第一パンとして知られる第一屋製パン株式会社の財務諸表(第83期第1四半期)を見てみる
今回は「一パン、今期最終を一転3.4倍増益に上方修正」という記事が気になったので、第一屋製パン株式会社をEDINETで調べることにした。
連結貸借対照表,バランスシート/BS
「連結貸借対照表,バランスシート/BS」。大きな数字と私が気になるところに着目している。
次に純資産の部で利益剰余金合計。前連結会計年度(2023年12月31日)が、マイナス8億300万円だったのに対し、当第1四半期連結会計期間(2024年3月31日)は、マイナス5億2700万円とマイナスが改善しているので、稼いでいる。当第1四半期連結会計期間(2024年3月31日)の負債合計(111億円)と純資産合計(64億円)のバランスをみると、負債合計が上回る。
連結損益計算書
次に連結損益計算書(PL)。こちらも私が気になるところに着目している。営業利益は前第1四半期連結累計期間 (自 2023年1月1日 至 2023年3月31日)が、マイナス5900万円だったのに対し当第1四半期連結累計期間 (自 2024年1月1日 至 2024年3月31日)は、3億400万円と増加しているので、当第1四半期連結累計期間 (自 2024年1月1日 至 2024年3月31日)は調子がよかったようだ。最後に報告書をみると、食品事業。既存の自社ブランド(NB)商品については、お客様の目線に立ち、主力商品のリニューアルを継続的に実施し、前年を大きく上回る伸長となり、当社全体の売上を牽引。更に、ハンバーガーチェーンやコーヒーチェーン向けなどの業務用食材パンにつきましても、人流の回復による来店客数増加に加え、各チェーンの販促企画に合わせた商品の提案などにより好調に推移し、前年を上回る実績。また、昨年発売25周年を迎えたテレビアニメキャラクター商品は、記念キャンペーンなどにより大きく伸長し、本年においても売上伸長を継続、前年を上回る実績を継続。結果、売上高は、6,638百万円(前年同期比6.6%増)、セグメント営業利益は602百万円(前年同期比209.4%増)。不動産事業。千葉県松戸市その他の地域において賃貸物件を保有しており、売上高は、27百万円(前年同期比31.6%減)、セグメント営業利益は9百万円(前年同期比63.7%減)。といったことが書かれている。