ストリートファイターやモンスターハンターで有名な株式会社カプコンの財務諸表（第45期第1四半期）を見てみる
「カプコン「スト6」で株価も「昇竜」 ROE支える旧作群」という記事が目についたので、株式会社カプコンをEDINETで調べてみることにした。
・四半期連結貸借対照表,バランスシート/BS
まずは「貸借対照表,バランスシート/BS」。大きな数字と気になるものに着目する。資産の部から。まず現金及び預金（流動資産）で前連結会計年度(2023年3月31日)が、1021億円だったのに対し、当第1四半期連結会計期間(2023年6月30日)は、1086億円と増加している。次にゲームソフト仕掛品（流動資産）で前連結会計年度(2023年3月31日)が、385億円だったのに対し、当第1四半期連結会計期間(2023年6月30日)は、398億円と増加している。開発中のゲームソフトがけっこうある。次にゲームソフト仕掛品（流動資産）で前連結会計年度(2023年3月31日)が、385億円だったのに対し、当第1四半期連結会計期間(2023年6月30日)は、398億円と増加している。開発中のゲームソフトがけっこうある。次に売掛金（流動資産）で前連結会計年度(2023年3月31日)が、249億円だったのに対し、当第1四半期連結会計期間(2023年6月30日)は、165億円と減少している。次にその他(純額)（有形固定資産）で前連結会計年度(2023年3月31日)が、175億円だったのに対し、当第1四半期連結会計期間(2023年6月30日)は、187億円と増加している。その他がきになる。次に建物及び構築物(純額)（有形固定資産）で前連結会計年度(2023年3月31日)が、104億2千万円だったのに対し、当第1四半期連結会計期間(2023年6月30日)は、105億6千万円と増加している。次にその他（投資その他の資産）で前連結会計年度(2023年3月31日)が、164億円だったのに対し、当第1四半期連結会計期間(2023年6月30日)は、129億円と減少している。こちらもきになる。次に負債の部。未払法人税等（流動負債）で前連結会計年度(2023年3月31日)が、121億円だったのに対し、当第1四半期連結会計期間(2023年6月30日)は、40億円と減少している。次にその他（流動負債）で前連結会計年度(2023年3月31日)が、99億6千万円だったのに対し、当第1四半期連結会計期間(2023年6月30日)は、98億9千万円と減少している。次に賞与引当金（流動負債）で前連結会計年度(2023年3月31日)が、57億円だったのに対し、当第1四半期連結会計期間(2023年6月30日)は、35億円と減少している。次に繰延収益（流動負債）で前連結会計年度(2023年3月31日)が、54億円だったのに対し、当第1四半期連結会計期間(2023年6月30日)は、16億円と減少している。次にその他（固定負債）で前連結会計年度(2023年3月31日)が、44億円だったのに対し、当第1四半期連結会計期間(2023年6月30日)は、54億円と減少している。次に退職給付に係る負債（固定負債）で前連結会計年度(2023年3月31日)が、41億円だったのに対し、当第1四半期連結会計期間(2023年6月30日)は、42億円と増加している。固定負債で気になったのは長期借入金の少なさ。他の業種と比べる少ない。カプコンが特別少ないのかは謎。6億円ほどしかない。
そして利益剰余金。前連結会計年度(2023年3月31日)が、1435億円だったのに対し、当第1四半期連結会計期間(2023年6月30日)は、1531億円と増加しているので、第1四半期連結会計期間は稼いでいる。第1四半期連結会計期間の負債合計（418億円）と純資産合計（1741億円）のバランスをみると、純利益合計が上回っているので、悪くはなく調子の良い会社である。
・四半期連結損益計算
次に損益計算書（PL）。まずは売上高は、前第1四半期連結累計期間 (自 2022年4月1日 至 2022年6月30日)が、252億円だったのに対し、当第1四半期連結累計期間 (自 2023年4月1日 至 2023年6月30日)は、438億円と増加している。次に売上原価は、前第1四半期連結累計期間 (自 2022年4月1日 至 2022年6月30日)が、87億円だったのに対し、当第1四半期連結累計期間 (自 2023年4月1日 至 2023年6月30日)は、135億円と増加している。次に販売費及び一般管理費は、前第1四半期連結累計期間 (自 2022年4月1日 至 2022年6月30日)が、43億円だったのに対し、当第1四半期連結累計期間 (自 2023年4月1日 至 2023年6月30日)は、62億円と増加している。次に営業利益は、前第1四半期連結累計期間 (自 2022年4月1日 至 2022年6月30日)が、120億円だったのに対し、当第1四半期連結累計期間 (自 2023年4月1日 至 2023年6月30日)は、240億円と増加しているので、第1四半期連結累計期間の営業の調子は良いようだ。次に為替差益（外国為替相場の変動によって生じた利益）（営業外収益）は、前第1四半期連結累計期間 (自 2022年4月1日 至 2022年6月30日)が、7億円だったのに対し、当第1四半期連結累計期間 (自 2023年4月1日 至 2023年6月30日)は、16億円と増加している。これは、ゲームソフトを海外で販売したことで、円安ドル高の影響をうけてのことだろうか。次に四半期純利益は、前第1四半期連結累計期間 (自 2022年4月1日 至 2022年6月30日)が、90億円だったのに対し、当第1四半期連結累計期間 (自 2023年4月1日 至 2023年6月30日)は、181億円と増加する結果となった。
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