見出し画像

コーディネーショントレーニング 識別能力

皆さん こんにちは!
水曜日の羽田です。

今までお伝えしてきたコーディネーショントレーニングも残すところ、あと一つになりました!

最後は識別能力です。

この能力は、手足や道具を視覚と連携させて調整する能力です。

なかなかイメージがつきにくいかもしれませんが、野球のような場面では飛んできたボールをバットで打つ・キャッチする、サッカーの場面ではボールを蹴りながら走る、と言うような動作です。

しかし、道具を上手に扱う能力とは異なります。
視覚からの情報にあわせて身体や道具を調整する能力です。

簡単に分かりやすく!
○○しながら✕✕する」ということを可能にする能力です!

上記の例を使うと
・飛んできたボールを「見て」、バットで「打つ」
・飛んできたボールを「見て」、グローブで「キャッチ」
・「走り」ながら、ボールを「蹴る」

複数の動作を同時に行っています。

これは、私たちの行動やスポーツの中で、当たり前のように行われています。
・歩きながら、腕を振る。
・改札などでは歩きながら、ICカードをタッチ
など複数のことを同時に行いながら動作を完了させています。

おうちでのエクササイズでは、普段の生活よりは少しレベルを上げておりますが、楽しみながら取り組んでください!


初級編

◆片足バランスをしながら手拍子
◆両足ジャンプをしながら手拍子

中級編

◆片足バランスをしながら、体の前後でものをパス
◆新聞紙をアイスクリームのコーンの形に丸めて、その上にボールを乗せて、ボールが落ちないように歩く

上級編

◆片足バランスをしながら、キャッチボール(最初は大きなボールで、慣れてきたら小さなボールに)
◆走りながらボールキャッチ(走ってきた子供に少し前にボールを投げてキャッチさせる)
◆転がしたボールにあわせてキック
◆投げたボールにあわせて新聞紙バットでボールを打つ

ぜひ、おうち時間にチャレンジさせてみてください!

今までお伝えしてきたコーディネーショントレーニングのさまざまな能力は、幼少期に最も発達すると言われておりますが、成人になってからでも能力が向上することは可能です!
お子様がいらっしゃる方は、お子様に負けないように一緒に取り組んで能力をアップさせていきましょう!
スポーツの場面ではもちろんですが、日常生活の場面でも、今までできなかったことがスムーズにできるようになるなど必ず変化を感じられると思います。

ぜひ、継続してみてくださいね!

いいなと思ったら応援しよう!