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足の速さは才能じゃない! 運動神経も才能じゃない! つくれるんです!

前回、運動神経は新しい運動を行い、神経回路を刺激することで必ず良くなる。運動音痴は克服できるというお話をさせて頂きました。

では、どんなことをどんな時期にやればいいの?

一つの学術的研究では、子供の運動神経は12歳(6歳までに約90%)までにほぼ出来上がると言われています。※運動神経とは、体や筋肉の動きを脳から指令した信号を伝える神経。
能力や技術の向上はそれ以降も続きます。
言い換えれば、12歳までにどれだけの運動や遊びを経験したかで子供の運動神経が決まるとも言えます。
しかし、現在の日本の子供たちは、幼少期から専門種目しか取り組まないことや体育以外の運動はやらないなど、大事な時期を逃してしまっていることが多く、とてももったいない現状です。

生まれてから5歳までが、神経系の発達が著しく様々な神経回路が出来上がるため、様々な刺激を与える多種多様な運動に触れさせることが大事です。
この時期に運動をすると運動神経が良くなり、スポーツが上手くなるという一生に一度(黄金期)をプレゴールデンエイジゴールデンエイジと言います。
・プレゴールデン・・・・3~8歳
・ゴールデンエイジ・・・9~12歳
※ゴールデンエイジは体験をしたことが無い運動でも、見ただけで習得ができるほどの能力を発揮(即座の習得)することがあります。ご自身のお子様も何か見本を見ただけで、見たものを同じくできたり、自分にはできない難しい動きがすぐにできたりと驚いた経験もあるのではないでしょうか。これこそ即座の習得です。プレゴールデンエイジの過ごし方が最も重要です。

このゴールデンエイジと呼ばれる運動能力が著しく伸びるタイミング適切な時期に適切な運動を行うことで運動神経運動能力にかなりの成長が見られます。
その時期にやらなくてはいけないものとしてコーディネーショントレーニングがあげられます。
運動に必要な筋力・持久力・柔軟性・バランス・スピードなどの要素が組み込まれているトレーニングです。#羽田トレですね!(笑)
そのトレーニングを行うことにより、神経伝達が良くなり運動神経が良い子だよねと言われるような子供に育ちます。

かしこまって行うのではなく、日常の遊びの中でいろいろな体験をし、たくさんの刺激を入れることが好ましいです!

次回はコーディネーショントレーニングについてお伝えさせていただきます。

走りの学校 講師 羽田真弓

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