【英会話初心者さん向け】英会話の話題作り‼︎
noteで英会話レッスンの記事を書くのはもしかして初めてかも?!
英会話アッチェスのレッスンでは『英語は全く話せません!』と仰る、いわゆる「英会話初心者さん」と言われる方を対象に教えています。
ですがこの「初心者」って、自己申告制だし、定義が本当にあやふやでして。。。
なので、自分に最適な英会話の勉強方法って、多分、千差万別だと思いますが、最近またチラホラと【英会話の話題作り】に困っている方がいらっしゃるようなので、少しだけ私が試した方法&レッスンでも紹介してる方法を書いてみます。
私の場合はそもそも英語は全く喋れなかったので、ネイティブ講師相手の英語オンリーのレッスンではずっと無言でした。
で、それくらいの英語力の頃にどんな対策をしてたか?って言うと、【英会話作文】をしてました。まだまだネイティブ相手に喋る前の準備段階って感じですね。
1つのメインを話したら、そこから具体的に話題を掘り下げる、って練習。
具体例を挙げますね。
これ、実話ですけど、数日前に「タコライス」を作りました。私はほぼ料理しないので初めて作りましたが、あまりに簡単にできて驚きました。
さて、「タコライスを作った。」くらいなら、英語に出来そうな気がしませんか?
日本語は主語が無いことが多いですが、この場合は「私」ですし、
「作る」って動詞も「make」でも良いし「料理する」って意味の「cook」でも使えそうですよね。
そしたら動詞を過去形にして、
「タコライスを作った。」=「I made / cooked タコライス」ってのは簡単に言えそうですよね?
そういえば、英語が話せないまま海外に住み始めた当初、「週末何してたの?」ってしょっちゅう質問されていて、だから当時は月曜日に人に会うのが憂鬱と言うか恐怖だったのですが、
土日の間に「話す内容を準備しておく」という対策を思いついてからは少しは気持ちが楽になったものです。
話しを戻して、「週末何してたの?」って聞かれて「I cooked タコライス」だけじゃ、ちょっと会話量が少ないんですよね。
なので、さらにここから話題を広げる練習をしましょう。
もっと詳しい情報を出来るだけ相手に伝えるイメージです。
例えば:
・材料は〜でした。
・味付けは〜。
・30分くらいで出来た。
・初めて作りました。
・美味しかった。
・すっごく簡単だった。
・また作りたい。
・今度はチーズも入れたいな。
などなど。
これを英語で言いたい訳ですが、日本人ってめちゃくちゃ真面目だから、材料とかも全部言おうとするのね。
けど、今から料理する訳でなはないし、お互いにただ打ち解けるための会話なのだから、メイン3つくらいだけ言えば大丈夫。
あと、「材料」って英単語には「ingredient=イングリーディエント」ってのがあるけど、「しょっちゅう料理の話しをするよ!」って方でなければ、わざわざ覚えなくても先ずは大丈夫。
代わりに「〜を使いました。」って言い換えて「I used 〜」と言っちゃえばOK!
例えば、「I used トマト、レタス、合挽き肉」みたいな感じ。
ただ、「合挽き肉」の英単語=「minced meat(ミンスト ミート)」も知らなければ「お肉= meat」でOK!
今は会話量や話題のボリュームに慣れる事が目的だからね!
あと、私は日頃から料理しないから、英会話でも料理の話しをした事がなくて、「合挽き肉」って英単語もいま調べました。
やっぱり自分が使わない英単語ってわざわざ覚えないもんね。なので、自分に必要なさそうなら無理に覚えなくてもOKです!
続きまして「味付け」は「seasoning(シーズニング)」って英単語があるけど、これはカタカナでも聞いた事がある方もいるのでは?
動詞だと「season」となり、「季節」って英単語と全く同じです。紛らわしいけどお陰で覚えられるのでは?
ただ、「受け身」の形で使われる事が多いようなので、ここでは例えば「加える」って英単語の「add」を使うと簡単に言えそうです。
(もちろんuseを使っても良いけど、何回も同じのだとつまんないしね)
そうすると「I added ケチャップ、醤油、カレー粉」なんて感じで言えますよね?
同じように、「30分くらいで出来ました」も、「それはだいたい30分かかった。」と言い換えれば、学校で習ったお馴染みの「It takes〜」を使って「It took about 30 minutes.」って言えます。
「初めて作りました。」も「それは初めてでした」と言い換えて「It was the first time」とか「It was my first time」とか言えます。
そして「美味しかった。」「すっごく簡単だった。」は、どちらも「仮主語」と呼ばれる「It」で始められるので「It was tasty」と「It was easy」となりますが、「It was」の繰り返しのところははしょって、一気に「It was tasty & easy」と言っちゃいましょう!
「また作りたい。」は「〜したい」が入っているので「I want to〜」が使えます。最初に書いたように「作る」はここでは「cook」でも「make」でも良いと思いますし、
「また」は「再び」って意味の英単語 =「again」なら聞いたことあると思うので、そうすると「I want to cook / make it again」って感じで言えそうです。
「今度はチーズも入れたいな。」にも「〜したい」が入っているので、スタートは「I want to〜」となります。
「入れる」は先ほども書いた「add(加える)」でも良いと思いますし、この場合のチーズは上に「載せる」イメージなので「put=置く」という英単語も良さそう。
「今度」は「次回」という意味なので「next time」を使って、
全部合わせると「I want to add / put チーズ next time」と言えます。
じゃぁ、これだけのボリュームの英語を全部をまとめてみるとどんな感じになるでしょうか?
【タコライスを作った】
・材料は〜でした。
・味付けは〜。
・30分くらいで出来た。
・初めて作りました。
・美味しかった。
・すっごく簡単だった。
・また作りたい。
・今度はチーズも入れたいな。
↓
I cooked Taco rice. I used tomatos, lettuce and (minced) meat. I added ketchup, soy sauce and curry powder. It took about 30 minutes. It was my first time. It was tasty and easy. I want to cook it again. I want to put cheese next time.
こうして見ると、結構なボリュームだと思いませんか?
実際に声に出して読んでみても、20秒〜30秒くらいはかかるんじゃ無いかと思います。
それって、はたから見たら、英語ペラペーラの人ですよ!
1文1文は大して難しいことは言って無いのですが、これだけのボリュームを話せるようになると
【私、英語を話せてる!!】って感覚が体感できると思います。
あとは、できれば同じフレーズや英単語を何度も繰り返すのは避けたいので、慣れてきたらこの文章全体を見て、繰り返し部分ははしょって、くっつけられるところは「and」を使ってくっつけちゃってください。
例えば:
I cooked Taco rice for the first time. I used tomatos, lettuce and (minced) meat, and added ketchup, soy sauce and curry powder. It took me about 30 minutes. It was tasty & easy. I wanna(ワナ) cook it again and put cheese next time!
こんな感じ。
ちなみにwanna(ワナ)はwant toのカジュアル会話バージョンみたいな感じです。あまり「アイワンとトゥ〜」って言う人は居ないので、リスニングのためにも覚えてた方が良いかと思います。
改めて英語だけ見てみると、いきなりこれだけのボリュームの英語を書くのはハードル高いですよね?
なので、手順としては:
先ずはぜんぶ『日本語』で書き出してみる。
↓
メインとなる一言から書いてみる。
(「はぁ、疲れたぁ…」とかでも良いよ!)
↓
その具体例や詳細情報をできるだけ書き出してみる。
(昨日寝るのが遅かった、今日はずっと忙しかった、など、メインの一言の理由とか、具体例とか!)
↓
さらにその1文ずつを、自分言えそうな英語に変換しながら英語の文章にしていく。
(どんどん自分の知ってる英単語で言えるように言い換えて行こう!)
↓
全体を見て、繰り返しになってるところや、くっつけられそうなところははしょってくっつける。
(andでくっつけられると便利!)
さて。
これだけの手順を全て一度に取り組むのはやっぱり時間がかかると思うので、
最初の日は日本語だけ書き出す
↓
翌日からは1日に1文ずつ英訳していく、って感じで分けて取り組むと良いですよ!
メインの一言は「あー、筋肉痛だぁ」とか、ほんとなんでもOK!
実際の英会話の場面なら、例えば職場で「うぁー筋肉痛だー!」って思わず口に出しちゃったら、「どうしたの?」「何したの?」って聞かれるだろうから、そこから具体的に話せるようにしておくイメージ。
・昨日ジムに行った。
・家の近くでジムを見つけた。
・1時間くらいトレーニングしてきた。
・久しぶりに運動した。
とかね。
こんな風に、「簡単な英語は話せるのに、ただ単に話題が無い、何も思いつかない」って理由で英語が話せないと思い込んでる方もいらっしゃるので、そんな方はぜひ!
『簡単な英語 x ボリューム』がこの対策のキモですので、まずは日本語での具体的な話題作りから取り組んでみて下さいね!!
では!
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