週刊オールライター第37号(緊急差し替え) 「なぜ・・・」

 こんにちは。HISASHINJOです。本来であれば本日は3部作構成の「幼少期に影響を与えた機関車」の第3回「EF66」をお送りする予定でしたが、7月12日に私の精神にも直結する緊急事態が発生してしまい、この記事と差し替えてお送りします。
今年5月11日に配信した臨時特別号を引用してこの記事を書いているということは、言わずもがな、あの記事についてです。
本当はこのような悲しい事件を記事にしたくありませんが、命に関わる事態ですし、私と同じような人が起きてほしくはないという願いも込めてこの記事を書いています。最後までご覧ください。

1. あの日何が起きたのか

 あの日私は大学の授業で行っている地域プロジェクトの打ち合わせを終え、帰宅するところでした。そして何気なく開いた日刊スポーツLINE版の速報を見て仰天。

「ryuchellさん死去」

これを見た瞬間、人目も憚らず
「えっ!?」
と声を出してしまいました。
そしてこの速報板を一目見ただけで何が起きたのかを察しました。
これ、自○だな」
と。
そして次の瞬間、恐怖心に襲われました。

2. やはり怖かった

 なぜ恐怖心に襲われたのか。それは引用している臨時特別号で上さんが自○したあの日と同じ理由です。
「母方の大叔父を同じ方法で亡くしており、それがトラウマになってしまったから」
です。
上さんの一件はこのトラウマが初めて「フラッシュバック」という目に見える形で襲ってきた為に精神状態が非常に不安定になり、命さえ危うい状況になってしまいました。
私はこの経験をもとに、トラウマが襲ってきたときの基本的な対処法を作りました。

1 SNSは即封印、翌朝になるまで見ない
2 テレビの視聴制限をつける(ビデオは例外)

 これを基本とし、今回もテレビ視聴はビデオ以外控え、SNSはそのニュースを知った瞬間鍵をかけました。
 実はこの時、確かにいつ精神が揺さぶられるかわからないくらい危うい状況でしたが、去年の上さんの一件よりかは少しマシでした。
あるとき大学で先生に教わったことですが、人間は
「一度大きな壁を乗り越えたら次にまた同じ壁が襲ってきてもすぐに対処ができる」
という性質を持っています。なので、上さんの一件のように車内で泣きじゃくるような事態には発展することはありませんでした。
ですが、「話を聞いてもらいたい」という一心があったので「こころの健康相談統一ダイヤル」に繋ぎ、話を聞いてもらいました。その翌日にはいつもお世話になっている大学の学生相談室に相談予約の電話をかけました。電話を受けてくれたのは私の担当の方でしたが、かなり心配されました。
「SNSをやめたりした?」
と。去年の5月11日の件は学生相談室にも話をしてSNS封印等に関して話し合っていますので、不安そうな声がして正直驚きました。

3. あの時も言ったが、もう一度警告するぞ

 この章で書く内容は、臨時特別配信の時も書いている内容ですが、同じ悲劇が繰り返されてしまったので、もう一度警告します。

「自殺はこの世の中で最もくだらない死に方である」

ということを。
「自分さえいなくなれば良い」と思う人がいたら私はその人を殴ります。逆にとても多くの人に迷惑をかけるからですよ。私も大叔父の案件で精神的大ダメージを負うという大きな迷惑を被っていますから。皮肉なことに我々日本人は
「抱え込みやすいせいで死に急ぐ」
「身内で抱えている深刻な問題を相談しない」
ことを世界から批判されています。私は、日本人には
「自分が抱える問題がいかに大きなものでも口外することはしない風習がある」
という自覚を持っていないように見えます。

もしGoogleで
「自◯したい」
と検索しても死に方は絶対に出てきません。出てくるとしたら
「こころの健康相談統一ダイヤル」
の電話番号です。
この記事の最後に、この記事を見た方に向けて電話相談窓口の電話番号と詳細HPのバナーを貼ります。このようなニュースが流れた際には、このような電話番号を記事に記載することはネット媒体の決まりになっています。

むすびにかえて

 今回はまさかの緊急事態に直面してしまい、このような突然の内容差し替えを行なってしまい、誠に申し訳ございませんでした。私は大叔父のせいで「トラウマ」という不治の後遺症を背負って生きていかなければならず、今後もこのような悲劇が繰り返された場合、また同じような記事差し替えを行う可能性は十分にあります。それくらいの事態だと思ってください。
 
私のこの切実な思いが伝わっていただければ、そして何より自◯を減らすことができれば幸いです。
本当に、お願いします。

電話相談窓口

・こころの健康相談統一ダイヤル
0570-064-556
(ナビダイヤル)
(その他、地方独自に電話相談窓口を設けており下記バナーにその情報が載っています。)

・よりそいホットライン
0120-279-338

https://www.since2011.net/yorisoi

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