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内向型の私が「書くのが楽しくなった」ストーリー講座の魔法

(1)ブログを始めた内向的な私

2020年4月、私はブログを始めました。

新型コロナウイルスが流行する前、世間は副業ブームだったと感じています。大手の銀行が何千人という規模でリストラを行なったり、一部地域で公務員の副業が解禁されたというニュースが話題に。波に乗って、私も副業・起業セミナーを受け、情報収集だけはしていました。

ウイルスの脅威により、当時勤めていたサロンも休業。これを機会に「得意のマッサージだけでなく、書くことでも収入を得られるようにしよう」と決意しました。

というのも、7ポケットという「1つの大きな収入源を持っていても、それがダメになったら収入が途絶えてしまう。複数の収入源に分けたほうがリスクが分散されて安心だ」という考えを、いずれは実践したいと考えていたからです。

内向的な性格の私にとって、自信満々でゴリッゴリのセールストークをする対面販売などは腰が引けてしまいます。「書くこと」なら、インドア派で、デリケートで、無駄に共感力が高すぎる私でも、ストレスなく働けるのではないかと思いました。

何より「人の役に立つことを書いて、相手が喜んでくれて、それが収入になるのなら願ってもないことだ!」ってピンと来たんです。

そう……何を隠そう私は「Win‐Win」や「三方よし」という言葉が大好きな博愛主義。

「書くこと」で人を幸せにできるならいいなと思いました。

こうして、私の「書く」人生が始まったのです。

(2)文章で人を幸せにしたかっただけなのに

みなさんは、好きな作家さん・クリエイターさんはいらっしゃいますか?

イラストレーター・漫画家のカマタミワさんは、私の大好きなクリエイターさんの1人です。『ひとりぐらしも神レベル』というコミックエッセイの7章「本当に落ちてしまった時」では、心身ともに不調に陥ったエピソードが書かれています。

色々な出来事が重なり、多忙により生活が荒れ、涙が止まらなくなる。大好きなマンガも頭に入らず、お気に入りの街に行っても“何が楽しかったのか思い出せない”。旅行サイトの明るい写真を見ると気分が悪くなる。

“後になって考えたらカウンセリングなどを受けるべき状態だったかなとも思います”と振り返るミワさん。

そんな彼女を救ったのは『うちの3姉妹』『ゲイです、ほぼ夫婦です』『早子先生の婚活白書』など、実録系のマンガブログ。少しずつ回復していったミワさんはいつも、こんな想いを胸にブログでマンガを描いていらっしゃるのだそうです。

“あの時の私みたいに落ち込んでいる人が読んで少しでも明るい気持ちになってもらえたら”

『ひとりぐらしも神レベル』

私は彼女の想いに心を動かされました。

絵やマンガは描けないけれど、私も文章の力で人の心を動かしたい。「わかりやすい」「役に立つ」と思ってもらえたり、「プフッ」と笑ってもらえたり、ときには「ウルッ」としてもらえたり……。

読んだ人が幸せになれるような文章を書きたいと思ったんです。

「自己流よりも、せっかく人さまに読んでいただくなら、書きかたを調べたほうがいいだろう」と「いい文章の書きかた」を検索する私。

ところが、そこに私の求める答えはありませんでした。

出てきたのは「商品が売れる文章の書きかた」のテクニックばかり。

「今だけ限定」「数量限定」などの限定性をアピールすべき。在庫や残り時間をカウントダウンする機能をつけるとなおよし。脳はプチパニックを起こし、いつもの判断力を失って「買わなきゃ」と焦るから購入率が上がる……など。

私が入力したワードは「いい文章」。それなのに「売れる文章」について解説したサイトしか見当たりません。同様に「いいブログ」を作りたいと思って調べてみても「購入ボタンは大きく目立つところに!」など「商品が売れるブログの作りかた」ばかりが出てきました。

違う、違う、違うんだよ……。

私は読んでくれた人に、元気になってほしい、幸せになってほしいだけなのに……。

もちろん、上記のようなスキルが必要な場面もあると思いますが、当時の私が求めているものとは違いました。

納得がいかなかった私はブログの更新をやめ、KindleというAmazonが提供する電子書籍の世界に飛び込みました。「内容そのものを楽しむ」ユーザーさんが集まる場所なので、エッセイを書く私にも居場所ができた気がしたのもつかの間。

私のように本や文章自体が大好きな仲間には、なかなか出会えません。『みにくいアヒルの子』が「なんで自分だけ灰色なんだろう」と思っていたように、肩身が狭い感じがしました。

そうして肩身狭く、細々とKindle作家を続けていたある日、私は【ストーリーカレッジ】の3期生になりました。

(3)ストーリー講座で「書くのが楽しい」自分を取り戻す

ストカレこと、ストーリーカレッジとは「人の心を動かすストーリーを書きたい」人が集まり、その名の通りストーリーについて学び実践するためのオンライン講座。

……と一言で終わらせてしまうのが寂しいぐらい、濃いカレッジ~! って感じです(あれ? 語彙力が幽体離脱してしまいました)。

講師の永妻先生の本業は脚本家。映画や舞台の脚本を書いている方、ということです。普通に生きていたら出会えない職種の方から、現場でも使っているストーリー技術を学べるなんて、本当に貴重な機会だなと思っています。映画の分析なども挟みながら教えてくださるので、とても新鮮です。

何より先生が優しく、否定的な言葉を使わないので「安心してワークを進められる」「初歩的なことも質問できる」などの声も。受講生みんなが安心してイキイキと学べているのが、私にとっては居心地のいい環境です。

そんなストカレには小説や絵本などを書きたいという受講生もいて、私は久しぶりに「文章が好き」「文章力を磨きたい」「作品づくりをしたい」と思っていいんだと安心することができました。

少し前まで「書くこと」が憂うつになっていた私は、週末の講義を受けてメンタルが回復。きっとストカレが私にとって安心できて、楽しくて、納得できる場所だからでしょう。

こうして私はまた「書きたい」「書くのが楽しい」と思えるようになったのでした。

(4)おわりに

さて、この記事もストカレで習った技術を取り入れて書いてみました!

  • 文章で人の心を動かしたい

  • 小手先のテクニックより根本的な文章力を身につけたい

  • 商品、サービスをより魅力的に伝えたい

  • 他のライターと差別化したい

  • ファンを増やしたい

  • シナリオライターになりたい

  • 小説や絵本を書けるようになりたい

このような方が【ストーリー】を使った文章術に興味を持ってくれたら、私は嬉しいです。

「めっちゃ興味ある」という方は、ぜひ永妻先生のXをフォローしてみてください。ストーリー形式の発信をされているときは書きかたの勉強になりますし、執筆に有益な情報やプレゼント企画の発信もあります。

もし質問したいことや「こんな葛藤にぶち当たっています」というお悩みがあれば、コメントしてくださいね。

では、最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

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