2021年に20歳になった僕、
こんにちは。一生に一度の成人式が中止。当日、自粛していた僕(普段は僕とは言いません)はインスタを見て絶句しました。同じ地区に住んでいる人・高校時代の同級生などが普通に会って遊んでいるのを見たことで精神的苦痛を感じ、インスタをしばらく見ないことを決心した「はらっちょ」です。ちなみに見ないで約1ヶ月が経過しました。
そんな僕は2021年1月に20歳になりました(早生まれ)。例年だったら今頃は友達やバイトの方々とお酒を酌み交わす生活を送っているはずでした(多分)。今はそれができません。動きが制限され、不自由な生活を強いられています。そんなコロナ渦だからこそ、当たり前のように自宅で食べることで得られる「たのしさ」を再発見できました。
成人式当日、周りと自分の違いで機嫌がとんでもなく悪かった僕。大学のレポート課題も佳境で取り組まなければいけないのに、体のだるさとイライラでずっと家で寝て、何もしないで過ごしていました。その日の夕食。僕がかねてより食べたいと言っていた‘もの‘を家族が僕に内緒で用意してくれていました!
それは”フグ”でした。
普段から料理動画、とくに魚料理の動画を趣味として見ていて(料理はしない・したいとは思っている)、そのきっかけとなったのが、フグを捌いて食べる動画でした。その動画を見た2年ほど前からのフグを食べたいという念願が、成人祝いという形で叶ってとても嬉しかったです。国産フグの味は最高でした。
当たり前のように毎日一緒にご飯を食べている家族がいること、そのおいしさを共有できる幸せさに、フグを食べたことで気がつきました。こんな時代に20歳という年齢になって、両親とお酒を飲むことで広がる家族との何気ない会話が今、楽しいです。父親が面白くないボケをしたり、兄弟が学校の話をしたり、母親が進路の心配してきたりと、他からみたらしょーもない話ですが、それをできるのも後2.3年だと思うとどこか寂しい気もします。「家族とおいしい食事をしながら、会話をする」という時間を大切に、楽しく過ごしていきたいです。※おいしい食事には、もちろん自炊も含まれます。僕の家も基本的には自炊です。
これを読んでくれたすべての人が、家族との限られた時間をあたらめて見直してくれればいいなと思っています。
最後に:今回、#おいしいはたのしいコンテストに応募させていただいた理由の1つには生産者を応援したいという意味合いも含んでいます。コロナ渦で時短営業や営業自粛を行っている飲食店が多いため、出荷されるはずだった食べ物が余っているそうです。インターネットで検索すれば色々な形で生産者さんを手助けするものがあるので、是非調べて欲しいです。一緒に生産者さんを応援しましょう!