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ストレンジャー・シングスに出てくるポラロイドじゃない方のカメラ
Netflixの超ヒットコンテンツ「ストレンジャー・シングス」。
皆さん観てますか?
少し前に始まったシーズン3のための大体的な広告に惹かれて、遅ればせながら初めてシーズン1から見始めました。あっという間に見終わりました。
主要キャラの一人、カメラ小僧のジョナサン。物語の冒頭からジョナサンの撮った写真がキーアイテムとして使われたりもしています。
(ストレンジャー・シングス+カメラといえばポラロイドという風潮ありますね。映えますもんね。)
そのジョナサンが使っているカメラ、大写しになった時によく見るとPENTAXかつPENTAX-Mレンズであることはわかります。
海外の掲示板を覗いて見ると、シーズン1で使われているのがPENTAX ME、シーズン3はPENTAX ME Superということで落ち着きそうです。
シーズン1でスティーブたちにトラウマになりそうなくらい嫌な感じでMEを壊されたあと、インターンとして新聞社で働き始めたシーズン3でME Superに買い替えたということでしょうか。
PENTAX MEというカメラ
ペンタックスと言えば、スクリュー式のM42マウントと現在も続いているKマウントが有名ですが、このMEはKマウントの一眼レフフィルムカメラで、標準レンズは小型軽量が図られたMシリーズ。
電子式シャッターで絞り優先専用機というなかなかに尖ったスペック。ME Superはマニュアルモードが追加されたりシャッター速度が1/2000までと、スペックアップされたモデル。
ストレンジャー・シングスは1983〜85年のアメリカが舞台。MEは1976年、ME Superが1979年発売ということで、年代もぴったり合ってます。(2年で身長伸びすぎだろマイク)
Mシリーズの特徴はなんといっても小型で軽量ということ。すごく小さい。
バケペンの愛称でおなじみのPENTAX 67IIと比べてみましょう。
親と子、どころの差じゃないですね。サイズ感がわかりません。
CONTAXの中では小型軽量と言われるCONTAX Ariaと比べてみます。
ME、小さいです。高さも低いし、奥行きも薄いです。
ちなみにですがこのPENTAX ME、旭光学を表すAOCOロゴがペンタプリズムに刻印された最後のモデルでした。
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