選択肢、選択し
乳がんのオプチャに入ってます。
みんな、自分の治療法について凄く調べて
色々考えてる。
私は、癌の告知を受けて、でも相談できる身内もいなくて、
ただただ先生の敷いたレールに乗っかり。
多分国内で一二を争うような癌専門病院で、
先生も良く話を聞いてくれて。
私の乗ったレールは間違えてないと思う。
でもそれとは別の次元の問題で、
もっと自分で調べたり考えたりしなくて良かったの?
という後悔が頻繁に頭をよぎる。
言葉にすることも辛いくらい変わってしまった身体と
対峙しないといけない毎日。
常に痛む右胸、脇、下腹部。
思うように動かない身体。
辛くて悲しくて、誰かに大泣きしてすがりつきたいけど、
そんな相手もいない。
どうせ長生きできないなら、温存したら良かった?
温存の選択をした人を見ると、
どうしてもそういう思いがよぎる。
そして、これから。
病理検査の結果待ちの今。
この上抗がん剤や放射線なんてなったら、
もう耐えられないと思う。
今まで、色んな身内を支えてきた気でいたけど、
自分が泣き喚いてすがりつける身内は、
実はいなかった、と。
「元気です!」「大丈夫です!!」
それしか言えない自分。
本当に情けなくて薄っぺらい人生を送ってきたんだな、と、思う。
こんな情けない私を見守り、支えて下さる皆様には、
本当に感謝しかありません。
こんなことしか書けないのも、
本当に情けない。
もう、切ってしまったんだから。
頑張るしかないんだから。
頑張ろう