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ハリーポッターを政治面から分析

俺は昔からハリーポッターが好きだった。原作も映画も全て目を通した。

で、大人になってから久しぶりに見返したけど、色々違った視点があって面白いなと思った。

今回築いたのは、ハリーポッターの世界の政治って腐敗してるよねってこと。
民主主義の発祥地、イギリスで描かれているのに、政治は北朝鮮レベル。

全ての権限は魔法省に集中し、三権分立のかけらもない。
では、以下の3つの側面からハリーポッターの政治を分析してみよう。


①司法と行政の分離

不死鳥の騎士団の冒頭で、ハリーが、マグル界で、ディメンター撃退のために、魔法を使ったことに対して、処分を決める裁判がある。


ここでは、まさかの、魔法大臣=首相が同席。
そして、裁判の中でかなり重要な役割を担っている。

つまり、司法と行政の分離が全く出来てない。
行政によって、恣意的に、裁判の結果を決められる。

②教育と行政の分離


同じく、不死鳥の騎士団では、魔法省事務次官である、アンブリッジがホグワーツの教授に着任し、自ら教鞭を取る。

そして、ハリーたちに平気で体罰を行う。
ダンブルドア軍団が見つかった際には、ハリーに苦しみの呪文、クルーシオをかけようとする。

つまり、行政と教育の分離が全くできてないほか、思想統制、体罰も平気で行われている。

習近平もびっくり。

③民主主義制度なし

魔法省には議会も政党もない。
魔法大臣を選ぶプロセスも不明確。

④天下り横行

ホグワーツの理事に、魔法省官僚である、ルシウスマルフォイがついている。
つまり、学校と魔法省の関係が密接。学校への天下りが蔓延っている。

以上、ハリーポッターを政治面から分析してみた。
北朝鮮並に酷いといえよう。

個人的な意見だが
ヴォルデモートがいなくても、何れ魔法省は乗っ取られる、あるいは自滅していたのではないかと考える。

政治システムに関してはマグルの方が遥かに優秀だね。

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