「学習の転移、転移学習」がHSP、INFJのバリエーション豊かな生き方のヒントになるかも? という話
先日、マルチポテンシャライトについての記事を投稿した。
マルチポテンシャライトは、好奇心旺盛なHSS型HSPと親和性が高い言葉である。
マルチポテンシャライトという言葉を知らないまま、次々と未知の分野に飛び込んでいき様々なことを習得し引き出しを増やし続けている、マルチポテンシャライトの方もきっとおられるはずだ。
さて学習の転移、転移学習という概念がある。
ちなみに患者が医師にポジティブな感情、ネガティブな感情を抱く臨床心理学での転移とは異なる概念なので、同じ転移でも用法が異なる。
陽性転移、陰性転移については過去の記事をどうぞ▼
学習における転移とは、サッカー経験者がフットサルで好成績を収められたり、キックボクサーがボクシングに転向して成果を出すなどの事例がわかりやすい。
多種多様な分野に従事した経験があとあと、生きることがある。
好奇心旺盛がおもむくままに暮らしていると「あなたは結局何がやりたいの?」と、とがめられることがある。
近しい関係にある人は、愛情から心配してそういった言葉をかけることもあるだろう。
誰から何を言われようと、本当にあなたがそれをやりたいのなら、あなたがやりたいことをやりたいだけやった方がいい。
人生の時間は限られているのだから。
没頭できる対象が増えると、必ずどこかで「あれ? これ前に学んだことが活かせる」といった感覚がある。
目標を定めることも大事だが、人間を突き動かすのは好奇心なので、好奇心旺盛なHSPやINFJは「自分はこれをやりたい!」という初期衝動を大事にしていただきたい。
そして時間を忘れてのめり込めることを見つけていただきたい。
あなたの幸せは、新たな学びの中にあるのかもしれない。
振り返ったときに「あの時間は、とても充実していた」というのは、目標達成の過程であることが多い。
HSPやINFJは「これをしているときがシンプルに楽しい」という感覚を大切にすることで、人生の充実度をさらに上げられるだろう。