見出し画像

経営悪化のモーターサイクルメーカー”KTM”自主管理による破産手続き開始など,メルマガ - 2024/11/28

読者へのメッセージ(小話):俳優の藤原紀香、篠田麻里子らが所属する芸能事務所・サムデイが、東京地裁にて破産手続開始決定の申立てを行った件。タレントが今後個々で活動するとのことですが、そもそも芸能事務所とは何のために存在するのでしょうか。本来、事務所はタレントやスタッフを支え、守る役割を果たすべきものです。しかし、今回のように債務超過に陥るまで適切な対策が講じられず、さらにタレントやスタッフに何の説明もないまま破産申立てを行うという対応では、マネジメントとは言えません。リスクに備えることが経営者の責務であり、問題が発覚した段階で透明性のある対応を取るべきでした。それを怠り、最後の最後で突然の破産を発表するのは、信頼を失うだけでなく、これまでの関係者への責任を放棄する行為とも捉えられます。このような事態に至った以上、せめてタレントやスタッフが今後も活動を続けられるよう、誠意を持って支援策を講じるべきではないでしょうか。

■今日のトピック

KTM、自主管理による破産手続きを開始へ…90日以内の完了めざす。KTMが自主管理による破産手続きを開始し、90日以内の完了を目指すと発表しました。この動きは、単なる一企業の経営危機として捉えるだけではなく、世界の二輪車市場全体が抱える構造的な課題を考える上で示唆に富むものです。まず、世界の二輪車市場は成長を続けています。2023年の市場規模は1143億6000万ドルと評価され、2032年までに2014億2000万ドルに拡大すると予測されています。一方で、業界全体では電動化の波が急速に押し寄せており、2030年までに電動二輪車の普及率が最大27%に達する見込みです。この急激な変化への適応は、多くのメーカーにとって大きな挑戦となっています。

業界全体の課題として以下の点が挙げられます。

  1. 電動化への対応:技術開発や生産体制の変更が急務となる中、この流れに乗り遅れると競争力を失うリスクがあります。

  2. 地域別戦略の重要性:例えば中国市場の縮小やインド市場の成長といった地域ごとの需要変化に柔軟に対応する必要があります。

  3. 規制対応のコスト増加:排ガス規制強化に伴う技術革新や生産体制の見直しは、企業にとって財務的負担を増やす要因です。

  4. 新たな消費者ニーズの台頭:近年注目されている「バイ活」など、新しいライフスタイルに合った製品開発が求められています。

  5. 競争の激化:市場の成長に伴い、既存メーカーだけでなく新規参入企業との競争も激しさを増しています。

こうした現状を背景に、KTMの破産手続きは業界全体の課題を象徴するものとして捉えられます。特に、二輪車業界に限らず、デジタル化、グローバル化、そしてサステナビリティへの対応は、現在多くの産業が直面する共通の課題です。これらの変化に対応するためには、柔軟性のある組織体制の構築やイノベーションを促進する仕組みが不可欠です。KTMのケースから、企業が直面する課題を改めて見直すことで、業界全体が持続可能な成長を実現するためのヒントを得ることができるかもしれません。

コンピューターウイルス作成し、不正アクセス 中学3年の少年(15)を書類送検 トークアプリ“Discord”で被害者とつながる 不正指令電磁的記録共用などの疑い。中学生がウイルスを作る時代になった、なんて話を聞くと技術の進化は感じますが、正直なところ人間のやること自体は全然進歩していないように思えます。かつての暴力行為が路地裏で行われていたのに対し、今はネットという新しい場所で形を変えて繰り返されているだけです。こんな高度な技術を持つなら、もっと建設的で社会に役立つ方向に活かせないのか?自分の才能を破壊行為に使うのは、愚かさの極みとしか言いようがありません。SNSで他人の個人情報を晒す行為も同じです。どんな神経をしていればこんなことができるのか、と驚かされます。昔の不良だって最低限の「仁義」は持っていましたが、今やその最低ラインすら崩壊しているのかもしれません。ツールがどれだけ進化しても、人間の本質的な部分、特に醜い部分は全く変わらない。それどころか、より目立つ形で露呈しているように思えます。そして、こうした問題に対する対応にも疑問が残ります。警察がただ「捕まえました」で終わらせるのではなく、こういった才能をどう社会に活かせるかを本気で考えるべきではないでしょうか。少年院に入れて「反省しろ」なんてやり方では、どうせ出所した後にまた新たな悪知恵をつけて帰ってくるだけです。犯罪を許すべきではないのは当然ですが、同時にその才能を育て、社会に役立つ形で再利用する仕組みを作らない限り、同じことの繰り返しになるのは目に見えています。

「吉村洋文府知事もう「維新」の代表ヅラだが…街宣で“封印”大阪万博チケットは売れ行きメタメタ」という記事で考えることは…。

ここから先は

760字
このマガジンを購読すると、役立てる情報をお届けいたします(「死への恐怖」や「人生の本質」といった普遍的なテーマをもとに、時代の本質を鋭く洞察します。 )。定期的に読むなら購読の方がお得です。

思春期から抱いてきた「死への恐怖」や「人生の本質」といった根源的な問いは、私に深い探求心を与えると同時に、市場の変化を敏感に察知するための…

よろしければ執筆費用をサポートお願いします!助けてください。