【ヴォーゲル博士の資料】Satya Center 第8章前半:水晶ヒーリング実践法(ヴォーゲル氏が考える人間の病気や肉体の仕組み)
ヴォーゲルカットクリスタルというヒーリング用の水晶。
クリスタルを販売する米国サイト Satya Center (https://www.satyacenter.com/)では、
この水晶の加工方法を編み出した、マルセル・ヴォーゲル氏の肉声をThe Spiritual Science of Crystal Healing: The Marcel Vogel Archive at (satyacenter.com)で8章に渡り詳細にまとめています。
正確な情報は上記のウェブサイトをご覧ください。
”Chapter 8: Crystal Healing Sessions How-To Guide” の前半部分を紹介します。
ヴォーゲル氏が考えた病気の原因
肉体の中心として考えるべき場所は2つあり、みぞおち(太陽神経叢)領域とハート(心臓)領域ということです。(ここで掲載元の Satya center が太陽神経叢チャクラとハートチャクラについて長い補足を書いていますが、ヨガなどのウェブサイトでも解説していますので割愛)
ヴォーゲル氏は、太陽神経叢領域は過去への窓、心臓部は未来と現在への窓と考えています。あなたが進化するとあなたの振動レベルは太陽神経叢(肉体)から心臓(抽象論、精神世界)に上がるので、例えば自分の肩書や目的地、外見などは気にならなくなっていき、物事やあり方に一体感や統合感が出てきます。心臓を中心にしてワークを行うと振動が高まり、その高周波な微細エネルギーがまるで食べ物のように私達の心身に作用します。この高い振動が私たちの脳内や細胞内の情報を整理したり、二極化させたりし始めます。
エゴや生存欲求、現状維持のための振動は太陽神経叢から発生します。私達が「変わりたくない」という願望を持つと、葛藤が生まれてしまいますが、この葛藤により私達はもっと成長したいとおもうようになります。
人が五感の満足だけを追求するとその人の振動数は下がり、低周波の電磁波を放ちます。人の身体はさまざまな振動から影響を受けるので、低い振動が細胞間のコミュニケーションに影響し、交感神経系を閉塞して最終的には病気、症状に至るとヴォーゲル氏は考えています。
腺系(胸腺、甲状腺、副腎、卵巣、精巣など)
胸腺は、心臓のチャクラに関する内分泌腺です。
(斜体で掲載元の補足がありますが割愛)
呼吸で肺が拡大・縮小するその振動は胸腺や心臓のチャクラがある胸部から外側に移動し、肉体を超えて(オーラのような)場へ食い込み、体内に電磁場を誘導すると考えています。この一次電荷は、その後、移動することができます。
私たちが意図をしながら息を放つとき、その意図に相当する電荷を持つ振動を放ち、それが全身のすべての鍼灸の経穴(ツボ)に供給されます。
このパルス振動を身体の中で感じることができます。腺(胸腺やホルモン腺など)が外部からの振動を吸収して体内に送り込みます。内分泌腺系が電気的・エネルギー的に刺激されるとホルモンが放出され体の維持を調節します。
血液
空間に放たれた意図により空間が振動すると、それが呼吸によって取り込まれ、肺から血流にそのプログラムが伝わります。だから輸血前の血液や、移植前の臓器も(水晶ヒーリングなどで)情報を消すことをヴォーゲル氏は強く勧めています。(当時のアメリカでは)アルコール依存症等の売血者の献血を輸血する場合、過去のプログラムを電磁気的にきれいにしましょう。
(細胞に関してもここで短い段落がありましたがヒーリングとの関係が良く分からず、割愛します)
トラウマが溜まっているところ
肉体的トラウマ:
身体の形の情報は血流に溜まり、組織や骨を形成します。
例えば事故でむち打ち症や骨折になると、本人は意識的に覚えていなくとも骨格構造がその衝撃の記憶を保存してしまいます。
トラウマの情報は「音波」(注:7章を参照、ヴォーゲル氏は身体に作用する情報を音の振動と光の振動の2種類に分けてとらえています)であり、身体から約2.5インチ(≒5 cm)離れたところまで伸びるエネルギーです。水晶を使うと、「音波」エネルギーは電磁場としてとらえて増幅したり、身体への微細なエネルギーに転換することができます。
怪我や衝撃のエネルギーは、たとえ怪我が治ったとしても、骨の中の構造に溜まったままで、電磁場を放ち続けています。これが身体の通常の電気的なバランスを侵してトラウマが続いてしまうことになり、怪我の部位や多くの場合最も近い臓器が治癒できなかったり、炎症を促進したりします。
怪我をした部位は、負傷者の意識とは無関係にこのトラウマの電磁場を放つので、それが身体から除去されるまで、身体は完全には治りません。
感情的なトラウマ:この情報は体の組織、体液、水、脂肪に蓄えられます。ヴォーゲル氏は、感情は基本的にリンパ組織と脂肪組織に蓄えられ、強力な感情に相当する微細なエネルギープログラムは脂肪、リンパ、特に水分といった、体の流体物質に刷り込まれると考えました。
水分は最も移動性が高く、用途の広い情報保存媒体です。今あるがままの自分の身体を愛し、完璧であると見ることで、脂肪組織(に蓄えられた感情)から解放されると身体は適切な状態・体型になると考えました。
感情の乱れや怪我のトラウマは身体のさまざまな部分に付いた(良くない)エネルギーの塊として感知でき、水晶ヒーリングはこの乱れたエネルギー場を分解して新しいエネルギー場を再構築できるとヒーリングの実践で体感したということです。
地球の磁場変動や太陽フレアも人や生き物の感情、精神をかく乱することがあるが、意識を進化させることでその影響は収まっていくと述べています。
一番身体に近いエーテル体は、皮膚の表面から1インチ(2センチ強)はなれたところまで存在しており、生命エネルギーを含んでおり、電荷が沢山あるとヴォーゲル氏は述べています。氏によると、この電荷が枯渇すると生命エネルギーが外に漏れだし、身体を保護できなくなります。
しかしあなたのマインドがその電荷を増幅させることによってこのエーテル体を造り、維持することができますし、肉体を動かしてもこの電荷をチャージできます。
十分に瞑想や運動をしたり、水晶と身体の微細なエネルギーとでヒーリングワークをすればエーテル体や健康オーラは身体から数インチほど広がってエーテルネットワークを構築できます。
(※水晶ヒーリングはこのエーテル体に作用させているので、動画でも身体から水晶の先端を数センチ~十数センチ離して持っている場面が多い)
癒しの目的
ヒーリングの第一目的は、患者が身体のバランスを取り戻し、身体を包むエネルギー場が本来の状態に戻ることです。
人間の身体はエーテル体、アストラル体(感情体)、コーザル体(メンタル体)などを含むオーラといった、さまざまな「場」に包まれています。
小さな電荷が肉体に大きく影響することがあり、昔から鍼治療や指圧などの治療法があります。水晶で経絡にエネルギーを与える場合、水晶は身体に直接触れず1インチ半(4センチほど)離すともっとも効果が強まります。
水晶は電荷を溜めて集中させ、身体の微細なエネルギーを強化する手段として使用できます。
しかしあなたの意識が十分に成長すれば水晶は不要になります。水晶はヒーリングと個人の成長を実現できるツールにすぎないとヴォーゲル氏は述べています。
究極的には、強い愛や意図、瞑想やエクササイズなどで強化した肉体とエネルギー体などが、患者をヒーリングするために微細なエネルギーを転写するために真に必要なことなのです。
※なかなか進みが遅くて申し訳ありません。
次の第8章後半はヒーリングセッションの具体的な流れ、プロセスを抄訳でご紹介します。