ロイロノートのおすすめツール&新機能紹介
※youtuebeチャンネル「紅葉先生の教室」の台本を先行公開した記事です。
こんにちは、紅葉です。
「紅葉先生の教室」では、現場で働く先生を応援するために、授業・学級経営に関する動画を一日1本、youtubeで配信しています。
今回は「ロイロノートのおすすめツール&新機能を紹介!授業で活用するときのポイントも解説します」
というテーマでやっていきます。
よろしくお願いします。
この動画を最後までご視聴いただきますと、ロイロノートのおすすめツールや便利な機能が分かるだけでなく、具体的な活用方法まで知ることができますから、よければ最後までお付き合いください。
「うちの学校ではロイロノートを導入してないよ…」という方でもICTを活用するときに大切な指導ポイントが分かりますので、よければ覗いてみてください。ちなみに、ロイロノートを導入していない学校では、「Kahoot!」がおすすめです。活用方法について知りたい方がいらっしゃいましたら、いいねやコメントで反応してもらえると動画にするかもしれません。
よろしくお願いします。
では、本編スタートです。
今回の内容
この動画では次の3つに分けてお話していきます。
ロイロノートのおすすめツール「テストカード」
ロイロノート便利機能活用法
注意点
以上3本立てでお楽しみください。
それではやっていきましょう!
1.ロイロノートのおすすめツール「テストカード」
ロイロノートではテストカードを作成することができます。
【テストカードの作り方】
①ロイロノートで授業ごとにノートを作ります。
②ノートの左下「テスト」をクリックします。
③3つのアイコンから「テスト」を選択します。
ほかに、アンケートを取る機能などもあります。
これで、誰でも簡単にテストを作成することができます。
ゲームモードの使い方
そして今回紹介するのは、実際にテストをするときの機能「ゲームモード」についてです。ゲームモードを活用することで、授業中、クイズ形式で学習内容の確認をすることができます。
やり方はとても簡単です。
まずは、作成したテストカードを選択します。
次に、カード右上にある「全員で回答」ボタンを押します。
最後に、「通常モード」「ゲームモード」の選択画面になりますので、「ゲームモード」をクリックします。
実際の操作画面を観たい!という方は、ロイロノート公式の動画をご覧ください。概要欄にリンクを貼っておきます。
新機能
その動画の中で紹介されている新機能が、ゲームモードBGM機能の追加です。
「音あり」ボタンを押すと、BGMが流れるようになりました。
また、同じ画面で回答時間も選択することができます。実際に授業で活用するときには、この「制限時間」が超重要になります。
この時間設定を間違えてしまうと、途端に授業がダレてしまいますので気を付けましょう。
2.【ロイロノート】授業での活用法
ということで2番目は、実際に学校現場でロイロノートのテストカードを活用するときのポイントを解説していきます。
どのタイミングでテストカード「ゲームモード」を使うのか?
例えば、次のような場面でテストカードのゲームモードを活用すると学習効果が高まります。
①単元まとめの時間
「算数」「理科」「国語」「社会」など、単元ごとにある「まとめ」の時間でテストを実施します。授業の前半では、問題を解くなど学習内容の定着・習熟を目指した活動を行います。そして、授業の後半でロイロノートでテストを実施するのが効果的です。
ゲームモードでは、クイズ形式で学習内容を確認できます。授業や単元の後半・終盤にテストを行うと予告しておくと、子ども達はそこに向けて意欲的に取り組むようになるかもしれません。
②授業始め・復習の時間
学習の序盤で、前年度の学習内容などを振り返るときにも活用できます。例えば、算数の時間に図形の名称を復習したり、社会の時間に頻出単語を確認したりするのがおすすめです。
私の場合は、授業の始めに毎時間ウォーミングアップを取り入れていました。授業の始めに復習中心の問題に取り組むことで、既習内容の復習になるだけでなく、学習意欲向上にもつながりやすくなります。時間は1~5分程度がいいと思いますよ。
③学級活動
係活動やお楽しみ会でも活用できそうですよね。例えば、イントロクイズ。ゲームモードで曲名を選択肢に入れておき、事前に音源を別で用意すれば気軽に楽しむことができます。別途ワイヤレススピーカーなどで音源を用意する必要はありますが、音楽係などがアンケート機能を使いクラスで曲を募集するのもいいかもしれません。自分がリクエストした音楽が採用されたら、子どもはうれしいと思いますよ。
イントロクイズに限らず、係活動やお楽しみ会での活用方法はたくさんありそうですよね。
ということで、①単元のまとめ②授業の始め③学級活動での活用方法を紹介しました。
3.注意点
最後に、ロイロノートで「テストカード」(ゲームモード)を活用するときの注意点をお話して終わりにしようと思います。
注意点1.使いすぎに注意!
ゲームモードは乱発しないように注意しましょう。一つの単元で1回から2回くらいがちょうどいいかもしれません。
あまり使いすぎてしまうと、特定の子どもがいつもランキング上位になり他の子どもがやる気をなくしたり競うことが目的になったりする可能性があります。
クラスの実態に合わせて、ここぞという場面で使いましょう。
注意点2."競争がすべて"にならない指導を。
ランキングがすべてにならないように指導するといいと思います。
例えば、単元のまとめにゲームモードを使う時は、事前に目標設定をします。「今回は、何問正解を目指そう」と先生から投げかけてもいいです。また、授業の始めに一人一人が目標を立てるのもいいかもしれません。「1位になること」が目的ではなく、学習を定着させることが目的であることが明確になるよう、教師側が指導する必要があります。
また、テストが終わった後に価値づけをすることも忘れないようにしましょう。
「自分の目標を達成できた人?」
「あとちょっと!惜しかったよ~って人?」
など全体で到達度を確認します。
それから、
「この1時間とても集中して勉強できていたね。」
と学習過程が大切であることを、子ども達に価値づけてあげましょう。
まとめ
今回の内容は以上になります。
簡単にまとめると、
ロイロノートのおすすめツール「テストカード」の機能「ゲームモード」の使い方と活用方法を解説しました。
ICT活用はあくまで手段です。先生が目的を忘れないよう、子どもが目的を理解できるような指導をすることが大切ですね。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
この動画をみて、授業でロイロノートを活用したい!と思っていただけた方は、いいねやコメントをしてもらえると、とてもうれしいです。ICTの活用についての動画をもっとみたい!という方がいましたら、コメントで教えてください。
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それではまたお会いしましょう。
さようなら。