完全栄養食 BASE FOODを展開するベースフード株式会社の財務諸表(第8期第2四半期)を見てみる

「ベースフード、24年2月期売上高3.3億円減少 自主回収で」という
記事が目についたので、ベースフード株式会社をEDINETで調べてみることにした。

・四半期連結貸借対照表,バランスシート/BS

まずは「貸借対照表,バランスシート/BS」。大きな数字と気になるものに着目する。資産の部から。まず現金及び預金(流動資産)で前事業年度(2023年2月28日)が、22億9660万円だったのに対し、当第2四半期会計期間(2023年8月31日)は、21億8557万円と減少している。次に売掛金(流動資産)で前事業年度(2023年2月28日)が、5億6174万円だったのに対し、当第2四半期会計期間(2023年8月31日)は、9億8429万円と増加している。次に商品(流動資産)で前事業年度(2023年2月28日)が、1億2293万円だったのに対し、当第2四半期会計期間(2023年8月31日)は、1億4672万円と増加している。次に未収入金(流動資産)で前事業年度(2023年2月28日)が、9627万円だったのに対し、当第2四半期会計期間(2023年8月31日)は、1億1443万円と増加している。次に有形固定資産で前事業年度(2023年2月28日)が、7913万円だったのに対し、当第2四半期会計期間(2023年8月31日)は、9848万円と増加している。次に投資その他の資産で前事業年度(2023年2月28日)が、2億3605万円だったのに対し、当第2四半期会計期間(2023年8月31日)は、2億6520万円と増加している。

負債の部。未払金(流動負債)で前事業年度(2023年2月28日)が、5億5778万円だったのに対し、当第2四半期会計期間(2023年8月31日)は、7億131万円と増加している。次に買掛金(流動負債)で前事業年度(2023年2月28日)が、4億5688万円だったのに対し、当第2四半期会計期間(2023年8月31日)は、6億2527万円と増加している。次に買掛金(流動負債)で前事業年度(2023年2月28日)が、4億5688万円だったのに対し、当第2四半期会計期間(2023年8月31日)は、6億2527万円と増加している。次に短期借入金(流動負債)で前事業年度(2023年2月28日)が、5億円だったのに対し、当第2四半期会計期間(2023年8月31日)も5億円で変化はなし。次に契約負債(流動負債)で前事業年度(2023年2月28日)が、1億9285万円だったのに対し、当第2四半期会計期間(2023年8月31日)は、2億6990万円で増加している。次に未払費用(流動負債)で前事業年度(2023年2月28日)が、1億3750万円だったのに対し、当第2四半期会計期間(2023年8月31日)は、1億3156万円で減少している。次に資産除去債務(固定負債)で前事業年度(2023年2月28日)が、2382万円だったのに対し、当第2四半期会計期間(2023年8月31日)は、2445万円で減少している。そして純資産の部で利益剰余金。前事業年度(2023年2月28日)が、マイナス14億7650万円だったのに対し、当第2四半期会計期間(2023年8月31日)は、マイナス16億651万円で増加しているので稼いでいない。当第2四半期会計期間の負債合計(23億8947万円)と純資産合計(15億4913万円)のバランスを見ると、負債合計が上回る。

四半期連結損益計算書

次に損益計算書(PL)。まずは売上高は前第2四半期累計期間 (自 2022年3月1日 至 2022年8月31日)が45億円だったのに対し当第2四半期累計期間 (自 2023年3月1日 至 2023年8月31日)は81億円と増加している。次に売上原価は前第2四半期累計期間 (自 2022年3月1日 至 2022年8月31日)が19億円だったのに対し当第2四半期累計期間 (自 2023年3月1日 至 2023年8月31日)は40億円と増加している。次に売上原価は前第2四半期累計期間 (自 2022年3月1日 至 2022年8月31日)がマイナス3億7828万円だったのに対し当第2四半期累計期間 (自 2023年3月1日 至 2023年8月31日)はマイナス1億2631万円と増加しているが、当第2四半期累計期間はマイナスとなっており、営業の調子は良くなかったようだ。次に四半期純損失(△)は前第2四半期累計期間 (自 2022年3月1日 至 2022年8月31日)がマイナス3億8203万円だったのに対し当第2四半期累計期間 (自 2023年3月1日 至 2023年8月31日)はマイナス1億3000万円と増加する結果となっている。最後に報告書を見ると自社ECチャネルでは、顧客獲得・認知度向上を目的としたWeb広告の実施、リテールチャネル(卸販売)の店舗拡大などにより自社ECのサブスクリプション購入を始める顧客の増加によりサブスクリプション会員の獲得が進む。結果サブスクリプション会員数は拡大。海外展開は、香港でECモール(HKTVMall)において2022年5月に販売開始。2023年8月で販売数量が累計で15万袋突破。国内外での販売数量は順調に推移といったことが書かれている。が、2023年10月24日に外部工場で生産したパンにカビが発生する可能性があるとして自主回収となっている。


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Kazutaka Kobayashi@論理的思考×課題解決
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