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AIを使って作業効率が悪化した話~失敗から学ぶ~

やばい。
挫折しそう。

2冊目KindleでAIを使って執筆にチャレンジしたはよかったが、大自損事故を起こした。

ぶっちゃけ悠長に休みの日にnoteを書いている場合ではないのだけれど、あまりに進まないために苦しくなり、数か月ぶりにこちらに帰ってきた。

noteは自由な場所!!
自分の「思いの丈」(ストレスともいう)をここで吐き出して、すっきりさせてから向き合うことにしよう。

とにかくわたしは書きたいのです。
書くことを楽しみたいのです。

なのに今、AIを使ったことで、書けなくて苦しんでます。
【注意】
これはわたしがAIの使い方を誤っていたことによるものです。
AIが素晴らしいツールであることは間違いありません。

今回はわたしが苦しんでいることをここでお伝えさせていただきたい。
(単に2冊目Kindleの現状報告ともいう)

ミス① AIの活かし方をミスった

書くことは好きなほうだ。
しかし、どちらかというとわたしは「感情の変化」を書くほうが得意。
エッセイのほうが向いているのだと思う。

1冊目はストーリー型だったので、自分の感情・経験だけで書けた。
しかし2冊目では教育型にチャレンジした。
「ものかき」として幅のあるライターになりたいと思っていたから。

「ものかき」の講座を受講し、ライターについてのノウハウを勉強したこともあったので、この学びを活かしたいと思った。

同講座でAIの使い方を学び、ミーハーなわたしは2冊目に早速使ってみたくなった。
心理学が好きで独学で学んだ知識を文章にまとめるのにAIは多いに役立った。

「ここをもう少し掘り下げたい」といった部分で、AIで調べるとスラスラといいかんじまとめてくれた。

「これ、使えそうだな♪」とAIが作成した文をそのまま採用して、執筆スピードは格段にあがった。 

ミス② AIを信じすぎてミスった

「2冊目は1冊目を経験しているから、だいぶ楽だよ」
先をいく先輩方から聞いていたこと。

1冊目のとき、初めての校正修正に圧倒され半泣きながらも修正し、そこから出版までの道のりがとにかく過酷だったことを思いだす。

2冊目は自分でも校正ツールを使ったので、1冊目ほど修正はないだろうとタカをくくっていた。

しかし……

「これはどこから引っ張ってきたんですか?AIの生成した文章をそのまま使うのは危険です」
と校正で指摘された。

AIは参照して独自でまとめているものと思っていたが、どこかの記事をそのまま引用してきている可能性もあることを知らなかった。

心理学については講座を受講し理解があったので、AIが生成した文章を見て、自分の知識でファクトチェックをしていた。

しかし、実際AIがどこの記事を参照してきたのかわからない限り、本当に事実かどうかわからない。

そこで「ものかき」の講座で講師がいわれたセリフが頭をよぎった。

ライターはリサーチが9割9分5厘6毛

ミス③ AIを使うタイミングをミスった

AIを使う場合、AIのメリット・デメリットを理解した上で使うことが超重要。

AIはあくまでリサーチ・構成を考える上での補助ツール。
当然ながら自分で書いた文章には責任を持たねばならない。

現在多くのAIツールが出回っているが、どれも100%信頼できるものではないという。

つまり、いくらAIが素晴らしい文章を生成してくれたとしても、事実確認は人間のやる仕事ということ。

AIを使わないにしても、ライターは事前に入念なリサーチをし、それらの事実確認をし、ネタとなる材料をすべてそろえてきた上で文章を作成する。

このリサーチ部分が一番大変な作業であり、一番手を抜いてはいけない部分なのだ。

AIが登場し、素晴らしいと言われているのはこのリサーチする段階で大いに活躍するところ。

使うのはこのリサーチの段階なのだ。
だから、当然ながらリサーチしたら、その都度ファクトチェックをすればさほど面倒な作業ではない。

事実確認が取れたら、参照・引用元と合わせてメモにまとめておけば、あとで文章を作成するときにも丸パクリを防ぐこともできる。

これから

わたしは今、文章を書き終えた後に裏取りする作業(逆ルート)をしている。
広大な砂漠で落としてしまった指輪を探しているような途方もない感覚(泣)

出口はいつ見えるのか?
当初「9月中に出版!」と豪語していた意気込みは10月を飛ばして11月でも怪しい気がしてきた。

年内には出したい……

いかん、完全に弱気になっている。

AIは執筆速度格段上げると言われていた”うたい文句”が、私にとってはとてつもなく時間を要する作業となってしまった。

でもこれも経験。
これがトラウマで今後AIはもう使わない、とは思わない。

むしろ今はAIの使い方がわかってよかったと思っている。

文章書きながら、その都度ファクトチェックはすべきである。
経験は成長なり

さぁ作業再開だー!!!


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