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018:ホリスティックの起源は体液病理説!?

星座占いというざっくりとしたものではなく。医学としての占星術を紐解いて行くと、結果、ヒポクラテスまで遡った。なんか、生命の起源を遡って行くと無機物から有機物に進化した深海に辿り着く。みたいな。そんな気分になった。

西洋医学は、『四体液説』を基盤に発展し、「血液、粘液、黄胆汁、黒胆汁」の4種類を人間の基本体液とする。後に解剖生理学の発展により、今の近代医学となるのだが、基本体液の調和によって身体と精神の健康が保たれ、バランスが崩れると病気になるという考え方で、インド(アーユルヴェーダ)、アラビア(ユナニ医学)からギリシャ(ヒポクラテス)と同じ基盤を持っている。
古い中医学の基盤も、ほぼ同じだと思うが、陰陽五行と分けると10の区分を持つことになる。日本の東洋医学や漢方は、中医学をベースに日本の風土に合わせたものと言って良いと思うし、日本では近代医学はオランダ経由で入ってきたと思う。
しかし、西洋占星術と四体液説がリンクした時、陰陽五行説における子午流注のように、臓器と時間、季節をリンクして考えると、24時間と言う単位に揃うので、これも、きっと、自然物理の法則の「なにか」なのではないかと思う。
医学界では、2017年に、ノーベル生理学・医学賞の受賞者が、体内の概日リズムを制御する分子メカニズムを発見した3人の米国人科学者に決まったくらいなので、まだまだ、三次元の人間如きには理解できない事象はたくさんあると思われる。

かくして、自然療法と言うものが、祈祷やまじないではなく、なんらかの自然物理の法則に基づいたものと考えると、西洋占星術(天体物理学)も、フラワーエッセンスや気功(量子力学)もいつか、メカニズムが解明できる学問なのだと思う。

いまは、「理由はわからないが役に立つ!」でもいいかもしれない。

兎にも角にも、全体を見る。という事は、実は細部が理解できなければ、分からないとも思う。

私が開いている自然療法の入門者のクラスで、こんなに医学的な難しい話があると思わなかった。と言う声をよく聞くのだが、難しい話をこれでも簡易的に話しているつもりがあるのに難しいのか。と、悩む一方で、全部を理解しなくても、アロマテラピーやメディカルハーブが『補完療法』『自然療法』と、『療法』と言うからには、そこには医学的、薬学的なバックボーンがしっかりありますよ。と言う事は、理解してほしいと思っている話をすると、多くの生徒さんは、もっと簡単なものだと考えていたことを口にします。

そこに、私は恐怖を感じました。
このnoteをフォローしてくださっている方は、私の持病が『化学物質過敏症』であることをご承知かもしれませんが、これは、言わば、地球上に新たな不自然な化学物質を作り上げる人間への警鐘かもしれないことを、まだ、誰も気づいてくれていません。がんの罹患者が増えたことも、発達障害の人が増えたことも、いや、増えてはおらず、実は古来より人口の一定定数の比率で発生しているのかもしれませんが、そして、人間は、寿命をコントロールするミトコンドリアの影響すらも、突破してしまっていますが、そう言う不自然なことをしていて、宇宙の大きな物理法則上、許されるのか、分かりませんが。(笑)

自分の頭で考えずに、売っているから買う、使う。食べる。売っているから安全神話を信じている人の何と多いことか。と、本当に怖いです。

物事をミクロにもマクロにも視点をずらして見る。
もしかしたら、それこそが『ホリスティック』かな?と、思い至りました。

私は、クライアントに『ホリスティック・アロマテラピー』を提供しているつもりです。クライアント自身が気が付きにくいこと、そっとアロマテラピーを介して、ご本人が『天啓!?』と思うような気づきをサポートできたら最高ですね。

今日も、研究と臨床と教育を回していけるように頑張ろう(笑)

ご支援ありがとうございます。いただいたご支援は精油の購入や「アロマケア」の臨床研究費としてありがたく頂戴して、研究成果を発表していけるように頑張ります。今後ともよろしくお願いします。