
週刊オールライター第119号「就職活動開始1周年を迎えて、今思うこと」
突然ですが皆さんは、「2月14日」と聞いて何を想像しますか?
世間一般では「バレンタインデー」という答えが多く出ると思います。私にとってこの日は「就職活動開始記念日」という、私独自の記念日です。2024年のこの日、私は初めてリクルートスーツを身につけ、進路にまつわる大事なイベントに臨んだのでした。そしてそこから諦めずに続けた結果、10月25日に完結宣言を出すことが出来ました。今は入社先のガイダンスや、研修の準備などに時間を使っています。
今回は、この就職活動開始1周年を迎えた今、思うことを述べます。
1. 私の味方についてくれた方々 今も感謝しています
まず、私の味方についてくれた方々への感謝の気持ちがとても大きいです。私の就職活動を支えてくれたのは、常に同じ屋根の下にいてくれた両親、お疲れ様LINEを欠かさなかった小学校の頃からの友人、気にかけてくれた親戚、イベントに参加した際に人生に関して金言をくださった保井ひろゆきさん、ニュースの疑問に答えてくれた栗原景さん、不安定な状態になった時に止めてくれた土屋武之さん、時間を割いてまで私の「進路に関して相談させてください」というわがままに付き合っていただいた「鉄道ダイヤ情報」大杉豊編集長・編集の方・伊原薫さん、常に作戦を考えてくれた就活エージェント・・・あげ出すとキリがありません。今思うと、これだけたくさんの人々を味方にできた私が信じられません。自分で自分のことを信じられない状態です(プラスの意味で)。
10月25日に終了宣言を出した後、栗原さんをはじめとする「鉄道ダイヤ情報」に携われている方々、保井さんをはじめとする2023年のNACK5開局35周年企画でお世話になった方々にお礼のメールを送信しました。その結果、たくさんの祝福の言葉をいただき、母からも
「この言葉達をしっかり受け止めて、絶対に忘れずに仕事して。」
と言ってくれました。これだけ多くの人が、私の味方でいてくれたということに気がつけた自分にもですが、本当に信じられない状態が今でも続いています。このような経験は今後起きることはほぼないでしょう。それほどまでに、この就職活動は大きなイベントだったのです。
改めて、この場をお借りして、私を支えてくださった全ての皆様に感謝申し上げます。

この日、この駅近くのとある場所から、私の就職活動は幕を開けました。

(姫路駅にて撮影)
この遠征は、志望していた業界と自分の適性が合っていないことに気が付かなかったことで、失敗に終わりました。
ですが、経験値を積んだということを考えると、決して無駄ではなかったように思います。
2. 人生で初めて「責任を果たす」を実行 森且行選手からの学びを初めて守った
そしてこの就職活動では、私が「成長した(より大人になった)」と思うところがあります。それは、
「人生で初めて『責任を果たす』を実行できたこと」
です。
この「責任を果たす」ということの重要性は、尊敬するオートレーサーの森且行選手から学びました。
森選手の記事を書く度に言っていることですか、私は大学生になるまでの間、1人で責任を持って諦めずに目の前のタスクをやり切るという行為をしたことがありません。高校受験や大学受験も、親が介入してくれないと成功できませんでした。特に大学受験の場合は、深刻でした。
そのような状態だった私に喝を入れてくれたのが、森選手でした。森選手の日本一までの道のりを見て、
「責任を果たすことが真の大人」
ということを学びました。当たり前のことかもしれませんが、当時の私はそのような当たり前のことができなかったのです。
今回のこの就職活動で、親が介入した記憶はありません。エージェントとの契約や、就活イベントの参加、スケジューリングなど、私がほぼ1人でやっていました。だから今、「就職活動をやりきる」という責任を果たせた、と大きな声で言うことができます。責任を果たせたと大きな声で言えるのは、人生で初めてのことです。大きな成長ですし、とても嬉しいです。
むすびにかえて
今回は、2月14日に就職活動開始1周年を迎えた今、思うことを述べました。いろいろな方に支えられて、今の自分がある、そう学ぶことができた貴重な機会でした。この恩を忘れずに今後の人生を生きていこうと思います。
次回予告
ここで、次回の予告をします。次回は、私の卒業旅行の模様をお送りします。今回の卒業旅行は、推しと友人に会いに行ってきます。お楽しみに。