ソフトバンクの国産LLM構築と設備投資などのニュースの感想
ソフトバンク、3500億パラメーターの国産LLM構築へ 「国内最大級」生成AI計算基盤、稼働スタート。この記事を読んで考えるのは、ソフトバンクとSB Intuitionsで2023年度中に投資と構築を終え、早期に大学や研究機関、企業などに提供するということで、ソフトバンクとSB Intuitionsは日本の大学や研究機関、企業の競争力を上げたいというのが背景にあるということ。私の感覚ではすでにLLMに関してはアメリカやその他海外地域がリードしていると考えている。
次世代原子炉「高速炉」の建設計画、米企業との連携強化を正式発表…最新知見を日米で共有。この記事を読んで考えるのは、高速炉は通常の原子力発電所よりもプルトニウムなどを効率的に燃やす原子炉で、強い放射線を長期間出す放射性廃棄物の量も減らせるので日本にも早く建設してほしいということ。次に高速炉開発で停滞する日本はテラパワー社の計画に参入し、人材育成などを進める方針だとあるが、人口減少が叫ばれている日本で、「原子力」という取り扱いが難しく恐ろしいものというイメージがついているものを自ら進んで学びたいという人材が日本にどれだけいるのか疑問だ。おそらく、大学進学を目指す人で原子力の分野へ進もうとしている人は、まず両親を説得させるところからはじめなければならないと考えている。なお、米政府から支援を受けるテラパワー社の創業者は、マイクロソフトの創業者であるビル・ゲイツ氏である。
スーパー赤字率「鳥取県」がトップ…全国各地のスーパー経営が危機的状況になる中で解決に向けた取り組みも。これを読んで考えるのは、経営状況を改善するため必要なことが、地域密着の品ぞろえにし、地場で調達できるものを安く調達すると書かれているが「スーパーマーケット」という括りで考えるではなく「スーパーマーケット」+「α」で何かの事業と組み合わせて赤字を改善するという意見である。スーパーマーケットの事業と別の事業で共有できる部分があれば良いのではと私は考えている。