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都構想否決の壁は大きい

2015年、2019年の都構想は1%未満で双方とも否決されている。

俺は都構想は論理的には正しいとは思っている。だから賛成。

ただ、都構想賛成=賢い、反対=愚民という構図が語られることが多いが、この構図こそ馬鹿げたものはないと思っている。そもそも自ら=賢い、他人=愚と仮定する時点で、ポピュリズム批判と同じ論調。

維新支持者でたまにこれ見かけるけど
こんな論調取るなら、選挙の度に有権者ガー!と喚いて選挙結果を受け入れない共産党と同じだよ。思考回路があいつらと一緒なのによく維新支持者を名乗れるよね。

ではなくて、
俺はこれは生き方に関わるものだと思っている。

日常生活でも
俺らは会社や学校など、所属する組織に不満を感じつつも、辞める勇気は無いのではないか。どちらかといえば、学校などに所属したまま、内部で改革が行われることを望む。

大阪も同じ。大阪市には不満はあるけど、無くなるのは怖い。できるなら、大阪市は無くさずに、今の体制で改革が進んで欲しい。

そういう、日常生活の生き方を反映したのが、2回の都構想の否決だと考えている。

この1%未満の壁は大きい。

可決にはどうすれば良いか?
デマ対策やタウンミーティングを増やすことは勿論だが、
一人一人が生き方や考え方を変えていくしかない。所属する組織に縛られず、自由に生き、大胆な決断をする生き方に。


都構想否決は愚かだ!という人。
自分達も、立場によっては否決した人と同じ行動を取っているのではなかろうか。もう一度振り返って欲しい。

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