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銀行評価を上げる「保険管理ファイル」とは?

〜会計事務所の皆様へ〜

本記事では、銀行評価を向上させるための「保険管理ファイル」についてご紹介します。

このツールは、全国約1,900のパートナー会計事務所の協力のもと、約2万社の顧問企業に活用されている実績があります。保険管理ファイルを適切に活用することで、銀行評価の向上につなげることが可能です。

では、具体的にどのようなメリットがあるのかを詳しく見ていきましょう。


銀行評価を高めるために「保険管理ファイル」が重要な理由

銀行は決算書をもとに企業の財務状況を評価しますが、保険の含み益(簿外資産)を正確に把握するのは難しいのが実情です。

しかし、多くの企業が加入している積立型の保険には、解約返戻金として蓄積される簿外資産が存在します。この資産を適切に可視化し、銀行に提出することで、企業の実際の財務力を適正に評価してもらうことができます。




「保険管理ファイル」で見える化できるポイント

保険管理ファイルを活用すると、以下のような情報が明確になります。

加入保険ごとの解約返戻金の推移(年度ごとの変動を可視化)
現在の解約返戻金の総額(企業の実質的な資産として算出)
帳簿価格と実際の解約返戻金の比較(含み益の明確化)

例えば、ある企業のケースでは…

  • 帳簿価格(累計資産計上額):2,111万円

  • 現時点での解約返戻金:3,846万円

  • 含み益:1,735万円

このように、決算書には表れない実際の資産価値を示すことができ、銀行にとっての企業評価が大きく向上する可能性があります。


銀行提出用レポートの活用方法

保険管理ファイルには、銀行提出用レポートも含まれています。このレポートでは、決算書では見えない含み益をシンプルにまとめ、銀行側に伝わりやすい形で提示できます。

銀行側が企業の財務健全性をより正確に評価できるようになるため、融資審査の際にもプラスに働く可能性が高まります。


「保険管理ファイル」の作成方法

作成の流れは非常にシンプルです。

1️⃣ 顧問企業様の保険証券のコピーを送付
2️⃣ 弊社でデータを整理し、ファイルを作成(約1週間で完成)
3️⃣ 会計事務所の皆様と企業様で保険内容を共有・活用

このファイルを活用することで、企業の保険内容を一元管理できるだけでなく、銀行評価の向上にも貢献します。


まとめ

🔹 保険管理ファイルを活用することで、企業の財務力をより正確に銀行へ伝えられる
🔹 解約返戻金の推移や含み益を「見える化」できる
🔹 銀行評価が向上し、融資審査にも好影響を与える可能性あり

まだ導入されていない会計事務所様は、ぜひ顧問企業様の保険証券をお送りください

企業の資産管理と銀行評価向上のために、ぜひ「保険管理ファイル」をご活用ください。