静岡銀行等を収める金融持株会社「しずおかフィナンシャルグループ」の財務諸表(第2期第1四半期)を見てみる
「しずおかFG4〜9月、純利益17%減 固定資産見直しで」という記事が目についたので、株式会社しずおかフィナンシャルグループをEDINETで調べてみた。
・四半期連結貸借対照表,バランスシート/BS

まずは「貸借対照表,バランスシート/BS」。大きな数字と気になるものに着目する。資産の部から。まず貸出金で前連結会計年度(2023年3月31日)が、110兆371億円だったのに対し、当第1四半期連結会計期間(2023年6月30日)は、110兆997億円と増加している。次に有価証券で前連結会計年度(2023年3月31日)が、12兆9960億円だったのに対し、当第1四半期連結会計期間(2023年6月30日)は、13兆1539億円と増加している。次に有価証券で前連結会計年度(2023年3月31日)が、12兆9960億円だったのに対し、当第1四半期連結会計期間(2023年6月30日)は、13兆1539億円と増加している。次に現金預け金で前連結会計年度(2023年3月31日)が、1兆7471億円だったのに対し、当第1四半期連結会計期間(2023年6月30日)は、1兆9275億円と増加している。次に負債の部。預金で前連結会計年度(2023年3月31日)が、11兆7050億円だったのに対し、当第1四半期連結会計期間(2023年6月30日)は、11兆8228億円と増加している。次に借用金で前連結会計年度(2023年3月31日)が、1兆3255億円だったのに対し、当第1四半期連結会計期間(2023年6月30日)は、1兆2726億円と減少している。次に債券貸借取引受入担保金で前連結会計年度(2023年3月31日)が、4667億円だったのに対し、当第1四半期連結会計期間(2023年6月30日)は、7046億円と増加している。

次に純資産の部で利益剰余金。前連結会計年度(2023年3月31日)が、8053億円だったのに対し、当第1四半期連結会計期間(2023年6月30日)は、8134億円と増加しているので、第1四半期連結会計期間は稼いでいる。第1四半期連結会計期間の負債合計(14兆9218億円)と純資産合計(1兆1716億円)のバランスを見ると、負債合計が上回っている。
・四半期連結損益計算

次に損益計算書(PL)。今回は四半期報告書 ‐ 第1期 第3四半期(2022/10/01 ‐ 2022/12/31)と、四半期報告書 ‐ 第2期 第1四半期(2023/04/01 ‐ 2023/06/30)を比べてみる。第1期 第1四半期が見つからなかった。経常収益は第1期第3四半期連結累計期間 (自 2022年4月1日 至 2022年12月31日)が、2108億円だったのに対し、第2期 第1四半期連結累計期間 (自 2023年4月1日 至 2023年6月30日)は、823億円となっている。次に経常利益は第1期第3四半期連結累計期間 (自 2022年4月1日 至 2022年12月31日)が、558億円だったのに対し、第2期 第1四半期連結累計期間 (自 2023年4月1日 至 2023年6月30日)は、232億円となっている。次に四半期純利益は第1期第3四半期連結累計期間 (自 2022年4月1日 至 2022年12月31日)が、397億円だったのに対し、第2期 第1四半期連結累計期間 (自 2023年4月1日 至 2023年6月30日)は、164億円となっている。
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