記録で合格ができるのが楽しい!悔しい!
小学校2年生のころには、育成コースの中でも上のクラスになってきて4泳法全部泳げるようになっていたので、テストの合格基準が記録を出すことになっていました。ただ無邪気に泳ぐことがメインだった私は、テストで記録を更新することが当たり前だと錯覚するくらい順調に合格をしていました。
今思うと、25mや50mの記録がポンポン更新できるのなんて、この時だけの特別な時間です。笑
それがとっても嬉しくて、先生から記録を聞いた瞬間、窓ガラス越しの母親に大きな丸サインをして合格の報告をしてた思い出。もちろん記録を出せなくて落ち込んだ時もあるけど、落ち込む暇がないほどに母親からここがダメだったって言われてたから、絶対に記録を出してやる!って燃えてたなあ。
その気持ちのおかげ?で記録が出ることや勝負に勝つことがうれしくて楽しいという達成感を覚えるようになりました。まだこの時までは、選手コースがあることは知りません。
選手コースって?いいなぁ、かっこいい!なりたい!
小学校3年生で育成コースの中で一番上のクラスになり、周りの友達もだいぶ絞られてきた中で私は選手コースがあることを知ります。きっかけは、私と幼稚園が一緒だったお姉さんが選手コースで泳いでたからです。選手コースは育成コースの練習が終わってからあるクラスで、育成の子たちと泳ぐ距離や泳ぐフォームが全く違う、水着も可愛くて好きなのを着れる、かっこいい存在でした。その姿を見た瞬間、私も選手コースになりたい!と思うようになりました。
しかし、選手コースになるには記録を出すことが必要。私はあと少し記録が足りなくて、すぐには選手コースにはなれませんでした。なので、準選手として育成コースが終わった後の30分だけ選手コースの練習に参加していました。一緒に泳いでた友達の何人かは、選手コースに上がった子もいて悔しくてもやもやしながら育成コースの練習をしてた日もありました。
小学2年生で記録を出すことの楽しさ、小学3年生で選手コースに上がれない悔しさを経験して、先生から「選手コースに来ないか?」とお誘いをもらったのがちょうど小学4年生のはじめの時でした。その時の小学4年生って、学校の部活何に入る~?とかで盛り上がる時期だったと思います。母親からは、「水泳をするか部活をやってみるか好きなほうを選んでいいよ」と言われていました。その時の私は、選手コースに呼ばれたことの方がうれしくて、水泳の大会に出たい気持ちが強く、育成コースの練習が終わった日の夜、即答で「お母さん、うち水泳選手になりたい。部活じゃなくて水泳をしたい」と答えました。そう答えた翌日には、母親がクラブチームに連絡をし、選手コースになる手続きをしてました。
※今でも選手コースを選んだあの時の思い出?記憶は残ってるなぁ💭リビングで即答してた🛋
新しい可愛い水着とキャップ、かっこいいゴーグルを身に着け、わくわくな気持ちで選手コースの幕開けです✨
こぼれ話:弟も生まれてすぐ水泳を始めますが、これがまたマイペーーーーースな坊ちゃんで、ほっぺたが零れ落ちそうなくらいムチムチで可愛い…。私とは真逆で勝負事は苦手な子でした。けど、私のことを一番に応援してくれてた最高な弟です(^▽^)