杉田 洋人 / toasts

フィルムで写真を撮ります。デジタルでも撮ります。 https://toasts.jp/

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  • 写真のあとがき

    撮れた写真を見ながら撮った時の気持ちを振り返る、写真に一言!なコーナー。

  • ひと月遅れる日記

    その日に書いた日記が、約ひと月後忘れた頃に届く、書いてる本人も楽しめるちょっと珍しい日記です。全てその日にフィルムカメラで撮られた写真です。

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    いい本をみんなに知ってほしい!

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モノクロネガ6種類を撮り比べてみた

とても久しぶりのnoteです…。 独立してフリーランスになった矢先にこんな社会情勢になってしまい、タイミングがいいのか悪いのかよくわからないまま日々を過ごしています。 さて、昨年末から少しずつ撮りためてきた写真の現像とスキャンがやっと終わった(時間かかりすぎ…)ので、ここにまとめていきたいと思います。 使用したのは人生初めてのモノクロフィルム(!)。 それも、ISO400の異なるネガフィルムを6種類、試してみました。元々モノクロフィルムを使ったことのない自分が、どのフィル

    • CARMENCITA Film Labにフィルムを送ってみた

      先日SNSで、学芸大学の本屋BOOK AND SONSのアカウントからあるお知らせがアナウンスされました。スペインのフィルムラボであるCARMENCITA Film Labと提携してフィルムのスキャンサービスを開始するという内容でした。 スペインのフィルムラボ「CARMENCITA Film Lab」提携のお知らせ | BOOK AND SONS CARMENCITA Film Labについては以前から知っていて、個人的にフィルムを送ろうと思ってサービス内容について調べたり

      • カラーネガフィルムのデジタル化について思うこと

        フィルムは紙に焼いてこそなんぼだ!という思いはもちろんあるし、定期的にプリントして(家のインクジェットプリンターなので質はもちろんそれなりですが…)楽しんでもいます。なのですが、やっぱりデジタライズすることは必須な作業だと思うのです。 いつも現像とスキャンをセットでお願いしている山本写真機店さんの仕上げは素晴らしくて、写真を撮るのが上手くなったような錯覚に陥るくらい満足しているのですが、現像はさておきやっぱり仕上げは自分でやりたいという思いも消えません。 EPSONのGT

        • ひさしぶりに味わった縁日の雰囲気

          近くのお不動さんの縁日へ久しぶりに行ってきた。今年は夏もお祭り一切なしで過ごしてきたので、このお祭りの感じがすごく久しぶり。 テンション上がって、縁日っぽい写真をたくさん撮ってきた。 今回はフィルムではなくデジタルです。

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          戦いの朝

          いつ頃からか、被写体としてあるまじき防御態勢をとるようになってしまったこの子。 どうやって虚を突いてシャッターチャンスを狙うか、毎朝の戦いは続く。 現像はいつもの山本写真機店さんなのですが、こんな写真ばっかりで申し訳ない思いが募ります。。 (追記) こんな言葉を頂戴しました。(よかった…)

          最後の原美術館

          老朽化を理由に2021年の1月に閉館することが決まっている原美術館。なくなってしまう前にもう一度見ておきたい思いが募ったので、行ってきた。 館内に入って受付を通ると思い出した、こんなだった。どうやら以前に二度来たことがあるっぽいのだけど、ジム・ランビーの「アンノウン プレジャーズ」を観たことしか思い出せない…。そのジム・ランビーも2008年に開催されたもので、そりゃ思い出せなくなるわと納得するほど昔なのでした。その時にはなかった鈴木康広さんの作品が増えてたり。 もともと個

          最後の原美術館

          CLASKAが閉館するというので

          2003年にホテル「ニュー目黒」をリノベーションしてできた「Hotel CLASKA」。その手のホテルの先駆けとも言われるこのホテルですが、なんと今年の12/20を持って閉館してしまうそう。 家の近所なので毎日のように前を通ったりしてるのですが、何を隠そう一度もこのホテルに泊まったことがないのです。この界隈に住んで結構長いので、泊まってみたいという思いは前からあったものの、家から歩いて5分の場所にお金を払って宿泊するという行為がなんとなく受け入れられないまま今に至る貧乏くさ

          CLASKAが閉館するというので

          ブローニーのKodak Portra 400

          ブローニーのKodak Portra 400

          目測で絞り開放

          目測で絞り開放

          刺さる人には刺さるGR10というフィルムカメラ

          一桁多いのでは?と思った人がいるかも知れませんが、書き間違いではないです。GR10です。 カメラがデジタル化されて久しい今も、連綿と続くGRシリーズのまさに初代GR1の廉価版と思われる(多分)GR10というカメラ。1998年(GR1に遅れること2年)にリコーが発売したコンパクトフィルムカメラ。 どんなカメラなのかを紹介していきます。 GR1に負けてるところ いきなりですが、まず気になるGR1と異なる点。 ・撮影モードはプログラムAEのみ ・露出補正ができない ・外装がチ

          刺さる人には刺さるGR10というフィルムカメラ

          RPX 400 / Rollei

          モノクロネガフィルム6種類の撮り比べをしました。 経緯や他のフィルムは↓こちらをご覧ください。 最後のフィルムはRolleiです。 コントラストは低めで、柔らかい光が映るように思います。超微粒子というわけではなく、暗部にのったほどよいザラつきが面白い印象ですね。 Rolleiという響きだけでいい写真が撮れそうな気持ちになるのは自分だけでしょうか。ちょっとした憧れのブランド。

          FOMAPAN 400 / FOMA

          モノクロネガフィルム6種類の撮り比べをしました。 経緯や他のフィルムは↓こちらをご覧ください。 東欧はチェコのフィルムメーカー、FOMAがつくるISO400のモノクロフィルム。東欧…という響きだけで雰囲気のある写真が撮れそうな気になってきます。 シャドウのグラデーションになんとも言えない叙情的な余韻を感じるんですが、気のせいでしょうか。モノクロなのにじーっと見てると色が浮かんでくるような。 最後の写真とかちょっと意味のわからないシチュエーションだと思うんですが、なんかとて

          Retro 400 S / Rollei

          モノクロネガフィルム6種類の撮り比べをしました。 経緯や他のフィルムは↓こちらをご覧ください。 粒状性がとてもよく、クリアですっきりとした印象。 シャドウの表現が豊かで、柔らかい光をとらえるのによさそうなフィルム。室内とか曇天とかに向いてそう。 コントラストが低めなのは好み。

          Retro 400 S / Rollei

          DELTA 400 / ILFORD

          モノクロネガフィルム6種類の撮り比べをしました。 経緯や他のフィルムは↓こちらをご覧ください。 個人的にとてもよく撮れたと思ってる一本。 なめらかな粒状感にほどほよいコントラスト、しっかりシャープネスもあってスナップを撮るのにちょうどいいフィルムだと感じました。

          HP5 PLUS / ILFORD

          モノクロネガフィルム6種類の撮り比べをしました。 経緯や他のフィルムは↓こちらをご覧ください。 いい感じに街中の風景を撮れた気がしてる一本。 初めて使ったILFORDのフィルムでした。

          T-MAX 400 / Kodak

          モノクロネガフィルム6種類の撮り比べをしました。 経緯や他のフィルムは↓こちらをご覧ください。 なんか別の日に撮ってるのに同じような室内の写真が多くなってしまい、、結果的にバリエーション不足になってしまった一本。 個人的には多分に好きです、コダック。