こどもの「なぜ?」を消さない
こんにちは!
水曜日の羽田です。
今回も、私が考える自己肯定感の醸成について考えさせられる一週間でした。
今週は名古屋や京都、静岡など珍しく出張が多く、いろいろな地域のいろいろな方々とお会いすることができました。
子供から大人まで、たくさんの方に、なぜそうなのですか?なんでそう思うのですか?とたくさんの「なぜ?」に出会いました。
過去の自分を振り返り、期待されるべき人物像に近づこうと自分を着飾っていた私は、そもそも「なぜ?」と思うことが少なかったように思います。
これはこう言うもの、とその理由を知らないまま過ごしてきたからだと思います。
自分が長年行ってきた新体操については、なんでこの選手が上手いんだろう。なんで点数が出るのだろう。と研究したことを覚えています。
しかし、その他に、あまり関心がなかったこともありますが、言われることや、やらなくてはいけないことに対して"なぜ" "なんで"と言うことを聞かず成長してきたので、わからないことをわからないままにして過ごしてきてしまいました。
今になって、そういう理由なんだ!だから、こうしなくちゃいけないんだ!と言うことがたくさんあります(笑)
特に幼少期の「なぜ?」にはたくさんの可能性を感じます。人から教えてもらったことにより、更に自分で考え思いを口にするからです。
今回も静岡の練習会に行った際に、「なんで、ベースポジションが大事なの?」と聞かれました。
「ベースポジションをとっていると、足を真下に下ろしたときに爪先で着地するよね。膝が伸びていたり、太ももが腰まで上がっていないと前に進んでいる状態だったら、踵で地面に着いちゃうよね。じゃあ、着地してから、地面から離れる時間が速いのはどっちだ?」と聞き返すと「ベースポジションに足をおいている方が着地してから足が離れる時間が速い!」と答えを導いてくれました。
それから彼はベースポジションを意識して、サイクリングも行ってくれるようになりました!
たぶん彼は、成長していく中でも、ベースポジションの大事さを忘れないと思いました。
自分疑問に思い、解決したことは、体に身に付き自信になると確信しました。
子供も大人も、「なぜ?」を大事に日々を過ごしていきたいと思います!
聞くは一瞬の恥、聞かぬは一生の恥
今からでも間に合うので、私もたくさんのなぜを解決していきたいと思います!
また、来週もよろしくお願い致します!