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上司代行ってなんだ? 会社が抱える深刻な人材不足の真相など,メルマガ - 2024/10/22

読者へのメッセージ(小話): IT導入補助金、3割の中小事業者が不適切受給について。IT導入補助金は、事業者の未来を支援するどころか、キックバックで一部の関係者の懐を潤しているのではないかという疑念が生じています。税金を使った補助金が、ビジネスモデルとして機能している現状に対し、本来の目的がどこにあるのか、そして誰がこの『補助金で儲ける』構造を作り出したのか、問い直す必要があるのではないでしょうか。

■今日のトピック

本日紹介する記事はまずはこちら。「上司代行って、結局は誰かに責任を押し付けてるだけだろ? 誰かが責任を取ってくれるから自分は楽できるって思ってるのか?そんな考え方が今の日本をダメにしてるんじゃないのか?上司の仕事は、ただ命令するだけじゃない。部下の悩みを聞いて、一緒に考え、時には叱咤激励もする。そんな面倒なことを他人に丸投げしようってのか?」といった声が聞こえてきそうな記事です。

若手社員の8割近くが「管理職になりたくない」…リーダーが育ちにくい時代の「上司代行」の可能性。この記事の本質は、若手社員が管理職を敬遠する現状と、その背景にある管理職の多忙化や、企業のリーダー育成の難しさを浮き彫りにしています。そして、その解決策として注目されているのが、外部の専門家である「上司代行」というサービス。そもそも人はなぜ上司になりたがらないのか?まず責任の重圧。上司は、部下の成績や行動だけでなく、組織全体の成果にも責任を持たなければならない。この責任の重圧は、想像以上に大きい。 人間関係の煩わしさ。部下との関係だけでなく、同僚や上司との関係も複雑に絡み合い、人間関係のトラブルに巻き込まれる可能性も高い。 自由な時間がなくなる。上司になると、部下の相談に乗ったり、会議に参加したりと、自由な時間が大幅に減ってしまう。次に社会論。日本社会の「お上」に対する不信感。上司代行のニーズが高まっている背景には、日本社会が抱える問題も深く関わっているでしょう。 トップダウン型の組織。日本企業は、トップダウン型の組織がまだまだ多い。上司の指示をただ従うという風土は、若手社員のモチベーションを低下させ、組織の活性化を阻害する。 年功序列。年功序列制度は、能力よりも年齢や勤続年数を重視する傾向があり、若手社員の成長の機会を奪う可能性がある。 パワハラ、セクハラ問題。上司によるパワハラやセクハラが社会問題化しており、若手社員は上司になることを恐れるようになった。

次に紹介する記事は、「広告業界、もうカオスだろ?AIまで使ってさ、金巻き上げてんじゃねーよ。昔っから広告って胡散臭いもんだったけど、今はもうわけわかんねーな。だってさ、広告見たくないのに、見たくもないとこに広告出されて、金払わされてるんだぜ?しかも、その金、どこ行ってるかわかんねーし。AIがね、クリック偽装とかやってんの?ふざけんなよ。人間が考えたことかよ。AIが悪いんじゃなくて、作った人間が悪いんだよ。広告業界の人間ってさ、金のことしか考えてねーのか?ちょっとは消費者のこと考えろよ。倫理観とかいう前に、まず金の流れをちゃんと把握しろよ。どこで金が漏れてるんだよ。」といった声が聞こえてきそうな記事です。

広告費目当ての“迷惑サイト” 急増の背景にAIも。この記事で特に重要だと感じた点は、消費者がすでに広告に対してネガティブな感情を持っているという現実です。広告を見たくないという心理がある中で、悪質なサイトに自社広告が意図せず表示され、そこに毎月約1000万円もの広告費が使われていることは、単なる無駄遣いにとどまらず、業界全体の健全な発展を阻害する深刻な問題です。さらに、一部の企業が不正な手段で広告費を搾取し、架空の実績を作ることで業界の信頼性を低下させています。広告詐欺は深刻化しており、昨年だけで約200億円の広告費が悪質なサイトに流れた可能性が指摘されています。特に、人間ではない自動プログラム(bot)や生成AIが広告クリックを偽装し、広告費を不正に増やす手法が広がっています。また、生成AIによって自動的に悪質なサイトが作成されるケースもあり、この詐欺行為は一種のサプライチェーンのように高度化していると考えられます。この記事には、「広告がどのメディアに掲載され、どこに費用が使われているのかを把握し、不適切なメディアに資金が流れないよう最大限の注意を払うべきだ」と記されていますが、私が特に重要だと感じるのは、倫理観を持つことよりも、不適切なメディアに資金が流れないよう具体的な行動を取ることです。業界全体が協力して、技術的対策や制度整備を行い、実際の行動を伴う取り組みを進めることが、問題解決への鍵だと考えます。

次に紹介する記事は「マーケティングとは嘘のラッピングのこと~故・山崎元さんが書き遺した「お金と人生」。」です。これについて考えたことを書いています。

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