各種建設機械を扱うメーカーである株式会社竹内製作所の財務諸表(第62期 第2四半期)を見てみる

「竹内製作所の純利益51%増 24年2月期、欧米で建機好調」という記事が目についたので、株式会社竹内製作所をEDINETで調べてみることにした。株式会社竹内製作所の建設機械はヨーロッパと北米で高いシェアを占めているようだ。

・四半期連結貸借対照表,バランスシート/BS

まずは「貸借対照表,バランスシート/BS」。大きな数字と気になるものに着目する。資産の部から。まず現金及び預金(流動資産)で前連結会計年度(2023年2月28日)が、439億円だったのに対し、当第2四半期連結会計期間(2023年8月31日)は、421億円と減少している。次に受取手形及び売掛金(流動資産)で前連結会計年度(2023年2月28日)が、357億円だったのに対し、当第2四半期連結会計期間(2023年8月31日)は、456億円と増加している。次に商品及び製品(流動資産)で前連結会計年度(2023年2月28日)が、220億1300万円だったのに対し、当第2四半期連結会計期間(2023年8月31日)は、227億9100万円と増加している。次に仕掛品(流動資産)で前連結会計年度(2023年2月28日)が、153億円だったのに対し、当第2四半期連結会計期間(2023年8月31日)は、142億円と減少している。次に原材料及び貯蔵品(流動資産)で前連結会計年度(2023年2月28日)が、103億6300万円だったのに対し、当第2四半期連結会計期間(2023年8月31日)は、135億200万円と減少している。次に建物及び構築物(純額)(有形固定資産)で前連結会計年度(2023年2月28日)が、95億円だったのに対し、当第2四半期連結会計期間(2023年8月31日)は、180億円と増加している。次に土地(有形固定資産)で前連結会計年度(2023年2月28日)が、35億円だったのに対し、当第2四半期連結会計期間(2023年8月31日)は、39億円と増加している。次に繰延税金資産(投資その他の資産)で前連結会計年度(2023年2月28日)が、28億円だったのに対し、当第2四半期連結会計期間(2023年8月31日)は、34億円と増加している。次に繰延税金資産(投資その他の資産)で前連結会計年度(2023年2月28日)が、28億円だったのに対し、当第2四半期連結会計期間(2023年8月31日)は、34億円と増加している。

次に負債の部。買掛金(流動負債)で前連結会計年度(2023年2月28日)が、267億円だったのに対し、当第2四半期連結会計期間(2023年8月31日)は、286億円と増加している。次に製品保証引当金(流動負債)で前連結会計年度(2023年2月28日)が、20億円だったのに対し、当第2四半期連結会計期間(2023年8月31日)は、24億円と増加している。次に役員株式給付引当金(固定負債)で前連結会計年度(2023年2月28日)が、9400万円だったのに対し、当第2四半期連結会計期間(2023年8月31日)は、1億300万円と増加している。そして純資産の部で利益剰余金。前連結会計年度(2023年2月28日)が、1091億円だったのに対し、当第2四半期連結会計期間(2023年8月31日)は、1171億円と増加しているので、当第2四半期連結会計期間は稼いでいる。当第2四半期連結会計期間の負債合計(404億円)と純資産合計(1353億円)のバランスを見ると、純資産が上回っているので、今のところ経営に問題はなさそうである。

四半期連結損益計算書

次に損益計算書(PL)。まずは売上高は、前第2四半期連結累計期間 (自 2022年3月1日 至 2022年8月31日)が、860億円だったのに対し当第2四半期連結累計期間 (自 2023年3月1日 至 2023年8月31日)は、1051億円と増加している。次に売上原価は、前第2四半期連結累計期間 (自 2022年3月1日 至 2022年8月31日)が、660億円だったのに対し当第2四半期連結累計期間 (自 2023年3月1日 至 2023年8月31日)は、796億円と増加している。次に営業利益は、前第2四半期連結累計期間 (自 2022年3月1日 至 2022年8月31日)が、93億円だったのに対し当第2四半期連結累計期間 (自 2023年3月1日 至 2023年8月31日)は、169億円と増加している。次に営業利益は、前第2四半期連結累計期間 (自 2022年3月1日 至 2022年8月31日)が、93億円だったのに対し当第2四半期連結累計期間 (自 2023年3月1日 至 2023年8月31日)は、169億円と増加しているので、当第2四半期連結累計期間の営業の調子はよかったようである。次に営業利益は、前第2四半期連結累計期間 (自 2022年3月1日 至 2022年8月31日)が、76億円だったのに対し当第2四半期連結累計期間 (自 2023年3月1日 至 2023年8月31日)は、126億円と増加する結果となっている。

次に為替差益(営業外収益)と、為替差損(営業外費用)を調べてみると、為替差益(営業外収益)で10億程度発生している期間もあれば、期間によっては為替差損で1~2億円の損失が発生していることがわかる。最後に報告書を確認すると、グループでは販売状況は欧米ともに好調に推移しており、主要製品の販売台数は前年同期を上回っているようだ。



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Kazutaka Kobayashi@論理的思考×課題解決
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