人生が変わった音楽

橋本学:ドラム・パーカッション奏者・作曲家…ただし現在は休業中。 こちらはCDのレビューを主に記していきます。 はっきり言ってジャンルはオールラウンド、YouTubeにあるものは中身の音源のリンクを貼ります。

人生が変わった音楽

橋本学:ドラム・パーカッション奏者・作曲家…ただし現在は休業中。 こちらはCDのレビューを主に記していきます。 はっきり言ってジャンルはオールラウンド、YouTubeにあるものは中身の音源のリンクを貼ります。

最近の記事

矢沢永吉「Rock'n Rall」

自分は中学2年生の頃からモータースポーツ、特にフジテレビで中継していたF-1GPにハマり、深夜なので録画して欠かさず見ていました。アイルトン・セナが初チャンピオンを獲得した直後、日本人ドライバー中島悟も参戦していた頃です。 関連してレンタルビデオで過去のレースやドキュメンタリーを片っ端から見ていました。 そんな中で出会った映画「グッバイ・ヒーロー」は、70年代から80年代後半までのF-1シーンをとらえたドキュメント映画。 YouTubeに映画の一部がありました。 https:

    • 細野晴臣「銀河鉄道の夜」サウンドトラック

      これはアニメ映画「銀河鉄道の夜」(1985年)のサウンドトラックで、あのYMOの細野晴臣氏が手がけたものである。 筆者は小学生の頃にテレビで放映された映画を観て、音楽と共にその不思議な世界観に圧倒され、数年後にサウンドトラックをわざわざ探しに行って買った。あれから40年経つが未だに愛聴盤である。 全編、どこまでシンセサイザーでどこまで生楽器なのかわからない。人の声はもちろん生なんだろうが、細野さん程になればシンセサイザーでこのようなアナログな世界を作ってしまう事も可能ではない

      • Gontiti「Physics」

        やはり中学2年の頃、ラジオやCMでたまに名前を耳にしていたギター・デュオ、ゴンチチを聴いてみた。どれを聴いたらいいかわからず、とりあえずこれ「Physics」を。 1曲目「U.T.(Green Wich Time)。このタイトルはなんだこれ?(今になってwiki調べてもよくわからず。 https://ja.m.wikipedia.org/wiki/グリニッジ標準時) そしてどうしてこれをイメージしてこの曲ができたのかわからないが、この最小限の素朴なドラム・ベースのプログラミン

        • Yas-Kaz「Virgo Indigo」

          これはドラムを始めた中学2年の頃に初めて聴いた音楽。CDショップで見かけた時、CDの帯に「スーパー・パーカッショニストによる〜」と書いてある。打楽器の事をパーカッションというのはブラスバンドに入って学んだ。しかし、パーカッショニストなんて言葉があるんだ!?このYas-Kazさん、打楽器専門のプロの人?しかもリーダー録音CD??興味を持って聴いてみた。 1曲目「Djidanda」リード・メロディこそバイオリンだけど、アンサンブルの大半はオーバーダブされた打楽器群。後に知ったのだ

          本多俊之「東方見聞録」

          フュージョンに目覚めた自分は、日本のフュージョンを片っ端から聴いていた。 Casiopeaはその魅力を知ったちょうどそのタイミングで櫻井哲夫(b)→鳴瀬喜博(b)、神保彰(ds)→日山正明(ds)にメンバーチェンジし、また違う魅力を発揮し始めた。中でも鳴瀬氏=ナルチョのベースのインパクトは凄まじく、オクターブ上の複弦をプラスしつつディストーションをかけまくったド派手なスラップ(チョッパー)奏法は聴いた事ないサウンドだった。 一方で自分はドラム演奏を始めていたので、Pearl(

          本多俊之「東方見聞録」

          Casiopea 「World Live '88」

          神保彰(ds)氏がいなければ自分はドラムを続けていなかった。ブラスバンドでドラム・パーカッションを始めた自分は半年ほどのスネア・ドラムでの基礎練習を経て始めてドラムセットに触り(半年スネアで基礎的な音符休符をメトロノームで訓練した後にドラム・セットを初めて触るのは、現在ドラム歴30年を超えた今でも凄く良い経験だったと思う)、まず習うのが8ビートと16ビート。もちろんそれから練習を始めるが、1人でただの8ビートや16ビートをただ叩いてフィルインやって…というのが何となく恥ずかし

          Casiopea 「World Live '88」