばれる大規模な噴水があり、夜間にはライトアップされ幻想的な雰囲気が楽しめます。庭園からはエッフェル塔を一望でき、観光客や地元の人々が散策や写真撮影に訪れる人気スポットです。
アクリマタシオン庭園(Jardin d'Acclimatation)は、パリ16区のブローニュの森の北側に位置する遊園地です。1860年にナポレオン3世の命で開園し、150年以上の歴史を誇ります。園内には40以上のアトラクションがあり、ジェットコースターやメリーゴーランドなど子供から大人まで楽しめる施設が充実しています。また、動物園や農園も併設されており、ヤギやポニーなどの動物とのふれあいも楽しめます。2018年に全面改装され、家族連れにとってさらに魅力的なスポットとなりました。
アクセスと注意点
パッシー公園へのアクセスは非常に便利で、メトロ6号線のパッシー駅(Passy)から徒歩数分です。ただし、公園内は犬の立ち入りが禁止されているため、ペット同伴の方はご注意ください。
パリを訪れる観光客には、「ナヴィゴ・デクヴェルト(Navigo Découverte)」が便利です。このチケットは週単位または月単位で購入でき、メトロやバス、RERなど、パリ市内全域の公共交通機関で利用できます。短期間の滞在でも地下鉄を頻繁に使う予定であれば、コストパフォーマンスが非常に良い選択です。購入時にはパスポートサイズの写真が必要で、観光中の自由な移動をサポートしてくれます。
パリでの癒しのひととき
忙しい観光スケジュールの合間に、パッシー公園は静かな時間を過ごすのに最適です。都会の喧騒から離れ、セーヌ川のほとりでエッフェル塔を眺めながら、のんびりとした時間を楽しむことができます。パリ滞在中には、ぜひ一度訪れてみてください。