hisa(ももいろ)

2021年11月に乳がんの告知を受けました。 一時は治療しない道を選ぼうかと考えましたが、 乳がんと戦う決意をしました。 頑張りますので、ご支援の程よろしくお願いいたします。 noteは乳がんのこともそうじゃないことも、色々書いていきます。

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2021年11月に乳がんの告知を受けました。 一時は治療しない道を選ぼうかと考えましたが、 乳がんと戦う決意をしました。 頑張りますので、ご支援の程よろしくお願いいたします。 noteは乳がんのこともそうじゃないことも、色々書いていきます。

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最近の記事

2年3ヶ月

今日は、がん病院の形成外科の受診日でした。 2年3ヶ月というのは、自分では全く意識してなくて、先生が 「(手術から)2年3ヶ月だね〜」 とおっしゃったので 「あー、そうなんだー」 という感じでした。 長かったような、短かったような…って良く言うけど、 私としては短かった気がします。 体感1年くらい。 歳取ったせいかも知れない。 形成外科で何をしているかというと、 乳房の再建です。 これがまあしんどくて。 お腹を横に30センチ切って、お肉を胸に詰めてるんですよね。 だか

    • サンタさん

      私は子供がいない。 これからも、多分いない。 でも、サンタさんをやってた時期がある。 私が高1の12月に、母がくも膜下出血で倒れた。 その時、末の妹はお絵描きが大好きな小1だった。 突然訪れた非日常。 専業主婦だった母が倒れ、 私はその役割を全然担えなかったけど、 なんとなく主婦業っぽいことをやっていた。 母は倒れた。 でも、クリスマスはやってくる。 多分母が倒れてから、2週間くらいだったと思う。 イブの夜、父の部屋に行った。 妹の枕元に置くプレゼントを受け取るために

      • 乳房全摘同時再建雑感

        久々のnote。 術後2ヶ月半。 右乳房全摘出。 踏み切れた理由の1つは、同時に再建できると言われたから。 再建について、決める前に自分なりに調べたりもしたけれど、 思ってたのと違う部分もあったから、 誰の役にも立たないといいなと願いつつ、 いつか誰かの役に立つかも知れないと思って、 今の感覚を残しておきます。 私の再建法は、お腹を横に30センチ切って、 そこのお肉とか諸々を胸に詰めてます。 (胸の表皮は元のまま) この方法は、人生で1回しかできないそうです。 だか

        • 選択肢、選択し

          乳がんのオプチャに入ってます。 みんな、自分の治療法について凄く調べて 色々考えてる。 私は、癌の告知を受けて、でも相談できる身内もいなくて、 ただただ先生の敷いたレールに乗っかり。 多分国内で一二を争うような癌専門病院で、 先生も良く話を聞いてくれて。 私の乗ったレールは間違えてないと思う。 でもそれとは別の次元の問題で、 もっと自分で調べたり考えたりしなくて良かったの? という後悔が頻繁に頭をよぎる。 言葉にすることも辛いくらい変わってしまった身体と 対峙しないと

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        • 乳がんに揺れる
          20本
        • お仕事周りのお話
          3本
        • 備忘録
          1本

        記事

          退院しました

          Twitterではご報告していましたが、正式に。 術後7日で退院いたしました。 術後7日は、私の病院・術式では最短だそうです。 (どんなに良くても7日未満では退院NG) 手術翌日から歩行訓練。 胸部も腹部も脇も、痛くて痛くて 「起き上がるなんて絶対無理!!」 って感じでしたが。 飄々とした感じの形成外科の先生が 「みんな歩いてますよ~」 なんて言うから。 そんなこと言われたら、歩かない訳いかないじゃないですか。 翌日看護師さんがぼそっと 「あの先生、いつもああ言

          明日、行ってきます

          いよいよ明日、入院。 明後日手術となりました。 11月に告知を受けてから3か月ほど。 長かったような、あっという間だったような・・・ 色々なことや思いがあって、時には絶望的になったり 自暴自棄になったり。 正直、とても苦しい日々でした。 それでもなんとか今日を迎えられたのは、 みなさまが支えてくださったからだと 心より感謝しています。 みなさまのご支援のおかげで、入院の準備もほぼ揃いました。 私一人では、とても無理でした。 本当にありがとうございます。 あとはパソ

          明日、行ってきます

          坂の上の病院

          大昔、東京の赤羽に「国立王子病院」という病院がありました。 赤羽だけど王子病院。 星美学園(共学化して校名変えるらしい…時代だ…) の隣にあったから、時々シスターを見かける病院。 幼少期の入院生活2年目を、私はここで過ごしました。 1年目は別の病院にいたのですが、そこは小児科が無くて、 泊まり込みで付き添わないといけない母が 先生に泣きついて、 遠方の赤羽の病院に転院になりました。 小児科だと泊まり込みで付き添わなくて良い、 というか、 泊まり込み付き添いはNGでした。

          塾のおねえさま

          私は通算で3年程度、中高受験の進学塾に勤めていました。 講師ではなくて、いわゆる「受付のおねえさん」。 (20代だったからね!おねえさんだよ!!) 「進学塾」という存在に対しては、 私の文章力では表現しきれない、様々な思いがある。 でも、「受付のおねえさん」という職業に対しての思いは一貫していて、 学校で言うところの 「保健室の先生」 みたいな存在でありたいなと思いながら、 いつも全力で子どもたちにぶつかってました。 「受付事務」という職種の会社員としては、 かなり出る

          塾のおねえさま

          専業介護の孤独

          先日の立てこもり事件。 まず大前提として、こんなことは絶対に許されることじゃない。 被害にあわれた方やそのご家族の気持ちを思うと、 本当にやり切れない。 私はこれを読むまで、一方的な恨みとか、母親への異常に近い執着心とか そういうことが動機なのかなって思ってた。 いや、もしかしたらそうなのかも知れないけど。 ここからは、完全に私の経験から来る、私の妄想。 「専業主婦」って言葉があるけど、私も、この犯人も、 言うなれば 「専業介護」 だった。 仕事をしていない上に、通所

          専業介護の孤独

          液体塩こうじを使ったやわらか鶏ハム

          【用意するもの】 ・鶏むね肉 ・液体塩こうじ ・アイラップ ※アイラップは過熱(レンチンも)できるポリ袋で めちゃくちゃ便利です! アイラップ愛好者のレシピ本まであるくらい。 【作り方】 ①アイラップに鶏むね肉を入れる ②鶏むね肉の10%の重さの液体塩こうじを入れる ③袋の口を結んで冷蔵庫で1~数時間漬け込む (私はだいたい夜仕込んで翌朝過熱してました) ④袋ごと過熱する 過熱方法は人によりけりで、 私は大きな鍋にお湯をグラグラわかして、 アイラップごと鶏むね肉をどぼ

          液体塩こうじを使ったやわらか鶏ハム

          私のコツコツポイント投資

          2年くらい前から老後が気になって、 少しずつ投資をはじめました。 (今は老後どころじゃないですが💦) メインはNISA(楽天ポイント使用)で、 それ以外も全てポイント投資です。 チリツモの力を私は信じてる…! 私がやってるポイント投資を備忘的にまとめてみました。 LINE証券 ネットショッピングをする時に、 LINE Shopping を経由すると、LINEポイントを貯められるので、 貯めたポイントで株を買ってます。 LINE証券は1株から買える& セールの日(主に手

          私のコツコツポイント投資

          新庄が護ってくれたもの

          前にも書いた通り、私は「プロ野球」という 集団の箱推しです。 「信者」と表現することに何の違和感もないくらい、 古田が大好きな私にとって、 2004年の統一リーグ問題は、本当に辛い毎日 でした。 リーグ問題に絡んで、日々ニュースに取り上げられる スーツ姿の古田は、 グラウンドで見せる姿とはまた違う、 厳しい表情を見せていて、私はそれを見るのが辛かった。 賛否や評価は色々あるだろうけど、 あの時手をあげてくれた当時のライブドアと楽天、 つまりホリエモンと三木谷には、 「手

          新庄が護ってくれたもの

          ハラスメントからは逃れられない

          Twitterをふらふらしてると、 モラハラ、パワハラ、ブラック企業・・・ そんな事案に良く遭遇する。 みんなそういうの見たら、どう思うんですかね・・・ 「逃げて!」とか「そんな会社辞めないと!」 とか。 多分きっとそんな感じですかね。 もちろん私もそう思います。 でも、当事者じゃない人が思うよりずっと、 逃げる事って難しい気がしていて。 私は色んな種類のハラスメントを経験してきた、らしい。 らしい、というのは、渦中にいた時は そんな風には思ってなかったか、 認めたく

          ハラスメントからは逃れられない

          なってしまったものは仕方ないのだ

          病気・・・こと癌となると、 「なんで?あれが悪かった?これが悪かった??」 となる。 自分が、癌になってしまった理由を知りたくなる。 知ったところで、今自分が癌であるという現実は変わらないのですが・・・ これはまぁ、家族でもそうかも知れないですね・・・ 私の母の場合は、癌ではなくて、45歳でクモ膜下出血で倒れたのですが、 酒もたばこもやらない、どちらかというと食品添加物とか気にするタイプの 健康志向な人だったので、 酒もたばこもガンガンやる父は現実を受け止めきれなくて 保

          なってしまったものは仕方ないのだ

          ご報告と今後の予定

          昨日、無事に病院へ行ってきました。 きちんと自分の言葉で、全摘出と再建手術を受けると伝えました。 乳がんは比較的若い人も多いですし、 ご夫婦で診察室に入っていく方も珍しくありません。 そういう方を見て、心がざわつかない訳ではありませんが・・・ ひとまず、1人で診察室に入れた自分を褒めたいです(笑) 本当のひとりぼっちだったら、とっくに諦めて心折れていたと思います。 皆さんがたくさん励まし、支えてくださったから、 立ち向かおうと思えました。 本当にありがとうございます。

          ご報告と今後の予定

          本音の弱音

          バタバタと毎日を過ごしているうちに、 あっという間にこの日が来てしまった。 明日、病院へ行って、手術を受けるという事を 自分の口で伝えないといけない。 決意表明はしたものの。 やはり、主治医に伝えるというのは勇気がいる。 いよいよ後戻りできないというか・・・ 11月に告知を受けてから2か月程度。 常に強いストレスにさらされていたせいもあるだろうし、 薬の副作用のせいもあるだろうし。 特にこの1週間くらい、不安になるくらい体調が悪い。 色んなところが痛くて、動くことも