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初めての本音

Twitterをフォローしてくださってる方はご存知かと思いますが。

私は、今の彼氏が大好きです。
この世で1番、人生で1番。

色々あって、つきあったり別れたり…を繰り返して、
多分3年くらい?もっと??

まあたぶん、派遣なら無期雇用になってるくらいの時間。

同い年の彼氏は、私と違ってバツが無くて、
人のことを絶対悪く言わない、
優しくて、頭の良い人。
何もかもが私と違って、心から尊敬している。

病気になって、どうしたって気になったのは、
彼のことだった。

彼の重荷になりたくない。
病気の彼女なんて、面倒臭いから別れたいんじゃない?
胸が無い恋人なんて、嫌だよね?

だから強がって、彼の前ではヘラヘラしてた。

入院する時の保証人になってくれないか、と、
「無理なら全然大丈夫なんだけど!!」
って、前置きしてお願いするのが精一杯の甘えだった。
(それだって多分嫌がられると思ってて、こわごわ頼んだ感じだった)

多分Twitterのフォロワーさんや、このnoteを見てくださってる方のほうが、
彼の何万倍も、私の本心を聞いてくれてる。

フォロワーさんが、教えてくれた。
「彼だって、本音を知りたいんじゃない?甘えて欲しいんじゃない?」

とあるバーで知り合って、なぜだか仲良くしてくれてる
10歳年下のイケメンなお友達は言ってくれた。

「俺は、ももさんが元気なら嬉しいよ。彼氏さんもそうなんじゃないかな?」

イケメンは、心もイケメンらしい。ちょっと悔しい。
知り合って以来、あなたにずっと恋人がいないことが、
おばちゃんは気になって仕方ありません。
(早く恋人作れ)

それでも私は、彼氏の重荷になることと、
捨てられてしまうことを恐れて、
彼氏を頼ることができなかった。

毎日毎日、家では泣いてるのに、
彼氏の前ではヘラヘラして、
「ホントに強いよね」
って彼氏に言わせてしまって、
言わせてしまったのに、傷付いて。

結局全て、私が彼のことを信じていなかったのが
いけないんだと思う。

彼を好きと言いながら、結局その好きになった部分を
全然信じられていなかったんだと思う。

昨日の夜、久しぶりに会って。

主治医に全摘出勧められてるんだよね、って伝えて

「治療したくないんだよねー」
「辛い思いしてまで生きてたいって思うような理由もないし(笑)」

って、またヘラヘラ笑ってたら。
彼がいつも通りの真顔で言った。

「ももがいなくなったら、俺はどうしたらいいの?」

そんなこと言われるなんて思わなかったから、
とても驚いて、すぐには受け止められなかった。

「そんな風に思ってるなら、どうして大事にしてくれないの?」

連絡はほとんどないし、デートだって滅多にできない。

私は彼が大好きだけど、彼は人と深く関わるのが苦手な人だから、
恋人っていう単語の、上っ面の楽しい部分だけ、
つまんでたい人なんだなと理解してた。

無責任にそんなことを言われた気がして、腹が立って、
つい本音をぶつけてしまった。

そこから、色んな話をした。
私は初めて、彼氏の前で号泣した。
初めて弱音を吐いた。

どうするかは、まだ決めきれない。

私には、この先何年か何十年かを生きる価値と覚悟があるのか。

全然わからない。
自信もない。

身体が変わってしまうことも、とても恐ろしい。

元通りに戻れないのなら、
自分でピリオドを打てたら、どんなに楽なんだろうって思う。

けど、そんな思いを少しだけ、踏みとどまらせてくれた1日でした。

帰宅して、彼が書いてくれた、保証人の書類を開いたら、
彼が生年月日を間違えて書いていた。

まあ、身分証を添付する訳じゃないからいいか、と思いつつ、

「書類ありがとう。ところで、19○○年生まれなの?(笑)」

ってLINEしたら…

「そうだよ!(昭和)○○年!!」

おバカな私も、さすがにおかしいと思い始める。

「え…?干支は…?」

なんと。
3年以上も付き合ってる同い年の彼は、
実は歳下でした。

年齢差は大したもんじゃないし、
別にそれ自体はどうでもいいんです。

この歳になったら、年齢差なんて気にしたって仕方ないし。

私がショックを受けたのは、
3年以上も一緒にいたのに、
生まれ年っていう随分基本的な情報を、
お互いに勘違いしてたということ。

それだけ…お互いのことを話してなかったってこと…なのかなあ…

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