海外勤務の不安をかき消すために 実家の対応編
インド勤務にあたり、色んな不安をかき消すために行ったことを書いておこうと思います。あくまでプライベート対応なので、業務に関する不安対応ではありません。
まずは実家の両親の対応について書きたいと思います。
高齢の両親はまだ元気ですが、いつ何がおきてもおかしくないと思います。入院するかもしれないし、痴呆が始まるかもしれない。人間、いつ何があるかわからないですが、そのリスクが確実に高まってきている年齢であります。実際に、出国前に入院していました。親の不安を拭うためにもどうにかできることはしないといけません。
そのために、計画的に色々なことを進めていきました。そのことをメモとして書いておきたいと思います。
家族のサポート
多忙の妹にどうにかサポートをお願いしました。インドはローミングの電話の質が良くないので、facetimeを活用することなどを事前に決めておいたりするなど、コミュニケーションの仕方も確認しました。実際に、色々な課題に対して、何かと対応していただき、感謝しています。
GPSアプリの活用
二つめは、両親の携帯のGPSをアプリで管理すること。これは親からも依頼がありました。現在は、ドコモのイマドコカンタンサーチと同等のサービスのアプリを活用していて、両親通しはお互いの位置がわかるように、私は両親の位置がわかるように設定をしています。万が一徘徊が発生した場合は、このアプリの情報を妹と共有して、なんとか対応することにしました。幸い、現在のところ徘徊はありませんが、両親が出かけている軌跡が見えるので、動けているんだなと安心することもできます。
地震への備え
私の実家のエリアは、東日本大震災の際に、ライフラインへの影響が2週間近く続きました。特に電気と水はなかなか安定しなかったので、スーパーも閉店していた位です。なので、ライフラインの確保には、他の人よりもちょっと神経質なところがあるかもしれません。
当時はどちらかというと寒かったと思いますが、暑い時期に地震が起こって電気がとまったら、熱中症などが心配になります。そこで、扇風機などのコンセントが利用できる蓄電器を設置しました。
正確にいうと、両親が所持する軽のキャンピングカーに、蓄電池があったため、それを活用することにしました。運転しながら、電池も充電してくれるとのことで、これで携帯の充電も可能になりました。
その他
いつ発生するかわからない入院に備え、入院の荷物をスーツケースなどにまとめておいてもらうことをお勧めします。急な入院になると、家族でも何を持って行くべきかわかりません。2、3日分の入院時のパジャマ等、個人の好みのものをまとめておくと、どんな人でも持っていけます。
色々心配なことも発生しますが、今はインターネットや技術で対応できることも多くなりました。うまく活用して、お互いが快適に過ごせるようにしたいものです。