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ブルーベリー狩り/2つの農園の体験記

ブルーベリー狩りは夏の楽しみとして人気があり、家族や友人と一緒に自然の中で新鮮なブルーベリーを摘み取ることができます。首都圏には、そんなブルーベリー狩りを楽しめる農園がいくつか存在し、都会の喧騒を離れてリフレッシュするのに最適です。今回は、私が訪れた成田の成田ファームランドと練馬の浅見農園のブルーベリー摘み取りの体験についてご紹介します。


成田ファームランド

まず、成田ファームランドについてです。成田ファームランドは千葉県成田市に位置し、都心から車で1時間程度でアクセスできます。電車で訪れる場合は、JR成田線の成田駅からバスで約20分ほどです。この農園は広大な敷地にブルーベリーがたくさん植えられており、季節になると真っ青な実がたわわに実ります。

たわわと実をつけたブルーベリーの木

成田ファームランドの魅力は、何といってもその新鮮さです。ブルーベリーは摘み取ってすぐに食べると、甘酸っぱい風味が口いっぱいに広がります。園内で摘んだブルーベリーをその場で無制限に食べることができるのが特筆すべき点です。摘んだその場で味を見ることができるので、どの木のどの状態の実が自分の好みなのかを知ることができます。また、過剰に摘んだ分については、農園に1gあたり2円で買い取ってもらえるシステムもあります。このため、安心して好きなだけ摘み取ることができます。

私が成田ファームランドを訪れた日は、天気も良く、まさにブルーベリー狩り日和でした。受付で料金(小学生以上800円)を支払い、摘み取り用のバスケットを受け取っていざブルーベリー畑へ。畑に入ると、青々とした葉っぱの間から顔を出すブルーベリーの実が目に飛び込んできます。摘み取ったブルーベリーは、その場で食べるもよし、持ち帰って家で楽しむもよし。私はその場でたくさん食べましたが、買ってから食べる分や家族へのお土産に持ち帰る必要があったので、バスケットいっぱい(正確には潰れてしまうので半分程度)に摘み取りました。2バスケットで2.2kgほどで4,600円位で持ち帰りました。

成田ファームランドのもう一つの魅力は、BBQが楽しめることです。ブルーベリー狩りを楽しんだ後は、農園内のBBQスペースでバーベキューを楽しむことができます。新鮮な野菜(特に瑞々しいパプリカ)や豚肉を自分たちで焼いて食べるのは格別です。特に夏の暑い日に冷たい飲み物と一緒に食べるバーベキューは、最高のリフレッシュになります。ただし、BBQは室内であるものの、冷房が効いているわけではなく、大型の扇風機が各テーブルに設置されているだけなので、汗をかきながらの食事になります。

室内BBQ場

さらに、成田ファームランドにはいくつかの追加魅力があります。お土産の種類が充実しており、冷凍ブルーベリー1kgが2,100円で販売されています。また、収穫チケットにはいちごのかき氷が付帯しているのも嬉しいポイントです。子供連れのファミリーには、幼児から小学生が楽しめるアスレチックもあり、私の4歳の子供も大いに楽しんでいました。ただし、真夏は遊具が暑くなりやすく、手すりや滑り台はやけどしそうになることもあるため注意が必要です。

施設内のトイレは清潔で快適に利用できるほか、支払い方法も充実しています。クレジットカードタッチ決済をはじめ、QuickPay、PayPay、楽天ペイなどのデジタル決済方法に対応しているため、便利に支払いができます。しかし、車が利用できない人には少しアクセスが難しい場所にあることも知っておくべきです。


浅見農園


次に、練馬区にある浅見農園についてです。浅見農園は、都心から電車でアクセスできる便利な立地にあります。例えば、銀座駅からは電車で約30分で行くことができます。特に子供連れのファミリーにとっては、アクセスの良さが魅力的です。浅見農園のブルーベリー畑は、こじんまりとしたアットホームな雰囲気が特徴です。

私が浅見農園を訪れた日は、暑い日でしたが、ブルーベリー摘み取りには絶好の日でした。農園のスタッフはとても親切で、自宅で育てているブルーベリーのコツを少し教えてくれるなど親切でした。ブルーベリー狩りは、ただ摘み取るだけでなく、どの実が一番おいしそうかを見極める楽しみもありますね。

色々な種類の色々な状態の実を収穫した

浅見農園のもう一つの魅力は、アクセスの良さです。例えば、銀座駅からは電車で約30分で行けます。摘み取ったブルーベリーをその場で食べられるわけではなく、決済後に持ち帰ってから味わう形になります。また、収穫しすぎても基本的に全部買取になるため、計画的に摘み取ることが重要です。また、現金決済なので現金を持参しましょう。

浅見農園は近所の2つの農園を持っていて、土曜と日曜で開園している場所が異なります。事前に電話して確認することをおすすめします。

まとめ

いずれの農園で収穫するにしても、炎天下での作業になるため、帽子と水筒、日焼け止めは必須です。着替えがあれば車で着替えたり、帰り道に温浴施設に立ち寄ってさっぱりすることもできます。ネッククーラーや首下げファンがあると、さらに快適に過ごせるでしょう。また、収穫したブルーベリーは自重やちょっとした圧で潰れやすいので浅めのタッパを保冷バッグと一緒に持参すると持ち運びしやすいです。今回訪れた二つの農園については、意外と蚊のような虫は気になりませんでした。

成田ファームランドと浅見農園のどちらも、それぞれに違った魅力があります。成田ファームランドでは広々とした自然の中でのびのびとブルーベリー狩りとバーベキューが楽しめ、浅見農園ではアクセスの良さとアットホームな雰囲気の中でブルーベリー狩りとスイーツが楽しめます。どちらの農園も、夏の思い出作りにぴったりです。

首都圏でブルーベリー狩りを楽しむには、成田ファームランドや浅見農園のような農園を訪れて、自然の中でリラックスしながら新鮮なブルーベリーを楽しむことが一番です。家族や友人と一緒に、夏のひとときを満喫してみてはいかがでしょうか。

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