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コーディネーショントレーニング 反応能力

皆さん

こんにちは。
水曜日の羽田です。

先週のバランス能力のトレーニングはチャレンジしていただけましたでしょうか?
大人の方はご自身のバランス能力について知る、良い機会になったのではないでしょうか。
お子様にやっていただいた方は、子供の吸収力の早さ(できるようになるスピードの早さ)に驚いた方もいたのではないでしょうか。
反復練習が能力を確実に上げてくれるので、遊びの中で是非続けて欲しいです。


本日はコーディネーショントレーニングの反応能力についてです。


100m走にもこの反応能力が必要なときがあります!

はい!
スタートダッシュです!

ピストル(他の合図等)に合わせて走り出しをしますね!

この反応能力は、合図に素早く的確な動作で反応する能力を言います。
具体的に言い換えると、合図を確認し、脳から身体を動かす指令を出し、体を動かすまでの反応を指します(まさに運動神経!)。
熱いヤカンに触れた時にとっさにヤカンから手を放す反射もこの反応能力に含まれます。

スポーツの場面においてこの反応能力は、様々な面でとても大事になってくるので、幼少期から身に付けて、大人になったときには更にレベルアップできるようにベースを作っておきたいです。
実際に私たちの生活で考えてみると、歩いているとき、走っているとき、自転車に乗っているとき、踏切が鳴り始めたら、音に反応して体や自転車を止めたり、飛んできたボールに反応して動いたり(ドッチボール等)する行動です。
この合図は目で見て反応するもの(視覚)や音を聞いて反応するもの(聴覚)の他にも触れて反応(触覚)などの反応もあります(幼少期のリレーでタッチしたら走り出す)。いずれも合図に対してどれだけ早く身体を動かせるかが大事になってきますので、いろいろなもので刺激をして反応能力を身に付け、走りの学校でのスタートダッシュにも繋げていきましょう!


じゃんけん編

・キャッチプル
 二人で向かい合い片手で軽く手を握り(触れているくらい)反対の手でじゃんけんをします。勝った人は、手を強く握られないように逃げます。負けた人は、勝った人の手を強く握るようにします。何度かチャレンジしてからルールを逆にしても面白いです。
・リアクションじゃんけん
 座って行いましょう。新聞紙を丸めたもの(柔らかいもの)と軽い本をお互い向かい合っている間に置きます。
じゃんけんをして、勝った人が新聞紙を持ち相手の頭にメーン!負けた人はそれを防ぐように本を頭の上に持ち上げる。※勝った人は強くやりすぎないようにしましょう
※大人の方ムキになり過ぎないように!

ボール編

ワンバウンドボールキャッチ① 難易度★
向かい合って立ち、大人がボールを持ち、胸の高さからボールを落とし、子供は反応してワンバウンドでボールをキャッチ 慣れてきたら向かい合っている距離を離していきましょう

ワンバウンドボールキャッチ② 難易度★★
 上記内容をボール2つで行います。両手にボールを持ち、どちらか一つのボールを落とし、子供はワンバウンドでボールをキャッチ 慣れてきたら大人の人は手を横に広げて子供は左右移動してボールに反応できるようにしてみてください
※この時に動き出しが必ず遅いです。多くの子供が踵重心になっていると思いますのでつま先重心で構えるように、軽く踵を上げておくようにしてみて下さい。動き出しの一歩がかなり変わります。これはスタートダッシュにも必ず繋がることです!!!

ワンバウンドボールキャッチ③ 難易度★★★
 大人に背を向けて子供は立つようにして、ボールのバウンドをした音を聞いて振り返ってワンバウンドでボールをキャッチ 音に反応をして振り返ってからボールを探して取るので、大人の方は最初の方はバウンドを大きくしてあげてください

※小さいお子様には大きなボールで、慣れてきた&小学生はテニスボールなどの小さいボールでチャレンジしてみてください

是非、ご家族で楽しんで遊んでみてください!

ではまた来週!

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