読了:ザ・コピーライティング
タイトル「ザ・コピーライティング」
著者:ジョン・ケープルズ
【概要】
89年以上読み継がれてきた伝説のバイブルがついに登場!
「広告の父」デビッド・オグルヴィは、自らも本書で学び、
「この本は間違いなく、いままで1番役に立つ本だ」と絶賛する。
本書は、58年間、アメリカの広告業界で伝説的コピーライターとして活躍し続けたジョン・ケープルズが、
実証的かつ即効性のある「科学的広告」ノウハウを明かしたもの。
【所感】
すごく昔の本だが、今でも使える普遍的な考え方や具体的な事例、テクニックがふんだんに紹介されています。
内容的には大きく
①広告の見出し
②広告の本文
③広告テストの重要性とやり方
について書かれています。
事実と価値(ベネフィット)をちゃんと伝えるなど
広告活動だけでなく営業活動においても使える内容だと感じました。
以下、ポイント抜粋
・広告のあらゆる要素をテストしまくれ
⇒ちょっとした違いですごく売れたり、全然売れなかったりするということがよくわかりました。
ちょっとダメでも悲観的になる必要もないが、
ちょっとうまくいっても調子に乗ってはいけない。
テストし続けて、より良いやり方を模索し続けることが大事なことでした。
・どう言うかより、何を言うかが重要
・ほとんどの広告で見出しが一番大事
⇒最悪なのは読まれない広告。
見出しで興味を持ってもらえなかったら本文も見てもらえない。
LPでファーストビューが大事という考え方もこれと同じと分かる。
・相手の「得になる」or「新情報」を伝えろ
・長いコピーのほうが説得力がある
・一般的な内容より具体的な内容(数値を用いたり)の方が信用される
⇒「約10万台売れた電化製品です。」よりも
「9万7,482人が購入した電化製品です。」の方が説得力がある。
・避けるべきコピー3タイプ
1,詩的なコピー
2,きざなコピー
3,信じてもらえないコピー
・コピーには2種類ある
1,スタイルコピー/イメージコピー
そうだ、京都にいこう
俺か、俺以外か
みたいなの。
ブランドイメージをあげるみたいなふわっとした感じにはいいかもしれないが
cvを求めるにはセールスコピーにすべき
2,セールスコピー/レスポンスコピー
京都行の新幹線が30%OFFになり、現地で使える2000円分のクーポンがついてきます。
限定販売につき、今すぐお申込みください。
みたいな
【小6の国語の教科書に出てくるような言葉を使おう】
⇒まさに、伝えるではなく伝わるが大事。
・見出しの重要な言葉を目立たせる。
(1)風邪をやっつけるのはこんなに簡単
(2)【風邪をやっつける】のはこんなに簡単