見出し画像

私のお気に入りの服が一瞬にして苦手になった瞬間

学生時代の私は常に人から見られている「自分」を気にしていました。何をやっても自分に自信がなく、服のコーディネートも例外ではありません。


何か自分の服の組み合わせおかしくないかな?

自分が気に入っている服を買ったのになんだか自信がない


大学を卒業してから気が付くのですが、服の魅力は自分に似合うものに変えるだけでその日の1日のモチベーションまでもが変わります
服だけじゃなく自分の気に入ったもの!
自慢できるくらい好きなもの、誰とも比較しないからこそありのままの自分でいられるのです。

私は田舎に育った&色の組み合わせが苦手なことから
大学生になるまで友達に私服で会うのがすごくイヤでした、

あの子意外とおしゃれだな。

この組み合わせ好きだな

それに比べて自分は。。。。

なんだか、恥ずかしくて自信がない

大学生になってから初めての一人暮らし
もちろん、制服はなく毎日自分の組み合わせた服を着ていかなければなりません。

講義に入って周りの同級生を見渡すと本当に同級生か?と思うくらい、スタイルの良い子や大人のようなおしゃれな人もいました。
なんだか、都会と田舎に差を感じました。
そしてまた自分に自信がなくなる、、、

負のループ

しかし、服は好きでした
色んなお店を回って気に入った服を買って組み合わせていたので、少しずつ自信がつき、あるとき、冬に寒いのでカーキのコートを買いました。
内側にモコモコの裏地もついて、機能性とデザインが両方ある!

大学生の私にとっては高かったですが、毎日着るので今年はこれで過ごそう。思い切ってアルバイトのお金で買いました。

次の日テンションが高くなっていざ、大学へ!


大学で最初に仲良くなった友達に「踊る大捜査線みたいだね」

と言われ、この言葉からに苦手な服に大変身

私にとっては大きな買い物だったので、新しい服も買うこともできず、ショックのまま少しだけ着たカーキのコートを封印してしまいました。

友達は悪気があったわけではなく、あとから冷静になってみるとカーキ一色なので、やっぱりカーキのコートのイメージって踊る大捜査線かも。と思ってしまいました。スタイルが良い方ではないので、きっとモデルさんなら似合うんだろうなと思ってしまいました。

自分で自分の価値をいつの間にか下げている思考です。でもこの考え方も疑問には思っていませんでした。きっと、人に言われて落ち込むこともあるし、自分に似合うと思っていても、他人はそう思わないんだと。



それから、あのカーキのコートは友達に言われた一言を思い出し、ネガティブな気持ちになってしまうので、処分しました。記憶に残っているだけで十分です。

大人になってから服選びは悩みますが、相手にも私の選んで着た服は似合ってるね!と思ってほしいので


買い物の時は慎重に服を選ぶようになりました。


改めて冷静に考えるとセンスを上げる一番の方法は人に見られる仕事をすることかなと思います。


一時期アパレルショップの店員をしていたので毎日服に触れ、時間のある時は新作を試して着たり、店員同士でお互いに服を勧め合っていたので、自分に合う服(お店の系統に偏りますが)が分かってきます。


半年もすればメイクも濃くなり、久しぶりに会う人に驚かれるのです。

元々地味だったので、自分の望む環境に入ると1年も経たずに大きな変化があるのかなと改めて思いました。


よろしければ、サポートお願いいたします。いただいたサポートは創作活動に有益に使わせていただきます。