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心配性なので、年末の時間を使って自宅の防災対策を進めてみた

防災と聞いて、
防災リュック、防災グッズ・保存食を用意することを思いつく人は多いのかな?と思います⛑

けれど住むエリアやお家の状態によっては、
避難所に行くケースよりも
自宅で生活する方が良い可能性の方が高いこともありますよね。

防災リュック、防災グッズ・保存食は万全だ!と思っても、
いざ自宅を見回してみると、地震で大きな揺れがきた時危険な箇所も多いのではないでしょうか??


私は心配性なので、
大きな地震が来たら大丈夫かな?備えは充分足りているかな??
と、ふと何でもない時に頭によぎることがあります😣


そこで、年末というキリがいいタイミングで自宅防災を見直し、
出来ることはは少しでも対策しておこうと、
国際災害レスキュナースの辻直美さんの本を参考に、家の中を防災仕様に
アップデートしました。

参考にした本は下の2つです。


大きな揺れがあった時、自宅で一番危険な場所はどこでしょうか?



そうです、キッチンです。


刃物や菜箸、食器、大型家電など飛んだり割れたり倒れたりしたら危険な物がたくさんありますね。

なのでまずはキッチンから!
ということで、キッチンの中の3ヶ所を防災仕様にしてみました。


①食器収納


上記の本に書かれていたように、
まずは食器の収納方法を防災仕様にしました。

食器が食器棚の中でぶつかって割れたり、飛び出してきたりしないように、
収納ケースに入れてケースごと棚にしまう方法をお薦めされています。

そこで、
食器同士がぶつかって割れたり飛び出してくることのないように
食器を収納ケースに入れて、キッチンの引き出しの中に収納しました。

食器の収納スペースを見せるなんて恥ずかしい⋯。
少々お見苦しいのはすみません。

収納ケースは一旦自宅に余っていたものを使いました。
余っていたブックシェルフが引き出しの幅にシンデレラフィット!
皿の収納にちょうど良いサイズ感でした。
(ブックシェルフは以前に100円ショップで買っていたものです。)


我が家は賃貸で限られた収納スペースしかなく、こんな感じにぎっちり入れるしかないのですが、
中でガチャガチャ動きやすい小さな器をしまうケースには、100円ショップで売っている滑り止めシートを収納ケースの底に敷いています。

滑り止めシート↓

お金をかけずにできることからやってみました。

小皿を入れているブックシェルフにはもう一つ区切りが必要かな?
細かいところは追々やっていこう。


②電子レンジの転倒対策


それと、次に電子レンジ。

電子レンジの足の部分

電子レンジの下に滑り止めシートを敷いて、
さらにこれまた100円ショップで売っている耐震ジェルシートを冷蔵庫の四つ足の
前面に敷きました。


③キッチンの開き扉


我が家のキッチンには流し台の上部に開き扉の収納が付いているので、
そこの扉が揺れで開いて中のものが飛び出してくる可能性があります。

頭上の位置にあるので、
使用頻度が低い且つ軽いものを収納するようにしています。

ですが、①で入り切らなかったお皿なんかも収納しているので、
もしここが開いて飛んできたら割と怪我をします。

キッチン上部の開き扉


ここでも100円ショップのグッズが活躍。
赤ちゃんのイタズラ防止用として売られていた「キャビネットロック」を開き扉に貼り付け、大きな揺れがあったときに扉が開いて中の物が飛んでくるのを防ぎます。

ロックを外すことは簡単にできるので、中のものを取り出すにも不便しません。



紹介した本には、これらの他にも為になる情報がたっくさん書かれていたのですが、地味にそれ絶対必要!と知ったのが、
2ℓと500㎖それぞれ空のペットボトル(キャップも)。

地震で断水した際、水を少しでも無駄なく使う為です。

空のペットボトルに水を溜めてキャップを締め、
ペットボトルの本体もしくはキャップにキリで穴を開けて
そこから水をシャワーのように出して使います。

手や食器を洗いたい時、その方法で水を無駄なく且つ充分に洗うことができますね。

ペットボトルはゴミの日に漏れなく捨てていましたが、
綺麗な状態のペットボトルをそれぞれ1本ずつは用意しておこうと思いました。


また、こんな方法で防災対策になるのか!と驚いたのが
冷蔵庫の転倒防止に段ボールを使う方法です。

冷蔵庫と天井の間に、雑誌などを入れて重しをつけた段ボールを天井と隙間なく詰めておくこと。

冷蔵庫の転倒防止グッズは商品として様々ありますが、割と値段が高いのでそれを購入するまでの防災対策として有効だなと思いました。



まとめ


今回かかった費用は、耐震ジェルシートとキャビネットロックの2つでたったの220円でした。
(滑り止めシートや収納は以前に買ってあったものの余りで対応。)
たった数百円でも絶大な費用対効果がありそうです。

次は菜箸収納や細々としたキッチンスツール収納の防災対策を進めていきたいです。


紹介した辻さんの本には、お金をかけずにできる防災アイデアがたくさん詰まっていますので、是非一度読んでみることをお薦めしたいです!

辻さんの言葉に
「災害は怖いけど、防災はおもろい」

とあります。
私の場合は、防災対策をしている時間も怖いイメージの方が先行しますが、
知識を増やし対策を進めることで少しずつですが安心感や自信には繋がっている気がします。

今後の課題として、月に一度防災dayを作って防災仕様で生活をしてみることにチャレンジしたいです。
普段はしない防災仕様の調理、お風呂やトイレなど。

何でもない平穏な日に実践することで楽しんで学べるかもしれません。


是非みなさんも年末の大掃除のついでに、自宅を防災仕様にアップデートし、安心して新年を迎えてみてはいかがでしょうか?🎍

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